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植物の光合成に必要な波長

植物の光合成に必要な波長はかなり研究されていて、640〜690nm(赤色波長)、420〜470nm(青色波長)が特に重要とされています。
我々が室内で使う蛍光灯の場合、光合成にあまり関係のない緑色、黄色波長の比率が高く 人間の目に物がどう見えるかを重点に開発されたものであり、植物育成にはまったく相応しくありません。つまり、植物に必要な波長が少ないので、これを植物育成に使用しても電気代の無駄になるだけです。
一般的に赤色波長は、光合成を促進し植物を上に伸ばす効果があり、青い波長は植物の横への広がりをつくる効果をもたらすとされています。
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ビオルックス(ビオルクス)等植物育成灯
こうした光合成の特徴を踏まえて開発された植物育成用の蛍光管がビオルックスです。発売はかなり古いのですが、今もなお効果と経済性の高い植物育成用の蛍光灯として利用されています。
我々人間の目から見ると、ビオルックスの光は、なにやら薄紫色ぽく見え、植物に当たっても植物はあまりきれいに見えませんが、我々の照明用ではありませんのでどうでもいいことです。
現在では、HID(メタルハライドランプ)の活用もされますが、灯具だけで数万円、球が数千円と高価で、発熱量、消費電力も大きく一般的でありません。また、発光ダイオードによる植物育成灯もあるようですが、光量も少なく高価なだけで効果のほどは疑問です。

ビオルックス等植物育成灯は、NEC、ナショナルから8W程度から40Wまで色々な製品が出ています。
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メーカー
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商品名
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説明
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型番
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NEC
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ビオルックス
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スタンダードなビオルックス
400〜500nm(青色波長)および600〜700nm(赤色波長)の放射に特別の考慮
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FLxxBR
FLxxSBR
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NEC
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ビオルックスA
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ビオルックスを改良しエマーソン効果を加えたもの
青色波長、赤色波長に加えて700〜800nm(近赤外線)を放射
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FLxxBR-A
FLxxSBR-A
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NEC
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ビオルックスHG
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ビオルックスに演色効果を加えたもの
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FLxxBR-HG
FLxxSBR-HG
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ナショナル
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植物用蛍光灯
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NECビオルックスとほぼ同等
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FLxxS-BR
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東芝
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プラントルクス
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NECビオルックスとほぼ同等
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FLxxSS-BRN
FLxxS-BRN
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*エマーソン効果:青色波長、赤色波長に赤外線(700nm以上)を加えると光合成がさらに促進されるとされる。
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植物育成灯の設置
蛍光管だけでは点灯できないので(当たり前)、灯具は一般民生用の吊り下げ用灯具を用意します。大きいホームセンター等なら売っています。当然蛍光管に合ったものが必要です。
写真のものは、20W蛍光管2灯用です。長さが61cm程で、普通の室内温室にはちょうどいいサイズです。丸善電機のLHKE-14006 ホームセンターでの販売価格、\4、980でした。
普通、民生用灯具には一般照明用の蛍光管が付属しますが、それは使いませんので外してしまいます。その代わり、ビオルックス等植物育成灯を取りつけます。
ビオルックス等植物育成灯を取り付けた状態です。写真はナショナルの「植物用蛍光灯」です。
植物でも昼夜は必要なので、照明は10時間程度点灯します。
手作業でON/OFFすることは、年がら年中規則的な生活をしている人ならともかく、一般的には難しいと思われるので、24時間タイマーを接続して自動でON/OFFさせます。
このタイマーは、ホームセンターでよく売っている、REVEX PT24、\600〜700くらいでしょうか。
吊り灯具は鎖が付属するので、Sカンや針金で灯具を棚に吊るして終わりです。
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留意点
■照明からの排熱に注意
蛍光灯といえど照明はかなり発熱します。部屋などの広い空間であれば問題ありませんが、室内温室などの狭い閉鎖空間の場合は、不適切な温度にならないよう通気などに注意が必要です。
■使用環境に注意
あくまで電化製品ですので、悪環境での使用、水かかりは危険です。良識的に使ってください。
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2灯混合
ひとつの考え方として、ビオルックス等植物育成灯ではなく、赤色波長をメインにする蛍光灯と青色波長をメインにする蛍光灯を組み合わせるという考え方もできると思われます。
アクアリウムで利用される、赤色灯であるスドーの「トロピカルレッド」、青色灯である「カリビアンブルー」のエネルギー分布は以下のとおりです。
 
この2つを組み合わせれば、なかなか素敵な育成灯が出来上がるのではないかと思うのですが・・・どうでしょう。
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