■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

3つの行進曲(第1曲)

K408(383e)

 モーツァルトの死後、出版杜ブライトコプフ・ウント.ヘルテル杜にコンスタンツェから送られたもので、モーツァルトがピアノに編曲したと考えられている。この曲は、前年のオペラ「イドメネオ」K366のアルバーチェのアリアに似た旋律や、次の年の「後宮からの誘拐」K384の最初の部分に類似したところが現れる。
基本資料の所在 自筆楽譜はロンドン、故シュテファン・ツヴァイク所蔵。筆写譜はベルリン国立図書館(Mus.Ms.15348−1,15348/1-1)。
出版 〔初版〕1801年にJ・アンドレより出版された。出版番号1511。〔全集〕旧モーツァルト全集第10篇、第9番。新モーツァルト全集第4篇、第13作品群、第2巻。
演奏時間 約4分半。
楽器編成 オーボエ2、ホルン2、トランペット(クラリーノ)2、ティンパニ、ヴァイオリン2部、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。

 マエストーソ ハ長調 2分の2拍子。ソナタ形式。主和音の分散音形による堂々とした第1主題と流麗な第2主題が示される。再現部では第1主題は省略されている。