70スープラ ブロアモーター故障と対策


ブロアモーターとは、エアコンの風を起こす機械です。

これが壊れるとエアコンの風が出てきません。

そろそろモーター内部のブラシが摩耗したり、モーターの芯も摩耗して
壊れてしまう症状が出始めております。

なのに、こんな時に限って純正のブロアモーターは生産廃止(涙)

ブラシと芯を交換すれば修理は出来るのですが。
ホームセンターに売っているドリル用のブラシなんかはサイズが違うので
削ってサイズ合わせする必要があったり、そもそもモーターの芯は部品が手に入らないので
出来る限り新品で使用出来る方法を考えて・・・
(そもそもその方法は危険で、どうしても部品が手に入らない車種だと仕方がないけど、 一般的に危ないのでお勧め出来ないんですよ。)

今回、とある結論に辿り着きました(笑)

それは・・・

やっぱり新品で交換しよう!、、と。




最近は、生産廃止になった部品でもニーズが多いものはOEM品として
販売されている場合があります。
そう言う部品は一般的には入手出来ず、JARAとかJAPAとか自動車部品の会員の場合のみ
供給される部品が多いのですが、幸い当店はそれらの部品を入手出来るので・・・
そこから情報提供をして頂いて今回の結果に辿り着きました。


まずはDENSO品番が付いていてトヨタに供給されているOEM製品から辿り、
当時の年式とマッチするもので車格が似ているものを探します。
実は画像で見る限り全く同じ形をしている物を今年既に発見していたので
その中古部品をまずは手に入れました。

そして70のブロアモーターとの対比です。


ぱっと見はほとんど同じ。
コネクタのサイズも全く同じでそのまま差し込めます。

これは、、イケるんじゃない?



しかし、相違点が少々あります。

羽を止める芯の形状の違い。


羽の内径。70よりちょっと大きかった。

良く見ると全体的に少し大きい。直径で1cmくらい。


これくらいなら加工で行けるな。


と思ったので加工しました。


加工1:ブロアモーターは下から3本のネジ(ヘックスだよ)で留まっているのですが、
直径が大きいのでそこの穴を広げてやります。

加工2:70の羽を新しい芯に移植します。もともとの羽は大きすぎて入口部分で
70の車体に入りません。これ、押し込んだら入るかもしれないけど、今回は羽も入れ替えました。
羽が抜けてしまったら大変なので芯側をちょっとだけ削ってプラハン等で押し込む。
このとき70と同じくらいの位置に来るように留めるのがコツです。



それで装着。コネクター入れてスイッチオン!

すると・・・

むっちゃ静かにモーターが元気よく回ってくれます♪
やっぱり新品は良いなぁ☆


それで終了!って思ったのですが。
暫くしてから気が付いたこと。

風が弱い・・・(汗)




エアコン付けると間違いなく冷えた風は出るのですが、日陰ならともかく日向とかに出ると
全然暑いんですよ、これが。

おかげで他の故障(エバの詰まりとか)を疑ったりしたけど、冷えた風は出てくるし
タバコの煙を入れるとすぐに送風口から出たので詰まっても無いや。



数日謎だったんですが、分かりました。

一旦外して後から手に入れた70の中古品を装着テストしたら普通に風が出たので
何が違うのか良く見てたんですが(モーターの回転数とかね)、すぎに気が付きましたよ。



なんと、モーターが逆回転していましたw

こりゃあかん。
扇風機が逆に回っても風は出んよwww




試しに最初に取り寄せた中古品を装着したら、それも70とは逆回転してました。
そうか、つまりは導通が逆のパターンで車両に装着するタイプだったんだね。



解決法!
これは実は簡単。
新品のモーターなので擦れが無いから逆に回転させてあげれば良いのです。


方法は幾つかあるけれど、モーター分解したくないから、コネクタの配線を逆に入れ替えました。
DCならではですよね。



分かりやすいように取り外したコネクタ(使用してない物で)で撮影してみました。
精密ドライバーのマイナスとかあればコネクタは抜けます。先にキャップを外してからね。




完成の図。



元々が純正OEM品なので純正のように装着出来ました。

若干サイズが違うけど動作は問題ありません。
これで新品交換が可能です。



現在、ちょ〜気持ち良い風が出てきてくれます☆




これで70スープラ、20ソアラも共通なので対策部品として活用可能になりました。

純正新品は2,5万円くらいですが、これだと部品代で1,7万円(税別)で済みます。
加工は必要ですけどね!


70SUPRA MK3 brower motaor