Musical Dictionary
おんがくじてん

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<2009/2/3更新>


  


【あ】
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アー A(独)
A(ラ)音。通常、楽器の調律の中心となる音でオーケストラではオーボエがこの音を出して他の楽器が調律する。 その音の高さは440hz程度。バロック音楽では低めに、また現代音楽では高めに設定されることが多い。
アクセント accent(英)
ある音をその前後の音よりも強く出すこと。楽譜では >、∧、∨などの記号を音符に付加してあらわす。
アゴーギク Agogik(独)
速度法。演奏のときにテンポに微妙な変化をつけて精彩豊かにする方法。
アコーディオン accodion(英)
手風琴。演奏者の胸につるし、左手で蛇腹を伸縮させリードに風を送り、 右手で鍵盤またはボタンとストップを用いて主にメロディーを、左手でボタンを用いて 低音部と和音を奏する。1820-30年頃初めて作られた。

アジタート agitato(伊)
激して。激しく。切迫して。もとのイタリア語は「動揺した。不安な。落ち着かない」の意。
アダージョ adgio(伊)
ゆるやかに。アンダンテとラルゴの中間の速さ。
ア・テンポ a tempo(伊)
もとの速さで。
アッラ・マルチャ alla marcia(伊)
行進曲風に。
アマービレ amabile(伊)
愛らしく。かわいらしく。
アパッショナート appassionato(伊)
情熱的に。熱情を込めて。
アルス・ノヴァ ARS NOVA (羅)
く新しい技法>の意味。14世紀をむかえ,ヨーロッパ (ことにフランス,イタリア)の音楽にあたらしく起ったひとつの流れをさしてアルス・ノヴァとよぶ。 この言葉はもとヴィトリの書いた著作の題で,13世紀までの古い音楽,アルス・アンティクアに対比されるものである。 アルス・ノヴァの音楽はアルス・アンティクアのそれにくらべると自由で洗練され,複雑な技巧をこらしたものといえる。 従来の,音符の3分割制偏重に対する2分割制の対等な使用, 模倣的な手法の発達,3度・6度の音程を協和音程として活用したこと, 複雑なリズム技法の開拓などがそのおもな特色であった。代表的な音楽家にマショーがいる。
アルパ arpa(西)
中南米のハープ。ラテンハープ、インディアンハープとも呼ばれる。 フォルクローレなどでよく使用される。
アルペジョーネ arpeggione
チェロとギターの合いの子のような、24のフレットとギターと同じ調弦の6弦(E、A、D、G、H、E)をもち、 弓で奏する楽器。1825年頃楽器製作家のJohann Georg Staufer(1778-1853),により発明され たが、10年ほどで廃れてしまった。 シューベルトがこの楽器の為にソナタを残しているが、現在ではチェロで演奏されることが多いが、マンドリンでもよく演奏される。
⇒ 
アルペジョーネの画像
アレグレット allegretto(伊)
やや速く。アンダンテとアレグロの中間の速さ。
アレグロ allegro(伊)
速く。
アンダンテ andante(伊)
歩く速さで。アダージョとアレグレットの中間の速さ。
イタリア マンドリン オリジナル
現在のマンドリンが誕生したのが1850年頃、以来第二次世界大戦までの間に作られた、 マンドリンおよびマンドリン合奏のために作曲された曲をいう。 当時マンドリンはイタリア王室の保護を受ける等のためか、爆発的に広まり大人数の合奏団も生まれたが、 そのころのイタリアはマスカーニやプッチーニらのオペラが盛んな時期であり、 マンドリン曲もその影響を受けている。
ヴァイオリン(バイオリン) violin(英)
15〜16世紀にイタリアで生まれたとされるが、詳しい起源や成立過程は不明。 17〜18世紀にかけイタリア、クレモナの製作者たちアマーティ、ストラディバリ、グァルネリが名器を残した。 ヴァイオリンの名称は「小さなヴィオル」の意味。
ヴァイオリンのCD
ヴァイオリンの楽譜

