二宮金次郎。(尊徳)

尊徳は「そんとく」と読んでいるが、読みは「たかのり」。
金次郎は、江戸時代(1787年)、小田原市の裕福な農家に生まれ、(1856年)に70歳で亡くなりました。生まれた頃は裕福な生活をしていたが、川の氾濫で田畑を失い、お父さんは金次郎が14歳で、お母さんは16歳の時になくなりました。
 そこで叔父さんに預けられるのですが、ある夜 明かりをともして本を読んでいると叔父さんに「油がもったいない。」とおこられたのでした。
 金次郎は、空き地に菜種を植え、出来た菜種と油を交換して本を読むのですが、また叱られるのです。百姓に勉強はいらないというのです。それから始まったのが槙を背負いながら本を読む姿なのです。 
 当時は、どの学校にも「金次郎のように、寸暇を惜しんで勉強してください。」と二宮金次郎の立象があった・・・
でも、本を読んで歩くのは、この時代そぐわないのか、過去にほおむらり去られていった。
この席田小学校にも校舎と体育館の間に、ひっそりとたたずんでいる。