■モーツァルト作品解説■    [HOME]   [年代別目次]

ディヴェルティメント 変ロ長調

K137(135b)

 1772年の初めに続けて作曲した3曲のディヴェルティメント(ニ長調K136(125a)変ロ長調K137(125b)へ長調K138(125c))の中では少し変った曲と言える。これは大形式に現れている。つまり、楽章ごとにテンポのあがっていくストレッタ型であること(他にはK253がある)、全楽章が同じ調性ということである。
作曲の経過 K136と同じ
楽器編成 前項に同じ
基本資料の所在 自筆譜(ヴュルテンベルク、ザラッハのアルベルト・フォン・オスターマン氏所有)。筆写譜(ベルリン国立図書館 Mus.Ms.2,in 15431)。
出版 旧モーツァルト全集第14篇、第25番。新モーツァルト全集第4篇、第12作品群、第6巻。
演奏時間 9分52秒(フィリップス X-7516)。

第1楽章 アンダンテ 変ロ長調 4分の3拍子。A-B-A'-B'の二部分形式。
第2楽章 アレグロ・ディ・モルト 変ロ長調 4分の4拍子。2つの主題をもつ単純なソナタ形式。
第3楽章 アレグロ・アッサイ 変ロ長調 8分の3拍子。反復のあとで入る小さな中間部分をはさむ、三部分形式である。