ヴィナッチャ Vinaccia(伊)

イタリアナポリの伝統的なマンドリン製作家一族。パスクワーレ・ヴィナッチャ Pasquale Vinaccia(1808(1816?)-1882)によってナポリ式の楽器が改良され現代のマンドリンの形になった。(金属弦の使用、機械式糸巻、4対の複弦、フレットの延長、形状の改良、ヴァイオリンと同様の調律等)。その後、その息子たちジェンナロとアキレに引き継がれ、フラテリ・ ヴィナッチャ(ヴィナッチャ兄弟)社設立、現在でもその楽器はオールドとして現存し高い人気を誇っている。

 

ウクレレ ukulele(英)

ハワイのギター属の楽器。4弦でフレットがある。 ハワイアンにはスチールギターとともに欠かすことができない。 ハワイにはもともと弦楽器はなかったのだが、19世紀末にポルトガル人が持ち込んだ小形のギターからウクレレが作られた。
「はねる蚤」の意味。
ウクレレのCD
ウクレレの楽譜


ウード ud
アラビア音楽の中心的楽器。フレットのない木製の撥弦楽器で、 ワシの羽の根元ではじく。弦の数はさまざまだが、今日多くは5組の複弦。
ウードのCD

オカリナ ocarina
現在のオカリナは1853年、イタリアのドナーチという人物によってつくられました。 オカリナは普通素焼の陶器で、色は塗装されたものが多くあります。 またオカ リナとは、イタリア語で「鵞鳥の子」を意味します。
オカリナのCD

オーケストラ orchestra(英)
管弦楽。規模が最大の器楽合奏体。弦楽器、金管楽器、木管楽器、打楽器等の組合わせによる。
オンド・マルトノ ondes maetenot(仏)
フランス人の電気技師モリス・マルトノによって1928年に完成された電子楽器。
オンドマルトノのCD

【か】
| か | | | | | | | | |
雅楽 ががく
日本古来の伝統音楽。 楽器は三管(笙、篳篥、龍笛)三鼓(鞨鼓、太鼓、鉦鼓)、他に琵琶和琴などが用いられる。
雅楽のCD
楽器 musical instrument(英)
音楽に使用される音を出す器具。管楽器、弦楽器、打楽器の3種類に分類されるが、 今日では多様な楽器に対応するため、発音原理に着目して、体鳴楽器、膜鳴楽器、気鳴楽器、弦鳴楽器、電鳴楽器の5種類に分ける方法も用いられている。
ガヴォット gavotte(仏、英)
17世紀のフランスの舞曲。中庸な速度の4/4拍子で、4分音符二つの上拍をもち、フレーズは小節の半ばで始まり、終わる。
カプリッチオーソ capriccioso(伊)
気ままに。気まぐれな。自由な形式な器楽曲に用いられる。
カラーチェ Calace(伊)
イタリアナポリの伝統的なマンドリン製作家。特にラファエレ カラーチェ (1863−1934)はマンドリン奏者、作曲家、マンドリン製作者として著名である。現在のカラーチェマンドリンはそのラファエレの孫、同じラファエレという名のラファエレ カラーチェが製作にあたっている。

カリンバ

アフリカの楽器。親指ピアノと呼ばれる。

カリンバのCD

カンタービレ cantabile(伊)
歌うように。歌って。イタリア語のcanto(歌)が語源。
ギター guitar(英)
撥弦楽器の一種。胴体が両側にくびれを持った8字型をとり、 裏板が平らで側板をそなえる点が姉妹楽器のリュートと異なる。 西アジアが起源。中世にイベリア半島に伝わり、スペインをはじめ南ヨーロッパで発展。14世紀頃はビウエラとも呼ぶ。 現在の形になったのは18世紀末。名称は古代ギリシャの弦楽器kithara(キタラ)に由来する。
ギターのCD

