朝は3時に起きてしまって、パソコン通信やWWWの巡回をする余裕もあって、JR穂積駅から一番の電車に乗って名古屋に向かい、予定より一本早い急行で近鉄の中川駅で30分ほど待って(ホームの待ち合い室には幸いにも暖房が入っていた)、予定の急行で榛原(はいばら)駅の改札口を出ると、ホームページで顔は見覚えのあるあきゆきさん(と美人の奥さん)が待っていてくださいました。
奈良交通の臨時の樹氷号バス(登山口までの行きは1250円、下山口の平野からの帰りは1310円)に座ることもできて、気分はいやがおうでも高まります。バスを降りるとトイレに寄ってから、スパッツをつけて、団体をすごい勢いで追い抜きながら、どんどん高度をかせぎます。
林道と交差する小峠で軽アイゼンをつけて小休止して急な階段を上り、ぜいぜい息をはずませながら、途中での小休止が2回で、ようやく頂上と思ったら、滑ってこけた瞬間に左足のふくらはぎがつってしまってしばらく動きがとれず、ようやく荷物をデポして頂上に辿り着くと、人の群れで身動きできないほどで吃驚しました。
先に腹ごしらえすることにして、一昨日の夕方にJR大垣駅のパン屋で買い込んできたパン(朝食もこれでした)をビールで流し込んで、おにぎりを1つ分けてもらい、ようやく人心地がついて、エネルギーが湧いてきました。
人も心持ち少なくなったようで、頂上の北側に行ったり(展望盤あり)、頂上の南側の避難小屋の上の展望台(展望盤あり)から、それぞれパノラマ写真をとり、ひとしきり山や海の展望論議を周りの方々としました。
東に大きく目立つのはほぼ同じ高さの三峰山で、台高山脈は逆光気味にもかかわらずしっかりと見えていて、その南側には普賢岳が特徴のある鋭角的な山容で聳えて、大峰の山並みもシルエット状態で見えます。(写真参照)

北には宇陀・くろその山並みも見えていましたが、その先の鈴鹿は確認できませんでした。伊勢の方には海岸線らしきものがみえたものの、海が見えているかどうかもはっきりとは確認できませんでした。もちろん、残念ながら富士山はすっかり靄と雲の中でしたし、可能性のある南アルプスや中央アルプスも確認できませんでした。
西側は完全に靄ってしまっていたこともあって、奈良の山並みはほとんど確認できていませんが、一点360度ではないにせよ、頂上付近は360度の展望が得られて、雪のある冬季も登れて、うまくいけば霧氷(樹氷)も見られるというおいしい山であることは確かです。
往復の麓から見る山容も大変に立派で、前々からぜひ登ってみたいという願望がかなって、しかも日帰りに楽勝(帰りは午後4時過ぎの電車で榛原駅を出て、名張から特急1250円を使って名古屋まで行って、JRの接続もあったので、午後7時には自宅に帰り着いた)できたので、早起きさえできれば、また行ってみたいとさえ思います。