サバンナ・アカシア はじめに・・・ |
人間の欲は限りないもので、「エルマーのごちそう」という栽培キット商品が流通しており、そこには、アフリカ直輸入の種が入っています。(残念ながら、当商品は販売終了のようです。)
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種は楕円形をしており堅い殻を持っています。その一部を傷つけ数時間水につけると、薄皮がめくれ、1.5倍位の大きさになります。その後、鉢の用土の表面に置きます(埋めない。)。 サランラップをかけて乾燥を防げば、1週間もたたないうちに発芽し、本葉がでてきます。 発芽率は公称70%ですが、我が家では、5粒の種のうち2粒しか発芽せず、40%でした。 海外の資料では、発芽促進のため、傷つけではなく、濃硫酸に30分浸漬するという方法の記載がありました。 原産地では、雨季に発芽し、乾季が来る前に、乾季に耐えられる大きさに早くならなければならないのでしょう。 播種後1週間で、本葉が出始めます。本葉は、2分岐羽状複葉です。 双葉も本葉も、ネムノキ科のお約束どおり、夜は閉じます。 問題はその後、枝が伸び始めてからです。どうやって育てればいいのでしょう。
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インターネットでいろいろ調べましたが、この植物の具体的な栽培方法については記載が見当たりませんでした。この商品を買った人たちは、無事育てられているのでしょうか?
日本の典型的な気候は、低温で雨の少ない冬と高温で雨の多い夏があり、その間に春と冬があります。つまり、四季があるということです。
ナイロビのケニアは、高地のために、一年を通して冷涼温暖で、四季というものがありません。
一方、タンザニアのアルーシャは、気温は高くケニアと異なります。 アルーシャの南西(約120−140km)に位置するタランギレ国立公園は、サバンナ・アカシアとバオバブの木が有名な野生動物の宝庫です。
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アフリカのニジェール共和国は、その国土の半分がサハラ砂漠の一部です。それは、テネレ砂漠とよばれ、いわばサハラの中のサハラで、散在するオアシスを除けば、ほとんど植物は生えていません。 |