ギター属の楽器
シターンウクレレバラライカ、バンジョー、月琴、三味線がある。
ギタレレ
ギターとウクレレのあいのこ。 調弦は通常のギターより4度高いAECGDA。(5フレットにカポタスト使用時と同じ)

キタローネ chitarrone(伊)
低音域補強の目的で作られた2つの糸倉を持つ変形リュート(アーチリュート)の一種。
 

キャラクター・ピース character piece(英)

19世紀の自由な形式を持った、主としてピアノの小曲で、ひとつの気分とか表題をあらわす曲、 たとえばバガテル、即興曲、奇想曲、無言歌、夜想曲等がある。

教則本

ピアノの教則本といえばバイエル、ツェルニーが有名だが、わが国でマンドリンの教則本といえばムニエルである。ほかにもオデルがよく使用される。

マンドリン教則本

ギロ guiro
ラテンアメリカ生まれの打楽器。打楽器といっても叩くのではなく、木製の棒でぎざぎざに彫られた本体の溝を擦って音を出す。 本体の裏側に穴が2つあいており、ここに指を入れて保持する。魚をイメージした装飾が施されている。
ケーナ quena
南米の管楽器。材質は葦、竹などで製作される。チャランゴとともに 南米の民族音楽「フォルクローレ」には欠かせない楽器である。
ケーナのCD
弦(絃) string(英)
弦楽器の発音体。材質は金属、ナイロン、絹、羊の腸(ガット)等が使用される。現代のマンドリンに金属弦が用いられ3,4弦は巻き弦となっている。
 
弦楽器 string instrument(英)
弦を発音体とする楽器の総称。共鳴胴あるいは共鳴板をそなえて楽音を発する。 一般に擦弦楽器、撥弦楽器、打弦楽器の3種に分類される。

 

古典派音楽 classicism(伊)
盛期バロック音楽が終わる18世紀中頃から、ロマン派音楽の出現する19世紀はじめ頃までの音楽。 形式を重んじ、ソナタ形式、ロンド形式が完成し、交響曲のような音楽的一貫性を持った楽章配置が確立した。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン

【さ】
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擦弦楽器 rubbed string instrument(英)
弓でこすって音を出す弦鳴楽器の総称。バイオリン属、ヴィオル属、胡弓、馬頭琴など。
 
サラバンド sarabande(仏)
17、18世紀のヨーロッパの舞曲。三拍子で緩やかで威厳のあるのが特徴。 古典組曲の標準的な楽章のひとつになった。起源はおそらくメキシコで、 16世紀はじめにスペインにあらわれている。
サーランギー sarangi
北インドの擦弦楽器。長さ約60cm。木製で胴体の表面に羊の皮が張られている。 主要弦は3ー4本でガットを用い、その下側に数十本の金属製の共鳴弦をもつ。
3部形式 ternary form(英)
3つの部分からなる形式で、各部分はそれぞれまとまりのある内容と完結性を備えている。 A−B−A(')という構造からなり、中間部は調、素材などで第1部と対照的でありその緊張感は 第3部が第1部の再現であることで解消される。
シタール sitar
北インドの撥弦楽器。 7本の主要弦と十数本の共鳴弦を持つ。
シタールのホームページ

シターン cithen(英)
ギター属撥弦楽器。 16−17世紀にリュートより演奏が容易なことなどから栄えた。リュート同様丸胴の裏面を平らにした楽器で、金属弦を用いる。 18世紀にはイギリスで流行し、イギリスギターと呼ばれた。女性が指先を傷めないように鍵盤装置付きも考案された。

