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弦楽四重奏曲 第4番 ハ長調

K157

 〈ミラノ四重奏曲〉の第3曲。第1曲と同じく急・緩・急(ロンド)という3楽章構成であるが、シンフォニア的な響きは影をひそめ、楽想、形式とも室内楽的な落着きをみせている。とりわけ、4つの楽器を異なるリズムで動かして声部の自立化を試みている第1楽章、短調で書かれた抒情的な第2楽章が注目される。
作曲年代 1772年の終りか73年のはじめ、ミラノで(推定)。
基本資料の所在 自筆譜はベルリン国立図書館所蔵。
出版 〔初版〕1792年、ウィーンのアルタリア社。〔全集〕旧モーツァルト全集第14篇、第4番。新モーツァルト全集第8篇、第20作品群、第1部門、第1巻。
演奏時間 約12分。

第1楽章 アレグロ(自筆譜には欠) ハ長調 4分の4拍子。ソナタ形式。
第2楽章 アンダンテ(レオポルトによる) ハ短調 8分の3拍子。ソナタ形式(二部形式)。
第3楽章 プレスト ハ長調 4分の2拍子。ロンド形式。