■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

小ジーグ ト長調

K574

 1789年のベルリン旅行の帰途訪れたライプツィヒで、当地ザクセン宮廷オルガニストのカール・エンゲルの記念帳に書き記されたフーガ風の楽曲。ライプツィヒにはベルリン到着前にもすでに立ち寄っており、その折は聖トマス教会で卓越したオルガンの即興演奏を披露し、1782年のあの「バッハ体験」で得たこの大先輩の教えにモーツァルトは立派に報いたのだった。
作曲の時期 1789年5月16日、ライプツィヒにて。
基本資料の所在 〔自筆楽譜〕不明。
出版 〔初版〕1792年、ウィーン、アルタリア社。〔実用楽譜〕ヘンレ版。ウィーン原典版「ピアノ曲集」、音楽之友社。
演奏時間 約1分半。

 アレグロ、ト長調、8分の6拍子。