しょう
雅楽で使用される。17本の竹が束ねられて、和音を奏でる。吹いても吸っても音が出る。
 
ショパンコンクール 
ショパン国際ピアノコンクール。5年に一度、ポーランドのワルシャワで開催される ピアノコンクール。10月17日のショパンの命日の時期にあわせて3週間にわたって行われる。ピアノ部門だけ、演奏されるのはショパンの曲のみという、他に例のない特別な形式をとっている。予選はワルツ、バラード、ポロネーズ、ソナタ等の独奏曲。本選はピアノ協奏曲1番、または2番にて競われる。
ストップ stop(英)
オルガン、ハーモニウム、チェンバロなどで、同じ音色のパイプ列、リード列、弦の列を、 鍵盤によって発音可能にする装置。ノブ、タブ、レバーによって操作する。 この選択、組み合わせにより音色が変化し、増減により音量が変化するため、 演奏に際してこの操作は重要な意味を持つ。

【た】
| | | た | | | | | | |
大正琴
名古屋・大須の月琴奏者、故未笛伍郎(森田吾郎 1874-1952)氏がタイプライターをヒントに 大正元年に考案した。当時の価格は2円50銭。大須観音境内に発祥の地の記念碑が建てられている。
大正琴のCD
タランテラ tarantelle(伊)
ナポリの舞曲。急速な6/8拍子で、しだいに熱狂の度を加える情熱的な舞曲。 毒ぐもに刺された時の激しい動きが名前の由来。
チャランゴ charango
ラテンアメリカの撥弦楽器。 表板はウクレレのような形で、胴はアルマジロの甲羅でできているものもある。 ケーナとともに南米の民族音楽フォルクローレには欠かすことができない。

 

ツィター Zither(独)

バイエルン地方とオーストラリアの撥弦楽器。 平らな共鳴胴の上に4〜5本の旋律弦と30本以上の伴奏弦が張られている。 奏者の手元の旋律弦は、フレットのついた指板の上に左手で押さえられ、右手のピックで弾かれる。 弦の数、胴の形、調弦方法は地方によって異なる。 映画「第三の男」でアントン・カラスが弾いて有名になった。 もとは東方からハンガリーを通じてアルプス地方に持ち込まれたものである。 演奏は非常に難しく、奏者も少ない。

ツィター属の楽器
ツィター、カーヌーン、ヴィーナー、琴(きん)などがある。
テオルボ theorbo(英)
16-17世紀に用いられた、リュート属の楽器。 普通のリュートに低音弦を付加したもので、2つの糸倉をもつ。 比較的短い低音弦を持つ楽器をテオルボ、長い低音弦を持つ楽器をキタローネと呼んだ。 通奏低音を奏するために考案された楽器。
テルミン theremin
ロシアの物理学者、レフ・セルゲイビッチ・テルミン博士(1896-1993)が 1920年に開発した、最古の電子楽器。 譜面台のような木箱から、2本のアンテナが上と横に突き出て、 電源を入れると、その周囲に電磁場ができ、アンテナへ手をかざす事によって、 音程、音量が変化する。

テルミン奏者の竹内正実氏のページ
テルミンのCD

ドムラ domra
ロシア民族楽器。円形の胴とフレットのついた指板をもち、3本の金属弦を4度調弦(E・A・D)でピックを用いて演奏する。 20世紀はじめに4本弦で5度調弦の物も作られた。4本弦の調弦はヴァイオリンと同じくG・D・A・E。 マンドリンを単弦にしたような楽器である。バラライカとのオーケストラがある。 独奏楽器としてマンドリンと比較した場合、趣、幅、曖昧さがなく、非常にクリアで輪郭がはっきりした楽器である。 大きさによりピッコロ、小、アルト、バスの種類がある。 マンドリン奏者では、キース・ハリス氏、 榊原喜三氏らが演奏している。

トレモロ tremolo(伊)
「ふるえる」の意味から音の急速で規則的な反復のことをいう。マンドリンでは持続音として用いられ、 最大の特徴ともなっている。

 


【な】
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二重奏 duet(英)、duo(伊)
2つの独奏楽器による重奏。同種の楽器と異種の楽器の組み合わせがある。 また、ピアノ伴奏がつくこともある。
二重底マンドリン
加納木魂氏作成による響きを止めないために胴の内側にもうひとつ胴を持たせたマンドリンの愛称。

