■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

ディヴェルティメント 変ホ長調

K252(240a)

 大司教宮廷の食卓音楽(ターフエルムジーク)として作曲されたと思われる、6曲の「管楽ディヴェルティメント」の第3曲。この曲の特徴は、4つの楽章とも舞曲ないしは舞曲のリズムで書かれ、また本格的なソナタ形式の楽章が1つもないことである。この点で、バロック時代の組曲の伝統に極めて近い作品といえる(詳細はK213の概説を参照)。
作曲年代 自筆譜には日付が記入されていないが、おそらく1776年1月と推定されている。
基本資料の所在 自筆譜はベルリン国立図書館所蔵。
出版 〔初版〕1802年頃、オッフェンバッハのJ・アンドレ。〔全集〕旧モーツァルト全集第9篇、第26番。
演奏時間 約10分。
楽器編成 オーボエ2、ホルン2、ファゴット2。

第1楽章 アンダンテ 変ホ長調 8分の6拍子。展開部を省いた簡略なソナタ形式。
第2楽章 メヌエット 変ホ長調 4分の3拍子。
第3楽章 ポロネーズ アンダンテ 変ロ長調 4分の3拍子。3部形式。
第4楽章 プレスト・アッサイ 変ホ長調 4分の2拍子。3部形式。