■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

ピアノ・ソナタ ヘ長調 (アレグロとアンダンテおよびロンド・アンダンテ)

K533,K494

 「アレグロとアンダンテ」K533は、1788年1月3日、「ロンド」K494は、さかのぽって1786年6月10日、いずれもウィーンで作曲された。モーツァルトは、1790年に、この2曲をひとつにして、ソナタと名づけ、ウィーンのホフマイスター社から出版 している。最近の版でも、この2曲をまとめて、1曲のソナタとし、ソナタの集に入れることがしばしば行われているが、それぞれ独立した曲として扱うことも多い。とくに三大交響曲が生み出された年に作曲された初めの2楽章のスタイルは重厚なものである。

第1楽章 アレグロ ヘ長調 2分の2拍子。ソナタ形式。
第2楽章 アンダンテ 変ロ長調 4分の3拍子。ソナタ形式。
第3楽章 アンダンテ(アレグレット) ヘ長調 2分の2拍子。ロンド形式。K533とともにソナタのフィナーレを形造る場合、アレグレットとされる。