ノクターン nocturne(英)

夜想曲。ピアノのためのロマンティックなキャラクター・ピースで分散和音の 伴奏の上に表情に富んだ旋律をもつ。アイルランドの作曲家、フィールド(1782-1837) が創始者である。ショパンのものが特に有名。

【は】
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バイオリン violin

⇒ ヴァイオリン

撥弦楽器 plucked instrument

弦をはじくことで音を出す楽器の総称。弦楽器の中では最も歴史が古い。
マンドリン、ギター、リュート、箏、バンジョー、ウクレレ、チェンバロなど
馬頭琴 morin khuur
モンゴルの代表的民族楽器。モンゴルではモリンホールという。2弦の弓奏楽器で全長約120cm。 台形の胴体を持つ。棹の先に馬の頭の彫刻があることからこの名がついた。2弦は完全4度に調弦される。 弦、弓とも馬の毛製。馬の生まれ変わりとも言われ、歌の伴奏に不可欠の楽器である。 左手の押さえかたは、マンドリンやヴァイオリンのように弦を指で押さえつけるのではなく、 指板と弦の間に指を入れ、爪の表面を弦にあてる。
馬頭琴のCD
ハバネラ habanera(西)
2拍子系のキューバの舞曲。名称はハバナに由来するが、起源はおそらくスペイン。
ハープ harp(英)
共鳴胴から腕木に弦を斜めに張り、開放弦で演奏する。BC3000年頃エジプトなどに存在し、 ヨーロッパでは7世紀頃より見られ、中世には吟遊詩人により広域に普及した。 17世紀から変音装置の開発が進み、1810年エラールがダブルアクションペダル方式を完成。現在も使用されている。 ハープの名称は古代スカンジナビア語のharpon(かき鳴らす)に由来。
バラライカ balalaika
ギター属ロシア民族楽器。三角形の平らな胴とフレットのついた指板をもち、 3弦を張る。6本弦で複弦のものもある。胴の大きさにより6種類ある。ピックは使用せず指で弦を弾く。 通常E・E・Aに調弦される。低音弦2弦が同じ音程に調弦されるのが特徴的である。 合奏では第1バラライカがE・E・A、第2バラライカがその5度下、アルト・バラライカが第2バラライカの1オクターブ下、 バス・バラライカはE・A・Dに調弦される。

ピアニッシモ pianissimo(伊)
ごく弱く。 pp と略記する。
ピアノ piano(伊)
弱く。 p と略記する。
ピアノ piano(伊)
鍵盤を持つ打弦楽器で、1709年にクロストーフォリが強弱を自在に出せるチェンバロという意味で クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテと名づけて発明した楽器から、ピアノフォルテと略され、 さらにピアノと略されて呼ばれるようになった。その後世界各国で改良が進み18世紀後半に現在のアクションに近いものが生まれた。
篳篥 ひちりき
雅楽で旋律楽器として使用される管楽器。 廬舌(ろぜつ)と呼ばれる葦製のダブルリードをもつ表七穴、裏二穴の竹製の縦笛。 20cmほどの小さな楽器だが非常に大きな音が出る。 廬舌は演奏する前、お茶に浸して湿らせ,廬舌に巻かれた図紙(ずがみ)と呼ばれる和紙で 本体と密着させて、世目で吹き口を調節する。 音域は約1オクターブと狭い。
琵琶 びわ
奈良時代に中国から輸入された撥弦楽器雅楽で用いられる楽琵琶(4弦4柱)と 盲僧琵琶(薩摩系 3弦6柱、筑前系4弦5柱)とが日本の琵琶の祖型である。
フォルテ forte(伊)
強く。 f と略記される。
フォルティシモ fortissimo(伊)
ごく強く。 ff と略記される。
フラメンコ flamenco(西)
スペインの民族芸能の一種。華やかな奏法のギター、しぶい歌声、激しい踊りの三者がいったいとなって展開される。 アンダルシア地方に伝わる民謡や舞曲を、同地に定着したジプシーがさまざまな技巧を加えて発展させたもので、多くの種類があり、アラビアの影響も見られる。
ブルーグラス bluegrass
フラットマンドリンが活躍するアメリカ生まれの音楽のジャンル。楽器はフラットマンドリン、アコースティックギター、バンジョー、フィドル(バイオリン)、ベース、ドブロギターといったアコースティック弦楽器。ドラムなどリズムを刻む打楽器は用いない。ヴォーカルが入る曲も多い。ケンタッキー出身のBILL MONROE & HIS BLUEGRASS BOYSというバンド名に由来。フラットマンドリン弾きのビル・モンロー(BILL MONROE)はブルーグラスの父と呼ばれている。

