走行会in美浜サーキット

平成17年11月 マーシーズ走行会を開催いたしました。
最近勢いのあるMARCY,Sの面々。車を眺めている事やツーリングのみの活動に飽きてきたのか 実際に走りたいとの意見がちらほら聞こえてくるようになりました。
走る事に関しては大得意の私でありますので、そんな機会を作る事など造作もありません(笑)
現在のメンバーである各スープラ・マスター達なのですが、サーキットに関しては初心者も多く
これは適切な指導も必要だな・・・と考え、サーキット選びから始めました。
毎月のように来るサーキットからの営業メールやダイレクトメールなどを吟味し、今回チョイスしたのは美浜サーキットです。
まだ出来たばかりの新しい路面に、レストランやクラブハウスなどの施設も充実。
コースも2本の中距離ストレートもあり、ヘアピンでうまく速度を殺す部分もあり、今回のメンバーを連れて行くにはなかなか 優れたサーキットだと思いましたのですぐに電話連絡です。

まずは仮予約。そして一旦下見を兼ねて現地まで行って参りました。
割と感触も良く、施設にも満足しましたので、仮予約を。
今回は貸切ではなく、ある程度の台数が見込めましたので自ずと貸しきり状態になる事を願います。
時間帯は朝9時から2時間の枠。現在は1時間を3セットに区分した、初心者にも走行しやすいクール制になっております。

今回走行したメンバーはと言うと、
・トミー    RZ6速
・岐阜ソニ   RZ6速
・ひい(ゲスト)RZ6速
・西岡     SZAT
・近藤(黒煙) JZA70 5速
・イナガキ   JZA70 5速
・加藤     JZA70 5速 TD05タービンツイン
・あびら    MA70  5速 ターボA(SP)
・メフィ    GA61  5速 2・2リッターエンジン IHIC6タービン
・飯田(ゲスト)ヴィッツレース仕様 IZNIS Vitz(3年連続参戦中)
・マーシー   PORSCHE BOXSTER S 3,2 6速
と計11台が参加。

それぞれ似たようなセットアップの車両なんかがおり、走行比較をするに当たってとても良い感じのメンバーになりました。

イナガキ号と黒煙号は同じ1JZエンジンですし、足回り・タイヤ・ブレーキ等、ほぼ同じ性能。
トミー号と岐阜ソニ号は同じ2JZエンジンですが、方や足回り車高調整・ブレーキ・タイヤに手を入れてきた車両で、方やほぼフルノーマル。
RZ軍団にSZがどこまで食い込めるか?
1JZ同士の対決はいかに?
80ターボのノーマルと若干手が入った仕様の差はどうでる?(実はエアロは二人とも同じだし。)
などと走る前からみんなわくわく状態です。

当日は現地集合組と阿久比PA集合組に分かれ、私は阿久比の方に向かいます。
朝6時前に到着すると既にみんな来てましたね。。


なにやらメフィが新しいヘルメットをかぶっている・・・(汗)

今回のメンバーたち


SAでは雨は降っていなかったのですが、到着すると雨がぽつりぽつりと。
初心者に限らず私や慣れているメンバーにとっても雨はいやな物です。。



そしてまた火花散る二人の図・・・

各人それぞれ自分が走る走行枠を決めていざ出陣。
ほとんどの人がちゃんとSA2000規格のヘルメットを装着。そう言うのはどこに持って行っても恥ずかしくないので、これからどんどん使ってください。

小雨降りしきる中、走行スタートです。
もちろん先陣を切ってコースに飛び出すのは私、マーシーです。
その後の順番は不明。。

最初の5ラップくらいはまだ路面に慣れる事に専念し、ウエットでのタイヤのグリップ感を感じながらの走行。
そこそこタイヤもあったまってきたのでその辺りからアタック開始です。
グリップもなかなか良く快調にラップを重ねていきます。
ほぼ全員をオーバーテイクした覚えがありますね。
以前どこかにも書きましたが、実は雨の走行は得意だったりするもので。。
タイヤが冷えている間はリアのグリップ感があまり無く、オーバーステア気味だったのですが、車の挙動を安定させる事に専念。

