ぱんさのサボテンランド/栽培種プロフィール

エキノプシス交配種種類
Hybrid Echinopsis Cacti
 
 古くは、ジョンソン(米)氏、伊藤芳夫氏等により美しい花を咲かせるサボテンの作出が行なわれ、旧エキノプシス属、旧ロビビア属、旧カマエケレウス属等を親にして、多くの花サボテン交配種が作出されました。しかし、その後、そうして作られた優れた品種も、散逸や札落ちなどで、多くの品種が失われてしまいました。(というより、札落ちのままどこかの栽培家の片隅に残っているのかもしれません。)
 交配種においては、札落ちになることが最も憂慮されるべきことで、札落ちすれば流通価値を失います。つまり、札落ちすればタダ同然ということです。

 なお、旧来「ロビビオプシス(ロビビア属+エキノプシス属属間交配、趣味家での略称は、ロビプシス、ロビオプシス)」等の属名称が使用されていましたが、現在では、分類学上旧エキノプシス属、旧ロビビア属、旧カマエケレウス属等は、エキノプシス属に大統合されていますので、「ロビビオプシス、ロビプシス、ロビオプシス」は、年寄りの思い出話に出てくる名称です。このため、このページでは「エキノプシス交配種」と表記しています。

 多くの場合、ひとつの花は2日間のみ咲き、2日目はかなりヨレヨレになります。写真を撮るなら初日でしょう。蕾はいくつか上がり同時に咲くと見事ですが、見過ごしてしまったときの精神的ダメージが大きいです(笑)。日を開けて順番に咲いてくれた方が嬉しいです。
 基本的に春が花期ですが、種類によって大きな株になると春から秋まで次々と咲かせる場合もあります。この場合、夏の花は色あせて小さいのですが、夏が過ぎて涼しくなってきた頃に咲かせる秋花は非常に美しい場合があります。
 旧エキノプシス属の原種は夜咲きが多いのですが、エキノプシス交配種は昼咲きに改良されています。
 花を咲かせるためには、冬季は最低温度1℃程度にして、きちっと休眠させること、十分な日照を与えることが必要で、暖かい環境でだらだら過ごさせると咲きません。
 

撮影:2011.5.23

撮影:2011.5.23

撮影:2011.6.6

冬:雪の降った翌日の様子 撮影:2011.12.27
ぱんさとともに苦節(?)の10年を過ごしてきた植物にSweet10メダルを贈ります。 ヘップバーン 
Echinopsis 'Hepbern'

ヘップバーンは、冬季に低温にさらして休眠させないと、花が咲きません。左は露地植えし霜雪に当てて育てたものです。
明るい緑の肌、黄褐色の刺。花は、濃いピンク、孔雀咲き。

ぱんさと過ごした日々(栽培期間):


撮影:2011.4.20
トトキー
Echinopsis 'Totokie'
No.627

 花は、薄いオレンジ色。



撮影:2011.4.20
ココロス
Echinopsis 'Cocoros'
No.663

 花は、ピンク色、花弁の中肋がやや濃い。中輪



撮影:2012.5.3

撮影:2012.9.9
キューティ・ドリーム
Echinopsis 'Cutie Dream'
No.666

花はピンクで剣弁。



撮影:2011.4.4

ジジ
Echinopsis 'Gigi'
No.672

 花色は、薄い朱赤色。




グランドキャニオン
Echinopsis 'Grand Canyon'
No.756

 2010年に咲いたのだが、夏で旅行中だったので見ることができなかった。
 2013年にいくつか開花、大き目の花で美花。ピンク、中肋から中心にかけて濃くグラデーションとなり美しい。



撮影:2011.4.20

撮影:2011.5.7
ラ・マンチャ
Echinopsis 'La Mancha'
No.556

 花は、深紅色。



撮影:2011.4.20

ペガサス
Echinopsis 'Pegasus'
No.654

 花は、薄い藤色で花弁の中肋はやや濃い。



撮影:2012.5.3

撮影:2011.5.7
トルスキー
Echinopsis 'Tolsky'
No.630

 花は、縁が薄い藤色に色着く白色。



撮影:2011.4.21

エイト・オー・エイト
Echinopsis 'Eight-oh-eight'
No.808

 花は、サーモンピンク。



撮影:2012.5.3
桃絵巻
Echinopsis 'MOMO-EMAKI'

 花は、ピンクのグラデーション。


撮影:2011.5.9
短毛丸(たんもうまる・たんげまる) 
Echinopsis eyriesii

 交配種ではない。かなり古くに我が国に渡来し、花盛丸と同じく民家の軒下などに放置されつつ育っている。
 花は白、夜咲き、香りがある。
 市場には、大豪丸(Echinopsis subdenudata)が短毛丸として出ている。
 「たんもうまる」「たんげまる」のどちらの読み方も正しい。

不明 
Echinopsis cv.

名無しのまま普及している。
黒褐色にも見える濃い緑の肌、短刺。花は、朱赤、ロビビア咲き。

ぱんさと過ごした日々(栽培期間):

 
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