Pereskia ペレスキア属
ペレスキア属は、木の葉サボテン亜科に属する。
サボテンの祖先形として、主に熱帯アメリカに自生する。

大葉キリン成長期
大葉キリン休眠明けの状態
大葉キリン大葉キリンの花
大葉キリン大葉キリンの花
大葉キリン(おおばきりん)
Pereskia grandifolia var. violacea
ブラジルの東南のミナスゼライス州やエスピリトサント州原産

 大きな葉、5cm以上の長いトゲが特徴。この長いトゲは、昔は杢キリンを台木にした挿し接ぎに穂木を止めるために利用された。
 成長旺盛で大きくなりすぎるきらいがあるので、できるだけ抑えて作らないと、トゲの鋭さと相まって、処分せざるを得なくなるので注意。
 花は、がく、苞は紫色、花(花弁)はピンクで、枝の先端に群がって次々と咲く。前年枝の先端に花芽が形成されるので、自由に成長させた枝を冬に残さないと咲かない。
 寒さには強くはないが、完全断水して休眠状態にすれば数℃くらいまで耐えられる(枝先は枯れる可能性があるが)。