■大平宿、御岳-2008.9.6-■


やまぐちさんから、大平宿近くでキャンプするけど来ます?
とのお誘いを受けたので、早速DFにキャンプ道具積んで向かいました。


19号を走り、中津川から県道7号(旧中山道)に入って馬籠峠へ。
峠にある茶屋で手みやげに饅頭を購入して出発、256号を右折する。
暫くは木曽の山を横目に快走し、県道8号(大平街道)のクネクネ道をひたすら
走ると、やまぐちさんの居るキャンプ場に到着。
バイクを見つけて隣に停めると、ちょうど釣り竿持ったやまぐちさんが戻って来たので挨拶。
収穫の山女魚を今夜の晩御飯にいただく事に。おお〜楽しみ。







あまり整備されていない草の茂った道を暫く歩くと、本日泊まるキャンプサイト。
ちょうどバイクが置けそうなスペースがあるので戻って取りに行こうかと話してる所に車が
近付いてドライバーが声を掛けてきた。
ここでのキャンプとバイクを取りに戻る話をしたら、バイクの場所まで送ってくれると言う
ので、お言葉に甘えて乗せてもらいました。
その方は、昔よくここでキャンプや山登りをされていたらしく、たまたま久し振りに様子を
見に来たそうです。
この辺りはクマが出るから注意するようにと言って去っていかれました。

クマ…怖ッ。



バイクでキャンプ場へ向かい、荷物下ろして早速テント設営。
始めてのキャンプツーですが、設営は近所の河原で練習していたので、何無くクリア。

無事テント設置も完了し、まだ時間があったので大平宿へ向かう事に。




大平宿は昔ながらの村の家や面影を有志の手で残し、その内の数件は宿として泊まる事も可能
…との事ですが、廻った印象は廃虚寸前、と言うかすでに廃虚化してるという感じでした。
それでも一件だけ外にバイクが停めてあり、暖炉に火がは入っている家がありました。




大平宿の一角に大衆食堂の店を見つけ、営業中とあるので入ってみる。
開いている雰囲気が無いけど、声をかけてみると奥から初老の店の方が出てきた。
ちゃんと営業してるよとの事なので、焼肉定食を注文。
バクバクと喰う2人にきさくな店のおやじさんがいろいろと話掛けてくれました。
冬の間は店を閉めて、雪が解けた頃にまた店を開けるとか、
この道は自転車の選手達の練習コースになっていて、有名な国内選手も多くこの店に寄って
行くとか。
確かに店内には自転車選手の写真やサインが沢山飾ってあり、その中にはオリンピック代表
選手のものもありました。

いろいろ話を聞かせて貰ってるウチにすっかり外は暗くなったので、オヤジさんと記念撮影
して、店を出る。
真っ暗の峠道を走り、キャンプ場へ戻りました。


夜は焚き火を囲んでやまぐちさんが釣った山女魚をいただく。
うおっ、激ウマ〜〜。
本気でウマイ。
人間、旨いもの喰うと幸せになるってホントだね。
曇で星は見えないけれど、こうして自然の中で旨い物喰って、最高に幸せじゃ。


クマが出ませんようにと願い、就寝。




翌日、雲は多いが結構イイ天気。
今日は御岳の7号目田の原まで向かうつもりとやまぐちさんに伝えたら一緒に行きましょう、
って事で2人で御岳山へ。

19号から県道20号に入り、256号で御岳湖沿いを王滝村方面に走る。
村に入ったあたりで案内に従い、田の原に向けて一気に掛け登る。

御岳は山岳信仰で有名な場所。
道中にも多くの神社が建てられており、信者らしき方がお参りに来ていました。




暫く走ると突然視界が広がり、広大な木曽の風景が一望出来るようになります。
辺りに遮る山が無いので、遠くまで良く見える。
ちょっとガスってしまっているのが残念だけど、晴れていたらもっと凄い絶景になって
いるんだろうな。

時々休憩しながら、田の原駐車場到着。
ここから御岳頂上はもう目前。
これから登る人や、下山してきた人が登山道の鳥居を次々とくぐっていました。
オイラもいつかこの鳥居をくぐってあの頂きに立ってみたいなあ、なんて思ってみたり。




田の原からの景色を楽しみ、昼食を食べてから下山。
何時の間にか路面は雨で濡れてました。
タイミング良く雨を避けれたみたい。
それじゃあ、と19号にてやまぐちさんとお別れ。

その後、突然の大雨に見舞われる。
しかも滝のような雨。ゲリラ豪雨ってやつ。
中津川までこれでもかというぐらいに土砂降りだったけど、中津川過ぎたら一気に快晴。
なんだろコレ。
そのまま暫く走っていたらカッパも乾いてきたので、途中で脱いで帰りました。



やまぐちさん、お疲れ様でした〜。



走行距離たぶん380キロ(記録忘れ・・・)