■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

メヌエット ニ長調

K355(576b)

 モーツァルトの自作品目録(K455参照)に記入されていないために、成立時期や目的に関して諸説のある作品。アインシュタインは最後のソナタ「ニ長調」K576の第3楽章として作曲されたものと推測しているが、現在は、成立に関してはそのソナタと同じころだが、独立した作として考えられている。
作曲の時期 1789年頃、ウィーンにて。
基本資料の所在 〔自筆楽譜〕不明。
出版 〔初版〕1801年、ウィーン、モロ社。〔実用楽譜〕ヘンレ版。
演奏時間 約2分半。

 三部分形式だが、反復記号により前後に2分される。全体に前曲小ジーグと同じく多声書法への傾きが著しい。