ぱんさのサボテンランド/栽培種プロフィール

多肉植物
−ヤマノイモ科−
 

亀甲竜・浅裂タイプ
亀甲竜・浅裂タイプ Dioscorea elephantipes
亀甲竜・深裂タイプ
亀甲竜・深裂タイプ Dioscorea elephantipes
 ヤマノイモ科で多肉植物として扱われるものは、ディオスコレア属のいくつかの種類である。ディオスコレア属自体は全世界に600種を含む属であり、我が国に自生あるいは畑作物として栽培される「ヤマノイモ(ジネンジョ)」「ナガイモ」はこの属に含まれる。
 それならば、「ヤマノイモ」「ナガイモ」も多肉植物かというとそうではない。大きな違いは、塊根が毎年更新されるかどうかの違いである。「ヤマノイモ」「ナガイモ」は、食用となるところの塊根ができるが、翌年はその塊根は萎み、さらに大きい新しい塊根が作られる。多肉植物(コーデックス)として扱われる、亀甲竜等は、同じ塊根が年々大きくなる。ディオスコレア属で同様の性質があれば多肉植物(コーデックス)として扱ってよいだろう。

 亀甲竜には、塊根の割れ目が浅いタイプ(浅裂:せんれつ)と深いタイプ(深裂:しんれつ)がある。これは、遺伝子によって決まる形質であって、栽培方法によって変わるというものではない。

 亀甲竜の栽培には、知っておかなければならないポイントがある。
 亀甲竜の成株は、成長期になると塊根の下側周囲から発根し、この根は非常によく発達する。このため肥沃な用土、かなりの潅水と多肥を要求する。ところが、休眠期には、根のほとんどが枯れて生きているのは塊根だけになる。古い根は枯れており土壌に固着するための役にしかなっていない。この休眠期に塊根の下側のくぼんだ部分がジメジメすると障害を起こしやすいし、虫が入り込んで塊根下部を食害する場合もある。休眠期には用土は十分に乾燥させることが必要なのである。
 以上の相反する要求を満たせる、知恵と技術と勇気があるとき亀甲竜を最大限に成長させることができる。

亀甲竜 Dioscorea elephantipes

亀甲竜 Dioscorea elephantipes
塊根

亀甲竜(きっこうりゅう)浅裂タイプ♂
=蔓亀草(つるかめそう)
Dioscorea elephantipes


ヤマノイモ科ディオスコレア属 原産:南アフリカ


 成長期は、秋から春で、夏はツルを枯らして休眠する。


亀甲竜 Dioscorea elephantipes

亀甲竜 Dioscorea elephantipes
花(♀)
亀甲竜 Dioscorea elephantipes
花(♀)
亀甲竜 Dioscorea elephantipes
塊根

亀甲竜(きっこうりゅう)浅裂タイプ♀
=蔓亀草(つるかめそう)
Dioscorea elephantipes


ヤマノイモ科ディオスコレア属 原産:南アフリカ


 Dioscorea elephantipesは、雌雄異株で、♂と♀の比率は30:1といわれる。これはその貴重な♀株。
 花以外の外見上は♂と♀は変らず、花が咲いてやっと確認できる。


メキシコ亀甲竜 Dioscorea macrostachya

メキシコ亀甲竜 Dioscorea macrostachya

メキシコ亀甲竜 Dioscorea macrostachya
花(♂)
メキシコ亀甲竜 Dioscorea macrostachya
メキシコ亀甲竜(めきしこきっこうりゅう)♂
Dioscorea macrostachya


ヤマノイモ科ディオスコレア属 原産:メキシコ南部〜南アメリカの北部


 気温が高い環境では周年ツルを伸ばすが、基本的に成長期は春から秋。
 房状の目立たない花を咲かせる。雌雄異株で、この株は雄株。


 
多肉植物の内、マダガスカル原産のものは、マダガスカル分園にまとめています。  

 

 
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