⇒ 
ブルーグラスのCD
 
フレット fret
指板の表面をいくつかに区切る突起した線。弦をおさえる場所を示す。 起源は古く、古代エジプトにあったが、現在ではギターマンドリン琵琶などにのみつけられる。
ポルトガルギター Guitarra Portuguesa
ポルトガルの首都・リスボンのアルファマ地方で生まれた民衆の歌・Fado(ファド) に用いられる6コース12弦のギター。
ボレロ bolero(西)
スペインの民族舞踏。1780年頃舞踏家セレソがはじめたといわれる。 中庸の速度の3/4拍子。ギター伴奏で踊り手はカスタネットでリズムをとる。
ポロネーズ polonaise(仏)
ポーランドの国民的舞曲。3/4拍子で中庸の速度をもつ。 16世紀に宮廷の儀式と行列に取り入れられて発達した。

【ま】
| | | | | | ま | | | |
マズルカ mazurka
ポーランドの民俗舞曲。3/4拍子、速度は中庸で1拍目の付点リズムと3拍目のアクセントが特徴。
マラカス maracas(西)
打楽器、ガラガラの一種。熱帯アメリカ産のひょうたんの中に乾燥した種が入っているもので、 カリブ海地方の楽器であるが、ラテンアメリカ全体で広く用いられ、名称もさまざまである。 通常、2個一組で使用され、リズミックにしゃかしゃか鳴る。
マラゲーニャ malaguena(西)
南スペイン、アンダルシア地方の民謡、舞曲でファンダンゴの系統をひき、 通常、ギター伴奏で独唱される。アルベニス、ラヴェルらがこれに基づいて芸術的楽曲を創作。
マリンバ marimba
元来、アフリカ系木琴の総称。アフリカでは木の棒をならべただけのものから、 共鳴胴を持った大きなものまで多種類ある。黒人奴隷によって新大陸に持ち込まれ、 中南米の重要な楽器となった。さらに発達して金属製の共鳴筒を持つようになり、 音域、音量の点でも改良され、今日では現代音楽にとって欠かすことのできない楽器となった。
マンドリン mandolin
イタリアのナポリで生まれたリュート属撥弦楽器。 いちじくをたてに割ったような胴に円型の響口が開けられ、4対の複弦(8本)を張る。指板にはフレットがあり、ベッコウなどの義甲(ピック)で演奏する。 音の持続は特有のトレモロによる。18世紀にマンドーラより生まれた。 イタリア民謡のカンツォーネには欠かすことのできない楽器である。 もっと詳しい説明はこちらへどうぞ!
マンドリンのCD

