ラジエター破損

これからたくさんのA70が、この症状に悩まされそうです。
既に数年前から、70に限らず他の車種もですが、夏の暑さや、編年劣化に負けて
ラジエターが破損し、クーラントが噴出してしまう車両を見てきました。
お役に立てると良いのですが。
ラジエターのアッパータンクあたりが破裂してしまうと、これはもう修理か交換しかありません。
もちろん、そのまま走るとオーバーヒートなどを起こしてしまい、エンジンも痛めてしまう可能性もあります。

ちなみに純正を新品で交換すると、8万円くらい部品代が掛かります。
これは勿体無いかもしれませんね。

その際に例えば、次の車検までしか乗るつもりがなかったとお考えの方は、中古ラジエターでその場しのぎをするのも手かもしれません。
まだまだ乗っていくとお考えの方は、新品に交換するか、修理をするか、いっその事、社外品の高性能タイプにしてしまうかの選択になります。

私としては修理はもう、慣れたものなので上記の提案をさせて頂きます。
中古品に関しては、在庫がある分しか提供出来ませんが、修理なら可能です。
当店の修理方法の例だと、アッパータンクとコア部分を新品に交換して、ロアータンクのみそのまま使うと言った修理を多くしています。
ご自分でラジエターの着脱が出来る人でありましたら、外したラジエターを送っていただければ、修理後発送いたします。

注意点として、AT用と5速用のラジエターは、ATオイルクーラーの関係で、互換性はありません。

アルミや銅や3層ラジエターも製作販売しております。

これから暑くなりますので、ちょっと頭のすみにでも置いておいてください。

80スープラでも、数は少ないですが同じ症状の車はありました。


また、ラジエター破損の為、1時水温が上がってしまった場合、ラジエターキャップやサーモスタットもこの際なので
新品に交換してしまうと言うのも良いと思います。
ラジエターキャップは社外の高圧の物にしてしまうと、ラジエターが圧力に負けて破裂することもありますので注意してくださいね。