「猫砂及びその製造方法」Patent D.B

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【要約】
【目的】 緑茶、紅茶又はウーロン茶等を製造した後の廃棄物である茶殻を主成分として利用することにより、フラボノイド効果があり、脱臭力、殺菌力、吸水性、経済性の点で有利であり、軽量で焼却が可能で環境汚染の防止及び天然廃棄物のリサイクルに寄与することができる画期的な猫砂を提供することである。
【構成】乾燥後荒引き粉砕されて一定の大きさに粒子が揃えられた茶殻を主成分とし、これに純植物製の破砕物質並びに結着剤及び吸水剤を混合して、整型後乾燥又は焼成してなることを特徴とする猫砂及びその製造方法である。

「生分解性不織布用材料」Patent D.B.

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【要約】
(修正有)【構成】 生分解性繊維からなる主体繊維を、抗菌剤あるいは殺菌剤を付与した水溶性ポリビニルアルコール系バインダー繊維で結合してなる抗菌性の生分解性不織布用材料。
【効果】生分解性不織布用材料の抗菌性発揮と抗菌剤が存在するために生分解が進まないという矛盾する課題を、バインダー繊維中に抗菌剤を練り込み、かつ該バインダー繊維を水溶性とすることによって解決したものであり、該不織布用材料の使用時までは抗菌性であり、使用後は該不織布用材料を水に当て分散させると同時に抗菌成分を除去することにより、主体繊維が水中あるいは/および土中で微生物分解作用を受けることが出来るようにしたもので、この種使い捨て不織布用材料のより機能化と、それを自然に返すことが可能な廃棄物処理や広い意味でのリサイクル化を可能とした。

「リサイクルきのこ栽培法」Patent D.B.

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【要約】
(修正有)【目的】 舞茸人工栽培で、廃棄物を資源にしたリサイクルきのこ栽培法を提供する。
【構成】 舞茸を最初栽培した廃培地をさらに再用培地2として活用、2回目、3回目の舞茸を収穫する。と同時に再用培地2は種菌としての役目も果たすので、接触した原木1に活着培養が進行し、再用培地が老化終了する迄に原木1培地より舞茸の収穫が始まる。

「廃棄物焼却灰の処理方法および装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 一般廃棄物焼却灰を処理してそのまゝの形態でも環境汚染を生じるおそれがなく安全に処分できる形態の製品を得る。
【構成】 焼却炉からの廃棄物焼却灰を一次および二次破砕して所定粒度分布を有するように整粒し、これを骨材としてセメント結合剤と混練して加圧成形し、養生してコンクリートブロック状の製品とする。粒度、水分およびセメント結合剤、圧力等の適宜な選定により焼却灰成分中に残留する重量金属を溶出させるおそれのない、そして実用的に充分な強度の圧縮固化成形体が得られる。この処理製品は土木、建築用資材として用いられ焼却灰を有効に活用してリサイクルすることを可能にする。

「タイル産業廃棄物から不焼成タイル,ブロックを製造する方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 不焼成のタイルまたはブロックを能率よく製造することにより、大きな設備投資を必要とせず、またランニングのエネルギーも必要としないで、廃タイルを資源としてリサイクル使用するための方法を提供する。
【構成】 産業廃棄物として排出されるタイルを骨材の主成分とする材料を60〜90重量%、カルシュウムシリケートまたはカルシュウムアルミネートの100メッシュ以下の粉末10〜40重量%と無機質顔料0〜5.0重量%の混合物を水にて混練して固化してなるものである。【効果】廃タイルの資源のリサイクル有効利用が可能である。そして焼成炉などの大形設備投資をすることなく、成形燃焼のためのエネルギーを使用せず、不焼成のタイル,ブロック製造を可能にした。また従来方法の焼成タイルに比較して製造に要する時間の大幅の低減が得られた。

「故紙パルプを利用した木質ボード及びその製造方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 産業廃棄物となっている故紙と、山地残材や間伐材、建築解体材等の低質木材を原料とし、コスト削減と資源の有効利用、環境保護を目的とした接着剤を含まない木質ボードとその製造方法の提供。
【構成】 木材等の小片と回収故紙から再生したパルプを水等の液体中で混合して分散させ、成型して乾燥、あるいは加熱圧締することによって接着剤を用いないで製造するリサイクル可能な木質ボードとその製造技術。

「故紙処理方法」Patent D.B.

