くるまの楽しみ

 これまでにいくつかの車を買い換えました。

 最初のくるまは15,000円で購入した中古のスバル・サンバーでした。

 このくるまを皮切りにホンダN360、トヨタ・カローラ、ニッサン・サニー、トヨタ・クラウンなどを経てGENERAL MOTORS Buick Riviera 5700ccを14年間乗りまわし今般、次のくるまに乗り換えました。

GENERAL MOTORS Cadillac CONCOURSCadillac Logo
Cadillac CONCOURS
●モデル 4速A/T 4ドア
●ステアリング 左ハンドル
●全長X全幅X全高    (mm) 5,365X1,950X1,450
●総排気量        (cc) 4,564
●最高出力    ps/rpm(EEC) 300/6,000
●最大トルク  kgm/rpm(EEC) 40.7/4,400
●乗車定員         名 6



 何台かの国産車を乗り回し前回、はじめてアメリカ車に乗ったときの最初の感想は「これぞ、くるまだなー!」というものでした。

 しかし1980年車で走行系はまだまだ問題はなかったのですが、さすがに内装も痛みまた外装周りの塩ビ樹脂もひび割れする状態となり買い換えも視野に入れて検討してきました。

 不思議なことですが、車に一度乗ると次の車はそれまでの車より小さい車には目がいかず大きい車に目がいくものです。

 私は今、53歳ですから今回買う車はたぶん最後の車となるであろうと思い、ヤナセでヨーロッパ車からアメリカ車までいろいろと見比べついにアメリカ車の最高峰であるCadillac CONCOURSに決めました。

 今度のCadillac CONCOURSはさらに大きく、乗り心地も一段と上でまさに車の中の車といった感じです。

 Buick Rivieraにはとても愛着があり廃車で引き渡しするときに、まるで長らく飼っていた牛馬が屠殺場に連れて行かれる姿のようでつらい思いをしました。


 日本のくるまは外国車と違い顔がありません。外国車はベンツの顔、BMBの顔、ジャガーの顔があります。

 その点、このCadillac CONCOURSにも顔があり、今後使うに連れ愛着が深まりなかなか手放せなくなることは間違いありません。




 私はくるまに経済性を求めません。経済性ではなく安全性を求めます。

 その意味では大型アメリカ車には二つの安全性があります。

 ひとつはくるまの頑丈性です。

 もうひとつは大型アメリカ車で市街地の狭い道路ですれ違いに困るようなときには相手の方が道を譲ってくれます。

 また、信号のない優先権のはっきりしない交差点でもこちらに譲ってくれます。

 これらは乗ってはじめてわかった安全性です。


 Riviera同様、だいじに使い10数年乗り続けるつもりです。


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