生 態 |
代表的な種類 |
【大型陸生のカニ】
亜熱帯・熱帯の海に近い山や森に棲み、夜になると外に出て活動する。
ほとんど海に入らない。
飼育方法 (飼育環境、飼育管理)
飼育環境
(甲幅5cm未満の若い個体)
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オカガニ (カンダクイガン)
ミナミオカガニ (オオオカガニ、ギターサオカガニ)
レインボークラブ
ハロウィンクラブ
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【陸生のカニ】
海に近い山、森の岩や石垣の間に昼間は潜み、夜になると外に出て活動する。
又は、河口のアシ原などに棲む。
ほとんど海に入らない。
飼育方法 (飼育環境、飼育管理)
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アカテガニ
ベンケイガニ
クロベンケイガニ
アシハラガニ
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【半陸生のカニ】
海際の護岸等を駆け回り、人間の気配を感じると護岸の隙間などに逃げ込む。
飼育方法 (飼育環境、飼育管理)
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イワガニ
カクベンケイガニ
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【半海生のカニ】
潮溜まりや海中の岩等の下や隙間に潜んでいて岩をどけると逃げ出す。たまに水の上に出る場合がある。
飼育方法 (飼育環境、飼育管理)
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イソガニ
ヒライソガニ
イシガニ
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【海生のカニ】
海の中の岩等の下や隙間に潜んでいている。ほとんど水の外にでない。
飼育方法 (飼育環境、飼育管理)
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オウギガニ
クロテナガオウギガニ
ベニオウギガニ
その他オウギガニ類
ベニツケガニ
ヒメミドリベニツケガニ
その他ガザミ類
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【二枚貝に共生するカニ】
生きたアサリ等の二枚貝に入っていたりする白い小さなカニ。
潮干狩りやスーパーのアサリに混入していることが多い。
メスは、生涯を貝の中で暮らし、オスは、メスを求め貝を渡り歩く。
飼育方法 (飼育上の留意点)
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画像提供:かぁにぃ様
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オオシロピンノ
マルピンノ
カギツメピンノ等
ピンノ(カクレガニ)類
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【深場海生のカニ】
数十m以深の海に棲むカニ。エビ刺網などで上がってくる。
【飼育上の留意点】
- 水温は15℃以下、一般家庭では飼育は難しい。
- 水質に敏感なものが多い。
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中、大型のクモガニ類
エンコウガニ類
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【砂浜陸生のカニ】
潮の届かない海の砂浜に大きな穴をあけて棲み、夜などに砂浜に出てきて食べ物を探す。
ほとんど海に入らない。
【飼育上の留意点】
- 砂を20cm以上の厚さに敷き、砂の底5cm程度海水を入れた環境で飼育。
- 砂の表面に餌皿を置き、餌を与える。雑食性。
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スナガニ
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【砂浜海生のカニ】
海中の砂の中に潜む。ほとんど陸にでない。
潮干狩りなどで、よく出会う。
【飼育上の留意点】
- 基本的には【半海生のカニ】又は【海生のカニ】に準ずる。
- 基本的に陸上は必要ない(ろ過装置などによりエアレーションができていれば)。
- よりよい環境を求めるのであれば、潜り込めるよう底砂に細かい砂を敷く方がよい。ただし、それをする場合には、底面ろ過は使用できない。このため、外掛けフィルター、パワーフィルター等の利用が必要。
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キンセンガニ
マメコブシガニ
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【干潟のカニ】
満潮時には海につかる干潟に穴を掘って棲み、干潮になると一斉に出てきて干潟で餌を探す(砂団子を作る)。
【飼育上の留意点】
- 干潮・満潮がないと長く飼育できない。干潮・満潮をつくる仕組みを考える必要がある。
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チゴガニ
コメツキガニ
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