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ヤマケイJOUのトレッキング特集。 初心者でも歩けるコースが幾つか紹介されていたが、 一際目を惹いたのが「八方尾根」だった。 週末は天気も良さそうだし、行ってみるか! 金曜日の仕事を早々に済ませて帰宅、すぐさま布団に入り 夜中の2時過ぎに起床。 準備をして、3時半に出発した。 中津川に着く頃に辺りは明るくなってきた。 車も少なく快適。 前を1台のバイクが走っていた。 トラックに詰まっても煽ろうとせずに一定の車間を置いて走っている。 マナーのいい乗り手だなあと後ろから見ていて思った。 後から知ったが、オイラが良く見て参考にさせて貰っているHPの 管理人さんだった。凄い偶然だ。 7時頃塩尻に入り、松本を過ぎて147号〜安曇広域農道〜306号〜148号と 繋いで9時頃に八方アルペンラインの入口、ゴンドラ乗り場に到着。 6人乗りのゴンドラ「アダム」に揺られる事8分で兎平へ。 ここから2つのリフトを乗り継いで、八方池山荘のある第一ケルンに到着。 標高はすでに1830メートル。 ここから八方池を通り、唐松岳の登山道への分岐で折り返し池山荘まで戻るのが 「八方尾根自然研究路」約2時間30分〜3時間のトレッキングコースだ。 期待に胸膨らませていざしゅっぱ〜つ。 |
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まず最初のルートは2つ。 緩やかな湿原コースか、若干険しいが常に白馬三山を見ながら登る展望コースがあります。 迷わず展望コースを行く事に。 急な登りに数分でバテバテ。 前を見るとまだまだ先は長い。ホントに行けるんだろうか。 ところが雄大な山々の姿を見ながら、登っていく内にペースが掴めて来て 段々楽になって来た。 湿原ルートとの合流点、第2ケルンに到着。 標高は2005メートル。 標高差170メートルしか登って無かったのか。 もっと登ったのかと思ってしまった(笑 初めて雪渓を歩く。 本格的なトレッキングシューズでなかった為、滑る滑る(汗 慎重に歩いて越えると、八方池はすぐそこだ。 何と言う絶景。 雑誌で見てた場所に、自分の足で来たぞ。 心地よい疲れも相まって、何とも幸せな気分になった。 白馬三山、天狗の頭、そして不帰の嶮の全貌が見えていました。 ああ、すべて写真や映像でしか見た事が無かった場所だ…。 30分ほど過ごして、出発。 折り返しとなる唐松岳の登山道に、後ろから来ていたグループが 入っていった。 いつかはオイラもそっち側へ行ってみたいものだ。 第3ケルン(2080メートル)を過ぎて、五竜岳、鹿島槍ヶ岳を横目に 下っていきます。 眼下に続く尾根道の向こうには白馬山麓の町が見える。 凄い。 湿原コースを歩いていると、登って来る人で少し込みあってきた。 早めに登っておいて良かった。 池山荘に到着したのが12時過ぎ。 八方池で休憩していたので、実質2時間の行程だった。 時間が有ればもう1周ぐらいしても良かったけど、 日帰りの予定だし、更に雲の出て来たので、池山荘で食事して降りる事にしました。 素晴らしかった。 来て良かった、と下りのゴンドラで小さくなる山々を見て思った。 |
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八方を出て、148号〜147号〜25号〜158号で乗鞍方面へ。 トンネルを使わず、安房峠を越える事にした。 昔は158号で高山方面に抜けるにはこの道を通るしかなかった 事を考えると、今は便利になったモノだなあ。 宮岸さんが雪の日にここでバイクが動かなくなって たまたま通りかかったトラックのおっちゃんに拾って 貰った話を思い出しながら峠道を通過。 そこからがまた長い事…。 高山〜せせらぎ街道〜岩屋ダム〜いつものルートと ここだけでも軽く日帰りツーコースですよ。 結局帰宅したのが9時過ぎ。 長い1日だった。 疲れたけど、ホントに楽しかった〜。 ツー+トレッキングの新しい形が出来ました。 八方尾根、気になった人は是非自分の目で確認してこよう! 走行距離 590キロ |