N88日本語BASIC(86)のファイル変換
NECのN88日本語BASICからMS-DOS形式へのファイル変換方法
NEC PC-9801用のMS-DOSに付属しているFILECONV.EXEを使用する方法を紹介します。
OMRONのアスキーユニットのプログラムをWindos95のハイパーターミナルで
メンテナンスできるようになったので、必要な方は参考にしてください。
ここでは、MS-DOSのVer6.2を使って、通常のBASICのプログラムファイルを1つだけ変換する手順を示します。
N88日本語BASIC -> MS-DOS形式への変換
- N88BASICを起動し、変換したいプログラムをアスキー形式で保存し直す。
LOAD"TEST.BAS"
SAVE"TEST.BAS",A
このように、行末に ,A をつけて保存すると、アスキー形式で保存されます。
- MS-DOSを起動して、FILECONV.EXEを実行する。
MS-DOSのバージョンが、Ver.5.0Aぐらいからなら、
FILECONV /?
または、HELP FILECONV
と入力すると、FILECONV.EXEの詳しい説明が表示されます。
- "変換:1/N88-BASIC=>MS-DOS"を選択する。
- "変換方法:1/FILE"を選択。
- "N88-BASICのドライブ名:"で、ドライブ名を入力(例:"D:")
- "MS-DOSのドライブは:"で、ドライブ名を入力(例:"B:")
- カーソルキーで変換したいファイルを選択する。
- "MS-DOSのファイル名は:"で、ファイル名を入力。
- "ランダムデータですか"で、"2/NO"を選択。
- "日本語JIS変換"で、"1/YES"を選択。
- "KI/KOコード"で、"1/DELETE"を選択。
- "パラメータを確認"で、"1/YES"を選択。
- 変換終了!
MS-DOS形式 -> N88日本語BASICへの変換
- MS-DOSを起動して、FILECONV.EXEを実行する。
- "変換:2/MS-DOS=>N88-BASIC"を選択する。
- "MS-DOSのドライブは:"で、ドライブ名を入力(例:"B:")
- "N88-BASICのドライブ名:"で、ドライブ名を入力(例:"D:")
- "MS-DOSのファイル名は:"で、ファイルをカーソルキーで選択。
カーソルキーで変換したいファイルを選択する。
- "N88-BASICのファイル名は"で、ファイル名を入力。
リターンキーのみで、MS-DOSのファイルと同じ名前になる。
- "機械語ファイルですか"で、"2/NO"を選択。
- "ランダムデータファイルですか"で"2/NO"を選択。
- "SHIFTJIS変換は"で、"1/YES"を選択。
- "パラメータを確認してください"で、"1/YES"を選択。
- 変換終了!
注意!
N88日本語BASIC(86)では、
- ファイル名は大文字、小文字を区別します。
- ファイルの一覧(=DIR)は、FILESです。
- ドライブ名は、番号で表します。 FILES 2 や、SAVE"2:TEST.BAS"と入力してください。
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