富士見台高原-2009.7.11・8.23-



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神坂峠へ


近場で景色のいい場所は無いかとネットで探していたら、
中津川と阿智村の境にある「富士見台高原」が展望も良く、アルプスの山々も一望できる
とあったので週末にDFで行ってみる事にしました。





中津川のICを過ぎて、旧中山道の県道7号を馬籠峠へ。
馬籠方面の分岐となるT字路をそのまま直進すると案内の看板があります。
橋を渡り、集落を抜けると後はひたすらクネクネ道。

この道は恵那山の麓のため、道路脇のあちこちに登山口があります。
最終の登山届場所を過ぎると展望がひらけ、振り返ると山の間から
街が一望できます。
しかし、この日辺りは真っ白で
雲の隙間から辛うじて街の一部が見えるぐらい。
晴れの予報だったんだけど…
またこのパターンですか。


神坂峠に到着はしたが、真っ白でさらに強風も吹いていました。
その為、富士見台の展望は絶望的なうえに歩くのは危険だと思い、引き返す事にしました。







ただ引き返すには勿体無いので
恵那神社へお参りし、ウエストン像を見て、
久し振りに東濃牧場へと寄って、ひつじ見て帰って来ました。
うーん、残念だった。
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再び神坂峠へ






後日、天気の日を見計らって再び神坂峠へと向かいました。
中津川上空に薄い雲が覆っていましたが、恵那山付近の上空は快晴。
前回霧や雲で見えなかった風景が今日はクッキリと見えます。
気持ちイイね〜。





神坂峠に到着。今日は風も無く、絶好のトレッキング日和だね。
すでに満車に近い駐車場へバイクと停め、先日導入したコロンビアの登山靴に履き替え、
ザックに着替えと軽めの食料と飲み物を積めていざ出発!
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富士見台


登山口からは木々の茂った上り坂を歩きます。
道が狭く、草木で境界線も隠れているので落ちない様に多少注意が必要です。
暫く登ると道は平坦になり、一気に展望が開けます。
青空と緑のコントラストが美しい。

神坂小屋に到着。
小振りで可愛らしい小屋だけど、作りはしっかりしています。
園原と富士見台の分岐を過ぎるとそこからは稜線歩き。
行き先に目をやると、数人が昇り降りしています。
すれ違いざまに「こんにちわ」と挨拶。

軽い登り坂を10分程歩いたら、標高1739mの富士見台高原頂上です。









なんという展望〜。
前には中央ア、御嶽山、乗鞍岳、横には南ア、後ろには恵那山と
数々の名峰を一望しています。
山脈が幾つも重なる姿も素晴らしい。
晴れの日に来てホントに良かったヨ。

頂上には奥様グループや、写真撮影のおじさん等10人程の賑わい。
適度な石に腰掛けて、麓のコンビニで買ったお昼を食べる。
シアワセじゃ。

30分程したら、風が強くなり、中津川方面からの雲が延びて来たので
下山する事に。
帰りは行きよりも多くの人とすれ違った。
でもすでに山頂上空は雲で覆われて、展望もあまり無さそうだった。
早めに来ておいて良かった。
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ばんがくそう


分岐を園原方面に歩き、近くの山荘「萬岳荘」へと向かってみた。
こちらは木の階段が整備されていて、歩きやすい。
ササ原の中ジグザグに階段を降りていくと、「萬岳荘」に到着。

飲食も出来るようなので、コーヒーを頂く事に。
来る客になついていく犬を見ながら、まったりコーヒーを飲む。
旨い。

段々と天気が怪しくなって来たので、コーヒー飲み干して山荘を後にする。
舗装路を歩いて駐車場に戻り、仕度して出発。

麓まで戻り、神坂方面を振り返ったらすでに雲の中だった。
今回は寄り道せずに、そのまま帰宅しました。





富士見台はもともと神坂山という名だったそうですが(すぐ横の山が神坂山になった)
富士山が見たいっていう願いから富士見台に改名させられたそうです。
(実際には見えないのに)
また、この山を中央高速の日本最長トンネルが貫いているのですが、そのトンネルの名は
「恵那山トンネル」

ちょっと不憫に思えてきました…。



走行距離 約280キロ