やめよ!徳山ダム
2/7 徳山ダム建設事業審議委員会終了
「早期完成」の“意見”を提出
審議委買の顔触れを見るだけで「ゴーサイン答申」は、当初から明らかでした。第4回
審議委員会で館委員長(*)は「私の中では答申案はできている」と発言し、「審議」が
内実のないものであることを吐露していました。
*委員長館正知氏は、かつてイタイイタイ病裁判で企業側の立証に手を貸し、川崎の大
気汚染公害裁判では建設省側の証人に立ち、先日の岐阜県知事選では梶原後援会の「名
誉顧問」を務めた人です。「審議委員」といわれる人達の「公正さ」が、どういう種類
のものなのかが、推測できます。
建設省が「公共事業の客観性・透明性を高める」という鳴り物入りで設置した各地の審
議委員会でしたが、「凍結」などを決めた審議委員会も含めて、本当に新たな観点から「見
直し」ができたところは皆無といっていいでしょう。
徳山ダム審歳委員会で、建設省側は、以前に比べれば多くの資料・情報を公開しました。
これまで隠されていた新たな問題も表に出てきました。例えば@「徳山ダム集水域は日本
有数のイヌワシ・オオタカの生息地である」こと、A「名古屋市は徳山ダムの新規利水の
半分を返上する」ことなどです。こういう問盤を正面から審議するなら、審議委員会はそ
う簡単に「早期完成」を言えないはずです。ところが、建設省倒はこういう問題を出すと
きには、必ず言い訳も準備して出します。@「調査を継続し、専門家の助言を得て工事を
進めるという方法もある」、A「名古屋市の返上分は渇水対策に使うという方法もある」、
というように。そうすると「イヌワシが居るなんて聞いていなかった」「人間あっての自
然なのだから、鳥より人だ」と不満を述べる委員、「名古屋市が今さら返上と言い出すなど
許せない、渇水のときも水はやらない」と息巻く委員も含めて、争うように建設省の言い
訳提案に賛意を表するのです。建設省白身が期待(?)する以上に、「大型公共事業を持っ
て来なくてはいけない」「建設官僚に逆らってはいけない」と固く信じている”学識”委
員、自治体関係委員の婆に、現状における日本の情けない地方行政と民主主義の水準を見
る思いがします。
私たちは、発足時の委員の構成をみても、その後の継続的な傍聴を通じても、審表委員
会に期待するところは全くないと思っていましたので、今回の「早期完成意見」について
は、「出るものが出た」としか思えません。私たちの運動は、正にこれからだと考えてい
ます。
とりあえず、2/16(日)13:30〜16:30 大垣スイトビアセンター
建設省との対話 第2回 にご参加を。
徳山ダム問題のページ 表紙