マンドラ mandola

マンドリン属の中音域楽器。マンドリンよりひとまわり大きく、音高は1オクターブ低い もの(マンドラテノール)、5度低いもの(マンドラコントラルト/ヴィオラと同じ音域(EADGC))がある。一般的にマンドラと呼ばれるものはマンドラテノールであり、 楽譜はト音記号で記譜され、実音は1オクターブ低い。
マンドリュート mandoliuto
リュートモデルノ、リュートカンタービレとも呼ばれている。5コース10弦。マンドロンチェロに5度上の高音弦を付け加えた音域となる。 カラーチェがこの楽器のために多くの曲を残している。
マンドロンチェロ mandoloncello
マンドリン属の低音域楽器。マンドラよりさらにひとまわり大きく、音高は5度低い。 楽譜はヘ音記号で記譜される。 マンドチェロ、マンドセロとも呼ばれている。
メヌエット minuet(英)
フランスに起こり、ルイ14世によって宮廷に取り入れられ、上流階級で流行した優雅な舞曲。 3/4拍子、8小節の繰り返しからなり、中間部がトリオの3部形式

【や】
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洋琴 ようきん
中国・朝鮮の打弦楽器。梯型の薄い箱状の木製胴に多数の真ちゅう弦を平行に張り、 2本の細い竹製の棒を両手に持って打ち鳴らす。アラビアのカーヌーンやペルシャのダルシマーの系統。 弦数は大型のもので76本、小型のもので14本などいろいろあり、弦数の多いものは3ー4本同音に調弦する。
ヨーデル Jodel(独)
アルプス地方の民謡に用いる声の出し方で、胸声とファルセットおりまぜて歌うもの。

【ら】
| | | | | | | | ら | |
ラルゴ largo
はばひろく。ゆるやかに。
リュート lute
撥弦楽器の一種。胴体の背面は丸く隆起しており、ギターのような横板を持たない。 7つかそれ以上のフレットをもち、糸倉は指板から後ろへ曲がっている。 時代によりバロック型、ルネッサンス型などの区別があって弦数が異なるが、最も広く愛好された16世紀には 6コースであった。リュートの起源は古く紀元前にさかのぼるが、直接の先祖はアラブのウードである。 楽曲のほとんどはタブラチュアに書き残されている。

リュート属の楽器
テオルボキタローネマンドリンウード琵琶などがある。
リラ lyre
ほんらい古代ギリシャの弦楽器の一種でキタラに似たものをさすが、 この名称は古代ギリシャの楽器と間接的にしか関係のない諸楽器にも用いられる。
 

 

リラマンドリン lyre mandolin,mandolyra

古代楽器リラの形を模したマンドリン。マンドリラ。 「マンドリラ」という名称はカラーチェ兄弟社(Fratelli Calace)が商標として登録しているらしい。

ロシア民族楽器オーケストラ
撥弦楽器としてのドムラ(ピッコロ、小、アルト、バス)とバラライカ(プリマ、セクンダ、アルト、バス、コントラバス)、 アコーデオンの一種バヤンに管打楽器を加えた編成。それまで圧政により社会的に姿を消していた民族楽器が、 1900年頃ロシア民族楽器オーケストラの「父」ワシリー・アンドレーエフ(1861-1918)等の尽力によって再び陽の目を見て以来、楽器を改良し合奏用に新しい楽器を作り出す等の活動が急速に行われ、 オーケストラの形を整えていった。
ロマン派音楽 romanticism(英)
19世紀はじめから1890年頃までの音楽。古典派音楽の形式感を打破して個人の感情を前面に押し出そうとするもの。
シューベルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、ワーグナー、リスト、ベルリオーズ、マーラー

【わ】
| | | | | | | | | わ |
和琴 わごん
雅楽器。日本固有のツィター属の楽器。「やまとごと」ともよむ。弦は6本。 演奏は、右手にヘラ状の琴軋(ことさき)をもってかき鳴らす方法を原則とし、 指ではじくこともある。宮廷神楽、東遊、久米舞などの伴奏に用いる。
ワルツ waltz(英)
円舞曲。18世紀末にオーストリアのレントラーから発生した3/4拍子の優雅な舞曲。 昔ながらの比較的速度のゆるやかなものと、ウィンナ・ワルツとよばれる特異なアクセントをもつ速いものに大別される。

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