70スープラ 燃料計トラブル

これも良くあるトラブルなんですが最近連続で修理しましたので
そろそろこのページにも追加しようかなぁと。
既に数年前からあるトラブルなのでみなさんご存知の方も多いかと。
ただし今回は珍しい例を載せますね(笑)



燃料計っていわゆるこれですよ。
ガソリンの残量のメーターです。ガソリンが少なくなると赤くランプが付くメーター。
これを知らない人は恐らく誰もいないでしょう(笑)

こいつがどんな不具合を起こすかと言うと、ガソリンを満タンに入れても
メーターが一番上まで行かなかったりとか、走行中にメーターがすぅ〜っと音も無く
下がってきたり、また復活したりします。

そんなガソリンがどれだけ入っているか分からんぞぉー! って叫びたくなる時のトラブルです。


そんな時の壊れてしまった部品はこちら!




なんと2種類あるんです。実はこれが珍しいネタ。
黒い方が通常のフューエル・センターゲージ
青い方がデジパネ用のフューエル・センター・ゲージです。
違う物が使われているんですね・・・

どちらも今回は新品部品を使用します。
青い方は棒が1本少ないです。これ赤ランプ表示のセンサーではないだろうか?
だとすると黒い方でも全て共通で使用出来るかもしれませんね。
実際部品代は青い方が安いです。

さてこれはどこに付いている部品なの?
答えはガソリンの残量をチェックするものなので当然ガソリンタンクに入っています。
ガソリンタンクと言ってもトランクを開けて交換出来ますので。

そんな訳で、手順を・・・

トランクの内装をめくります。

フタが3本のネジ留めになっているので外します。

次に隠れているコネクターを引っ張り出して外します。
ホコリがかなり溜まっていますね〜。

コネクターは古くなっていて柔軟性があまり無いので、外すのは少々苦労するかも?

コネクターを外したら、ゲージが留まっている5本のボルトを外します。
良く見るとホコリの下には青い土台が見えてきましたよ!

ネジを外すとこのようにスポッと抜けますので、新品と入れ替えるだけです。
この時に注意する事は、この状態だとガソリンタンクのフタが空いている状態なので
絶対に火気厳禁!更に揮発しているので吸い込んでも身体に悪いですからね。自分ではやらないでね(笑)
もう一つ。
この画像ではゲージ自体にゴムのパッキンが付いているのですが、古いのを外す時に
そのパッキンが車体側に残ってしまう事がありますので、その場合は取り除かないと新品が装着出来ません。

向きを間違えないように入れて。

ボルト穴の位置も合わせて。

ちなみにこのボルトも新品部品に含まれています。

コネクターをしっかりとはめて!

終了!



追加事項です。
燃料計(メーター)のトラブル(故障)による不具合も増えて来ております。
現在、青い色のフューエルセンターゲージは既に生産廃止に。
http://blog.marcyauto.com/?eid=1428268
2012年頃からメーター交換のトラブルも出始めました。