Eulychnia ユーリキニア(エウリキニア、ユーリクニア)属
ユーリキニア・アキダ
鷹巣丸(たかのすまる)
壷花柱(こかちゅう)
彩鶴(さいかく)
Eulychnia acida
チリ原産

 いかにも痛そうな刺を密生する柱サボテン。
 ユーリキニア属のサボテンは全般的に気難しく、他の柱サボテンと同様に考えていると失敗しやすい。それは逆に言うと、チャレンジしがいがあるといえる。寒さには強いが、蒸し暑さに弱いので夏季の管理に注意する。最低気温15度以下の時期が成長期になる。




Eulychnia castanea cv. spiralis
ユーリキニア・カスタネア
恐怖閣(きょうふかく)
恐怖柱(きょうふちゅう)
Eulychnia castanea
=Philippicereus castaneus
チリ原産

 いかにも痛そうな刺を密生する柱サボテン。
 古くは「恐怖閣」「恐怖柱」というおどろおどろしい名があったが、現在は、この植物の流通もなく使われることもない。
 稜が螺旋を描く石化種「ユーリキニア・カスタネア・スピラリス Eulychnia castanea cv. spiralis」が存在する。
 ユーリキニア属のサボテンは、寒さには強いが、蒸し暑さに弱いので夏季の管理に注意する。本種は、ユーリキニア属の中でも栽培しやすい方。

ユーリキニア・イクイクエンシス
仁王門(におうもん)
砂漠柱(さばくちゅう)
圧天竜(あつてんりゅう)
Eulychnia iquiquensis
チリ原産

 刺座の灰褐色の羊毛に鋭い刺をもつ、渋く美しい柱サボテン。
 古くは「仁王門」「砂漠柱」という名があったが、現在は、この植物の流通もなく使われることもない。
 ユーリキニア属のサボテンの栽培については、Eulychnia acidaを参照。特にこの種は前2種と比較しても気難しい。
 最低気温が5℃程度の時期が成長期になる。