そしてチェッカーがふられ、一旦ピットに。


セカンド・スティントにて走行するメンバーの様子を見ます。
ここでトラブル。
昭和63年製のあびらターボAの運転席の窓が閉まらないと言うマイナートラブル発生(終了後に当店にて修理)
彼はしばらく雨の中、開いたままの窓で走行していました。。走行前のトラブルなので、単なる劣化なんですけど(原因はヒューズ切れ)



また一つトラブル。
最近ミッションの調子が悪かったメフィ号がスティント中にメイン・ストレートでストップだ。
コースマーシャルにトラブル発生を促し、一旦赤旗中断となります。
どうも熱により、ギアが入らなくなってしまった模様。
各マシンは赤旗を受けてピットに戻ります。
牽引車が出る頃にギアが入り、なんとか自力でピットに戻るメフィ号。
:ワンポイントアドバイス:
ミッションにギアが入らなくなった時は、クラッチトラブル、ミッションのシンクロ不調、などが考えられます。
そういう時は一旦エンジンを切って、シフトレバーをどこかのギアに入れてみてください。
走行会などの場合はクラッチフルードが沸騰してクラッチが切れなくなる事もありますのでご注意を。

メフィ君、良い経験?をしましたね。次回はパニックにならずにスムーズに移動出来るよ。


さてまた自分の出番が回ってきます。
タイヤには熱が入っているのでウェット路面でもある程度本気で走行します。
すると今度はフロントタイヤの内圧が上がりすぎて、若干アンダー気味に。。。
それもうまく利用して各ターンも色々と試します。
途中、現役ヴィッツレーサーの飯田さんが張り付いてきました。
ヴィッツレース車両はほとんどノーマルに近い、ナンバー付きの車両なんですが、これが速い。
鈴鹿だと2分51秒くらいで予選タイムを出すようなマシンです。侮る事は出来ません。
さすがにきついコーナーなんかでは後ろに張り付かれますね。
そのような状況が数ラップ続いた所で彼がコースオフする姿がミラーで確認出来ました・・・
う〜ん、とりあえず私の勝ち?

その後、TD05ツインの加藤君にもプレッシャーを掛けられます。
わざと私を前に行かせてまたプレッシャー攻撃を。嫌らしい位にぴったりと後ろに張り付かれます。
特にストレートでは私の倍くらいのパワーがあるマシンですので、ブレーキング勝負も負けられません。
ダブルヘアピン辺りなんかではこちらが有利なので少しずつその差を広げ数ラップ。
なんとかこちらの有利のままその差を広げる事に成功し、面目を保てました(笑)

ひいさんのRZとこの加藤君の数ラップにも及ぶ戦いも見ごたえありましたね。
やはり慣れているドライバーだと見ていてもレベルが高いしのぎあいを見せてくれるので面白いです♪


そうしているうちに最後のアタック時間になったので、私は撮影に専念。
70軍団のバトル?をご覧あれ。

慣れてきたターボAあびら号。結構踏んでました。良い感じに成長しそうです。

浜松から来てくれた近藤(黒煙)君。まだまだ全開走行が出来るはずです。頑張れ!

イナガキ号。ちょっと迫力に掛けた走りだったかな。安全に走っていたがもう少しリスキーでも良いかも!

ベテラン加藤君。表情も余裕。速い車の後ろに付いて更にタイムUPを考える姿勢はさすが。

しかし70軍団はみんなダークなカラーで地味だな。。。


70が70をオーバーテイクするシーン。盛り上がりましたね!

そしてみんなが走行を終えレストランにてミーティングを開こうと思っていた頃、なぜか西岡号が単独走行を・・・
頑張れ・・・追われてるぞ・・・ 西岡ライン・・・ここだけ路面が乾きました(笑)


走行後はみんなでお食事です。ここはレストランがあって良かったです。


最後はやはり車談義ですね。チューニングに付いて語っていました。


ゲストの飯田さん。
ゲストのひいさん。



走行後は楽しそうでした♪

みなさん、お疲れ様でした。

ちなみに今回の走行会ですが、なんとサーキット側のポンダーの調子が悪いらしく
タイムアタックは無しです。
残念。。


次回はタイムも測定して更なる運転技術の向上を狙いましょう!



参考までに・・・
西岡単独アタック時 路面 ハーフウェット(レコードラインはドライ)
手動時計で約58秒でした。