■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

二重奏曲 変ロ長調

K424

 短なアダージョの序奏で始まるこの作品は、ごく一部を除いてはヴァイオリン・ソロにヴィオラの助奏というほどのバランスで2つの楽器が合さる。第3楽章が主題と変奏であること、第2楽章 冒頭の旋律がヨーゼフ・ハイドンの変ロ長調の二重奏のそれと類似していることから、アインシュタインは、モーツァルトはこの曲をつくるにあたり、ヨーゼフ・ハイドンの前述の作品の影響を受けた、としている。この第2楽章は、また、モーツァルト自身の交響曲「リンツ」K425の第2楽章とも似ている。

第1楽章 〔序奏〕アダージョ 変ロ長調 4分の4拍子。〔主部〕アレグロ 変ロ長調 4分の3拍子。ソナタ形式。
第2楽章 アンダンテ・カンタービレ 変ホ長調 8分の6拍子。
第3楽章 アンダンテ・グラッィオーソ 変ロ長調 2分の2拍子。主題と6つの変奏。