タネから育てるサボテン


 小学校の高学年の時に一度手がけたことのあるサボテンに今、また興味がわき50種類ほどを楽しんでいます。
 サボテンのなかには花が咲いた後にタネをつけるものがあり、このタネを蒔いて発芽したときの喜びはひとしおで、さらに育ててやがて花が咲いた時の感動は忘れることができません。
 下記にタネからの育て方を記しますのでご興味のある方は一度チャレンジしてみてください。





タネの蒔き方
花後じゅうぶん熟したタネをよく水洗いする
清潔な川砂に熱湯を通し消毒をする
植木鉢に川砂を入れ水を張った洗面器などにひたし砂の表面を落ち着かせる
水を付けた爪楊枝の先にタネを付けて砂の表面に1cm間隔で1mmほど埋め込む
蒔き終わった鉢の上部をラップかビニールで覆い、輪ゴムなどでとめる
植木鉢皿に水を入れてこの鉢をひたし日当たりのよいところに置いておく



発芽後の手入れ
数日後に覆いをとってみて発芽を確認する(米粒の1/4位の大きさ)
米粒大に成長したら植木鉢皿に水を張るのを止める
以後は砂の表面が乾いたら如雨露などで水をやる
発芽後は1ヶ月に1度、液体肥料をやる
やがて隣りどおしくっつくくらいに成長する度に植え替えを繰り返す



ヒント
発芽させるポイントは高温多湿に保つことです。
しかし発芽後は根ぐされをおこさないよう水のやりすぎに注意しましょう。
サボテンは他の植物と違い水不足で枯れることはありません。
また冬季には暖かい軒下か室内に取り込みましょう。

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