Browningia ブロウニンギア属
仏塔(ぶっとう)
仏頭(ぶっとう)
Browningia hertlingianus
Azureoocereus hertlingianus
ペルー・ワンカヨ原産

 青磁の肌に、やや疣状の稜、褐色~金茶色の鋭い刺をもつ非常に美しい柱サボテン。
 ブロウニンギア属に入れる場合も、乾果をもつことからアズレオセレウス属に入れる場合もある。
 そもそも「仏塔」が正しく、「仏頭」は誤記が定着したもの。
 嘆かわしいことに、アズレウス柱やその近縁のマグニフィカスが「仏塔」として誤名で流通することがあり注意が必要。アズレウス柱とはなんの関係もない。

ブロウニンギア・キャンデラリス
群蛇柱(ぐんじゃちゅう)
Browningia candelaris
ペルー南部からチリ北部の標高2,000~3,000m原産

 地上絵で有名なナスカ高原等アンデス西部の非常に乾燥した高地に原産し、成木は知る人ぞ知る特異な容姿をもつ柱サボテン。自生地の写真については、こちらを参照。