Cyphostemma キフォステンマ属
マダガスカル原産キフォステンマ属については、「マダガスカル分園」の「キフォステンマ属」を参照されたい。

キフォステンマ・セイチアナ

キフォステンマ・セイチアナ
Cyphostemma seitziana
ナミビア原産

 「Cyphostemma bainesii」の高山型とされる。葉は3出の複葉で白いビロード状の毛に覆われる。紡錘形の塊茎をもち、成長に伴い薄皮がぺろぺろと剥ける。この株は、大昔に故龍胆寺先生のところから来た株。
 栽培的には特記すべきところはない。


キフォステンマ・アデノカウレ
キフォステンマ・アデノカウレ

キフォステンマ・アデノカウレ
Cyphostemma adenocaule
熱帯アフリカのサバンナ地域原産

 地上部はツルで、葉は5出の複葉。葉もツルも細かい毛に覆われザラザラする。イメージ的には毛深いヤブガラシといった感じ。極めて成長旺盛で、ツルは辺り一面を覆う。
 地下に直径3cm以下の丸い塊根を持つが、そのうち支根にも塊根を付け始め、環境にもよるかも知れないが、塊根は地上に押し出されて盛り上がる。