森林性紐サボテンについて | ||||||||||||||||||||
「森林性紐サボテン」と称される仲間は、北米メキシコから南米ペルーまで分布が広いため、「森林性紐サボテン」としてまとめることとしました。 「森林性」と付くために熱帯雨林のような鬱蒼としたジャングルに自生しているものと勘違いされることが多いのですが、実際には、熱帯雨林は一部で、多くは開けた風通しのよい林に「着生して」自生しています。このため、適度な乾燥と通気の良さを好みます。一般の地性の柱サボテンよりも根は滞水、過湿に弱いので注意が必要です。 森林性紐サボテンの多くは花が大きく美しいため、多くの交配種も作出されています。 当サイトで扱う森林性サボテン、森林性紐サボテンについては、左コンテンツメニューの「森林性紐サボテン」以降をご覧ください。
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森林性サボテンの分類 | ||||||||||||||||||||
一般的に森林性サボテンと呼ばれるものは、古くはリプサリス(葦サボテン)グループ、フィロカクタス(孔雀サボテン)グループ、ヒロケレウス(森林性柱サボテン)グループに分けられ、分類上ひとつのまとまりを作っていました。しかし、現在では、「ヒロケレウス・グループ(ヒロセレアエ)」と「リプサリス・グループ(リプサリデアエ)」に大別されこれらの2つのグループはかなり縁遠いものとされています。非常に多くあった属も整理統合されています。 「柱サボテン」をテーマとする当サイトとしては、ヒロセレアエの内、エピフィルム属を除いたものを森林性紐サボテンとして「柱サボテン」のカテゴリに入れています。
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サボテン科系統樹と森林性サボテンの位置付け | ||||||||||||||||||||
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森林性サボテン「ヒロケレウス・グループ」の種類と特徴 | ||||||||||||||||||||
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