ブーツとテールランプ

車検時に発見したトラブル小ネタです。
まずはフロント・ステアリングシャフト・ブーツ




元画像です。
こちらを見る限りすぐに分かりますね。
このステアリングシャフト・ブーツが破れていては車検は通りません。
この部品は安いし良く破れるので要チェックポイントです。
この部分からにじんでいるオイルはラックのオイルシールからですが、そちらの修理はラックを外さなくてはいけないので高くつきます。
でも70の年式では漏れが無い車両の方が少ないでしょうか・・・



最近のお約束?となった、パワステ高圧ホースも漏れがありましたので「交換」です。
高圧ホースは中古使用は駄目なので新品を使います。これが高いですね。2,5万円くらいです。
画像は交換前なのですが、遠距離のお客様の車両でしたので、こうやって交換パーツを画像に撮って説明しました。
いきなり「悪いから交換しました。」と言うよりは連絡あったほうが良いですよね?

この辺はもう定番ですが、チェックしてくださいね♪
シャフトブーツは安いのですが、交換する時にたまにタイロッドが固着して外れなくなっている車両もありますので、 その場合はタイロッドもついでに交換しちゃいます。たそうするとタイロッドエンド・ブーツも一緒に交換になりますので更に快適なスープラライフが待っています(笑)





さて、ここからはテールランプの交換です。

テールランプは割れていると車検に通りません。
今回は割れではなく、これも良くあるのですが、水漏れですね。
ただの水漏れだったらランプとボディに挟み込むガスケットを新品にするだけでも良い場合がありますが、
今回のオーナーさんは既に交換したのに水が漏れるとか。

なので検証してみた所、こんな事実が発覚しました。



上の2枚の画像から分かりますか?

分からない人の為に今度はランプの画像を。

分かりましたでしょうか?









では種明かしです。

そうなんです。
本来ならばテールランプにくっついていなくてはならないボルトが外れて
いくら車両内側からナットを締め付けてもテールランプとボディの隙間が埋まっていなかったのです。
これでは水は入ってきますよね・・・

これは持ち合わせの中古のテールレンズにて対応させて頂きました。
当然ガスケットは新品を使用致します。


これくらいでしたら70スープラ上級者なら経験している事でしょうか(笑)



車体は古くなってきて色々とガタが出ていますが、
ちょっとしたメンテナンスでまだまだ頑張れる車両だと思います。
そう言ったメンテが嫌いだったりする人にはちょっと辛い車両でしょうかね?


私はもちろん、まだまだ楽しんでますよ♪

そして程度の良い個体も存在しますので、これから購入を考えている人は安物買いだけはやめておきましょう。後から大変です(爆)