第3回ドリームカー・ショーです!



04年9月18〜20日の3日間で、第3回名古屋ドリームカーショーが開催されました。
今年は元々、出る予定ではなかったのですが、急遽出展する事に・・・

参加決定がおよそ2週間前だったので、かなりばたばたです(汗)
しかも今年は出展台数6台!(もう一台言われましたが、断りました・・・)
その内訳は、
・70スープラ  NEW百式号
・70スープラ  HN、GReddyさんのシルバーの70
・80スープラ  たまたま出展の話を頂いている時にお店に来ていた常連、西岡さん号
・D&L ポルシェ ボクスターS スピードイエロー  03年式
・D&L ポルシェ ボクスターS ガーズレッド    03年式
・フォーミュラ トヨタ  (Rスポーツ)
と言うラインナップです。

そろそろ定番化してきましたので、このショーがどう言ったショーなのかは説明は不要ですね。

なので裏話に徹してみるとします・・・


まず困ったのが搬入&搬出。
今までに無い台数ですので、色々と回りにご協力をお願いしました。
関係者各位、本当にありがとうございます。


いつものように車両展示以外で今回は、もう一つのテーマを持って出展に至りました。
それはなんと、「レーシング・ドライバー」の出展です。
当店、マーシーオート・インポーツからもサポートしている、天才レーサー「大瀧賢治」も合わせて出展してしまおうと。

レースの世界という物は、表からは華やかに見えますが、ドライバーやその他スタッフ、チームメカニック等、全てが
一つになってはじめて参戦出来、そして勝利を掴むと言う、非常に厳しい世界なのです。
私自身の仕事は、そういった今まで知られていないレースの世界を皆様に説明したり、
またこれからレーサーになりたいと思っている人や、レース業界に関わっていきたいと思っている人へのサポートも
考えております。
それにより、日本のモータースポーツへの認知度を高め、
多くの人にモータースポーツを一つのレジャー、また真剣勝負の場、チームメイトと感動を分かち合える競技として
少しでも普段の生活で口に出来るような、海外のように文化として定着するようになって欲しいと言う意識を持っております。

それで今回のドリームカー・ショーに出展する際のコンセプトとして、
定番の国産チューンド、華やかな外車スポーツ、そしてレーシングカーと言うカテゴリーの出展に至りました。



国産チューンドと言うカテゴリーに説明は不要ですね(笑)
スポーツカー好きな人でしたら、チューニングの度合いは別にして、既に皆様経験済みです。
外国産スポーツで今回はポルシェ・ボクスターをチョイスしましたが、パワーは少ないながらも
走る楽しさを素直に表現してくれる素晴らしい車両です。
そして決して、スーパーカークラスのような目の玉が飛び出る金額でもありません。
フォーミュラカーは金額は結構するのですが、チームに加入する事で車両を購入しなくても参加出来るレースも多々存在します。

そしてレーシング・ドライバーは、あなたの才能次第です。
そしてその才能は、走ってみないと誰にも分かりません。


大瀧賢治は去年の西日本F4のチャンピオンです。
もちろんそこまで来るには、道のりがありました。
彼が18歳の時に私と出会い、その頃は「F1ドライバーになります。」と言う少年でした。
当時の私は実は無職状態で、彼との出会いも現在の私を創るきっかけにもなっています。
「F1ドライバー」と口に出すこの少年は、ごく普通にいる少年でした。
両親が特に大金持ちと言う訳でもなく、F1への就職先も道のりがある訳でもなく、
お互いに頑張って、何も無い状態から少しずつステップUPする道程に我々はおりました。

当然彼もカートからレースを始める事になります。
私は当時7Mスープラがメインカーでした。
その頃の7Mエンジンは既に1JZや2JZには劣り、しかしながらきっちり作り上げるとそれでも500馬力
はたたきだせるスペックは持っておりました。ただ、度重なる故障により真価は発揮出来ず。

その後、1JZエンジンを搭載する70スープラに乗り換え、TD07タービンにて百式を製作。
CM出演等を果たし、一気に展開します。

大瀧賢治もFJにステップUP。
98年シリーズ全勝と言う離れ業をレース業界に見せ付ける。
2001年にもFJでクラスチャンピオン獲得!

こちらは主に板金塗装を目的とした2号店をOPEN。
お客様の支持を得て、次々とオリジナル・パーツをリリース。



そしてその後、お互いに資金難にぶつかります。
その為、レース活動の休止。
こちらは事業拡張のツケが回り、借金苦に。

それでもお互いに、自分の人生を諦める訳には行きません!

更なる発展と向上に使える情熱は全て注ぎ込みます。



その結果、大瀧は去年のF4に途中参戦ながらチャンピオン獲得!
私もまた各雑誌等の取材を頂いたりするようになりました。


そして今回の名古屋ドリームカー・ショーにお互いに協力しての出展です!



これは私が個人的に思うのですが、
「最近の若い子は夢が無い」と言われていますが、それは仕方ないかもしれません。
なぜなら大人が夢を持っていないからだと思います。
不況だ、とか、リストラだ、とか、そんな話を子供のうちから耳にして、夢など持てるわけはありません。

誰も彼も最初から「成功」を手に出来ませんが、それを手に入れる「努力」と言うものを諦めた人には
「勝利」はやってきません。

今、F1ドライバーをしている佐藤琢磨氏も19歳からレースを始めたと言う事実もあります。

到達点は誰もが違いますが、今を諦めたら明日はありません。

私は既に30歳を超えていますが、死ぬまで努力する事を忘れないでしょう。
それが成功か勝利かは別にして、自分の人生に立ち向かって行くつもりです。

初めて車を買った時の喜びを忘れないように。
初めて自分で車を触った時の感触を忘れないように。

今自分が持っている夢:DREAMを周りの環境に流されず、
いつもまでも持ち続けてくださいね。

それが今年のドリームカー・ショーでした。



前置きが長くなりましたが、ギャラリーです。


まずは初日の土曜日の朝一発目の収録。
恒例のパワーチェック大会です。
今回は特に予定していなかったのですが、なにやら代打のようで・・・
いきなりトップバッターで出る事になってしまいました。
なんの準備もしていなかったのですが、「いつでも走れる」と言う気持ちで普段からメンテしてますので、
特に不安もなくパワーを出してくれました。





結果は10月18日深夜の放送にて(笑)


ご存知、百式号  

シュプレーム茨さんのドリームカー

最近80に買い換えてイキナリ出展されてしまった、西岡号です。


後ろにはずらりとNSXが。

画像が小さいですが、私のヘルメット(オリジナルカラー)が百式に乗ってます。


そして借り物ですが、フォーミュラ・トヨタです。

ブースの模様です。





ドリームカーレーシングのスープラ
ポッカ1000km耐久レースで完走致しました。



ドラッグマシンです。
トップ・フューエルとジェットカー!
アートガレージさんが持ってきてくれました。

今年は残念ながら某所より圧力がかかり、走行中止にされてしまいましたので、エンジン点火&レーシングのみでした。


ヴィッツレース車両です。
実は私もフル参戦を考えております。



薬師寺さんの車ですね。ディアブロとケーニッヒ・テスタ


レーシングドライバーの大瀧賢治と中村君です。
中村君はSSRS(あの佐藤琢磨が卒業した。)でトップ卒業しております。


大瀧賢治と古賀琢磨君です。
古賀君は今年のNASCARドライバーです。
グッドイヤータイヤのブースにて、トークショーもやってました。







恒例の記念撮影です。




おまけ(笑)