Pantha's Labyrinth
ぱんさのカニのいる生活
−二枚貝に共生するカニの飼育−
海水への依存度
100%
のカニ
 
はじめに・・・

カギヅメピンノ
画像提供:かぁにぃ
 この飼育方法に該当するカニは、アサリ、カキなどの二枚貝に中で見つかる、白っぽい小さな海生のカニです。総称してピンノと呼ばれ、オオシロピンノ、マルピンノ、カギツメピンノなどの種類があります。
 このタイプのカニは、生活圏が二枚貝の中で、メスは一生をその中で暮らします。オスも二枚貝の中で暮らしますが、そこから出て、メスのいる貝を渡り歩くこともあります。
 自然界では、貝の中に入ってくる微小なプランクトンや有機物を食べていると考えられます。
 私自身は飼育経験がありませんが、諸氏の報告による飼育方法を下記にまとめます。

飼育上の留意点

まず「半海生のカニの飼育」を見てください。その上で、以下を見てください。

  • もともと生きた貝と共生する生き物なので、長期飼育はまず不可能と思われますが、意外と丈夫で、諸氏の報告によると数ヶ月は飼育できるようです。
  • 当然、海水に生きるカニなので、海水が必要です。海水は塩水ではありません。海水が入手しにくい場合は、人工海水を買って規定量を真水(カルキ抜きの水道水)で希釈して利用してもかまいません。
  • 飼育セットには、陸上は必要なく、水中でつかまることができる小石などを入れる必要があります。
  • このカニのサイズでは、半海生のカニのような飼育設備を設置することはコスト的に不可能と思うので、何かの容器で1日おきに少しづつ海水の交換(古い海水を捨てて、同じ量の新しい海水を足します。)をしながら飼うしかないでしょう。
  • はじめの海水の位置にしるしをつけておいて、蒸発したら真水(カルキ抜きの水道水)をその位置まで足します。これを足し水といいます。海水を足してはいけません。どんどん濃度が濃くなってしまいます。
  • エアレーションは必要です。
  • 飼育容器が小さいと、水温の変動が極端になるので、水温が高くなる場所では飼えません。できるだけ温度変化の少ないところを置き場所に選ぶ必要があります。
  • 餌は、海生のカニの飼育を見て、それらをほんの少し(爪楊枝の先に乗るくらい)与えて見るしかありません。たくさん与えると水が腐るので注意が必要です。
  • アサリ等生きた二枚貝は、これらのカニ以上に飼育が困難なので、一緒に飼育すると、アサリが死んで一気に水が腐るので止めること。

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