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渋滞を避ける為、早朝の5時に出発。 国道19号からいつもの県道66へ。 国道418号を右折、後はひたすらこの道を進めば南信州遠山郷に到着です。 国道418号は、広狭混合の峠道。すれ違う車も殆どいません。 道の駅平谷で休憩。 駐車場には結構な台数のバイクが。どこかのツーリングの集団みたい。 ここから先は一気に登り、標高1000越えの平谷峠へ。 朝靄の向こうに薄らと南アルプスが見えます。 天龍のあたりに吊り橋を発見。沙都子〜〜〜っ!!(違う 418号から152号に合流。いよいよ遠山郷です。 暫く走っていると道路脇に手書きの看板がいくつも立っている。 「昔懐かしの木造校舎」 面白そうなので、ちょっと寄ってみる事に。 「木澤小学校」 中が自由に見学出来るようになっていました。 誰も居ない朝の校舎を1人でブラブラ。 小さな机と椅子、黒板、三角定規にオルガン。 なんだかノスタルジックな雰囲気に浸されていきます。 廊下には写真が沢山飾ってあり、一部の教室は資料展示や、レクレーション等で使用出来る ようになってました。 この校舎、地元の方達に愛されているんだなあと感じました。 寄ってみて良かった。 そしていよいよ日本のチロルと呼ばれる「下栗の里」へ。 傾斜約40°の斜面に家屋が立ち並び、そこを繋ぐように、細い道がクネクネとあちこちに伸びています。 まるで日本じゃないみたい…だけど畑や家屋の姿は紛れも無く、日本の村の姿。 雑誌等で良く見る、村を俯瞰で一望出来る場所を探すが、どうにもポイントが見つからない。 ふと前に畑仕事の休憩中らしいおばさんと2人とおじさんに声を掛けてみる。 「ああ、そこはもっと上のあの山の頂上あたりだよ」 「バイクでは行けないから30分程歩きになるよ」 「そうなんですか、どうしようかなあ」 「でも、ソコつい先日崩落して通行できなくなっとるよ」 「ええ〜!?」 と言うわけでポイントでの写真撮影は諦める事に。 かわりに、バイクで行けるココ一帯を見える場所を教えて貰い、そこでパチリ(一番上の写真) ちょっと遠いケドね(笑 下栗からしらびそ峠へ向かう道も崩落により通行止め。 なので、反対方向から向かう為、再び152号へ。 途中にあった、「祭り伝承館 天伯」に寄って観る。 お客さんはオイラ1人の貸しきり状態。 案内のおじさんから話を伺い、展示物を観て廻る。 全国の神々が舞い降りた湯を浴びて無病息災を願う「霜月祭」 そのお面のレプリカ等が展示されています。 「千と千尋」のヒントにもなった祭りだとか。 しらびそ峠に到着。南アルプスが目前に広がります。 「しらびそハイランド」で遅めの昼食。 鹿肉のジンギスカン。 鹿肉は焼き過ぎると固くなるので、軽く焼いて食べます。ウマウマ。 三遠南信自動車道で矢筈ダムを抜け、153号へ合流。 そのまま稲武方面へひたすら走ります。 途中で「国の天然記念物 月瀬の大杉」という看板が見えたので左折。 でかい。 再び153号を走り、昼神温泉で湯に浸かり、足助からの渋滞を脇道に避けて 夕方帰宅しました。 久々に充実した日帰りツーリングでした。 遠山郷、かなり気に入りました。今度霜月祭の時に行ってみようかな。 ■走行距離約550キロ■ |