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【要約】
(修正有)【課題】故紙を脱インクするプラントからの、インク粒子、無機粒子及び繊維の混合物を含む廃棄物を処理する方法であって、廃棄物を含有する水性懸濁液又はスラリー中に、廃棄物中に含まれるインク粒子、無機粒子及び繊維を同伴又は凝集させる、実質的に白色不溶性塩の沈殿物を形成し、それにより、廃棄物の暗色が沈殿物の形成により軽減される方法の提供。
【解決手段】沈殿物は、二酸化炭素と水酸化カルシウムを懸濁液中で反応させることにより形成される炭酸カルシウムを含んでもよい。沈殿物及びそこで同伴又は凝集した物質を、粒子コーティング剤もしくは填料物質として再利用するのに分離してもよい。分離後もともと処理した場合及びより透明になり、かつ再利用にリサイクルされる水から生成物を分離してもよい。廃棄物は、故紙脱インクプラントのフローテーション工程から生成するスラリー又は汚泥であってもよい。

「木屑、樹皮屑その他の産業廃棄物たるバークを材料とし、これにココナッツ繊維を混合し、化学肥料を添加して、定着性を強化するとともに植物の成育を促進する緑化肥料」PatentD.B.

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【要約】
(修正有)【課題】 緑化植物の成育基盤を保全し、安定定着せしめるとともに、材料そのものが堆肥となって緑化リサイクルを促進するほか、現場への労力と機材の投入を節減する。
【解決手段】 木屑、樹皮屑その他の産業廃棄物たるバーク堆肥にココナッツ繊維を混合し、化学肥料を添加して、曝気サイロに堆積し、粘着性と定着性を強化した緑化肥料。本肥料を利用することで、材料すべてが緑化植物の成育を促進して自然リサイクルに帰する。

「古紙再生成型加工方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 古紙を粉砕し繊維(セルローズ)状とした主原料に各種の固形材を適量混ぜて成型する成型加工方法により、任意の形状の古紙再生成型加工品を生産し、社会に提供することによって、廉価にして地球環境保護と、廃棄物を少なくする事によって資源リサイクルを達成する相乗効果がある。
【構成】 古紙を粉砕繊維(セルローズ)状にし、更に各種の固形材(ポリプロピレン、酢酸ビニールエマルジョン、セノール樹脂、澱粉、その他)を適量混ぜ成型加工することにより、任意の形状の古紙再生加工品が生産できることにより、資源リサイクルとしてなる。

「シルクを食べる 絹の再発見」

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絹をゲル化させ、ゼリーやプリンのようにすると絹が食べられることがわかった。私たちが絹と言っている糸のことを専門的にはフィブロインという。フィブロインは、熟蚕絹糸腺の後部糸腺から分泌されて中部糸腺に貯えられている。そして、中部糸腺から分泌されるセリシン(蛋白質)が2本のフィブロインを覆って1本の糸状にする。1本の絹には70−80%のフィブロインと20−30%のセリシンで構成されている。また、1本のフィブロイン分子の中には4000個のアミノ酸が数珠つなぎに並んでいる。アミノ酸は、私たちが日常食べている物の中にも無数に含まれているが、分子配列が違うというだけで繊維になっている。絹の消化、吸収を高めるには、アミノ酸かオリゴペプチドにすればよい。絹ゼリーの消化率は溶液と粉末の中間くらいだから約40%である。
アラニンのアルコール代謝作用
過剰なアルコール代謝のために肝グリコーゲンが不足すると、アミノ酸からグリコーゲンへの転換が始まる。アラニンはこのようなアミノ酸の第一候補である。すなわち、アラニンはアルコール代謝で生じたアセトアルデヒドやDADH(ニコチンアミドアデニンヌクレオチドの還元型)を分解するサイクルを活性化するエネルギー源になる。アラニンを1/3近く含む絹がエタノール大量投与に対し有効に作用するのはこのためである。
グリシンとセリンの血中コレステロール低下作用
グリシンを含む食品は、血中コレステロールを低下させる作用がある。グリシンが血中コレステロールを低下させる働きがあることは、高血圧や脳卒中の予防にもつながる。
痴呆症とチロシン
絹に6%含まれているチロシンは、チロシン水酸化酵素の作用によりドーパとなる。ドーパは、パーキンソン病患者に効果がある。
インシュリン分泌促進作用
シルクとアトピー性皮膚炎

タンパク質 牛乳
グリシン 32
アラニン 26
セリン 11 10
チロシン 3.1
グルタミン酸 2.6 20 12

単位(%)

「シルクを食べる 絹の再発見」

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注目される絹の新用途
粉末にしての利用

絹の粉末は、人間の体に取り込まれ種種の病気に効果を発揮する。アミノ酸として肝臓の保護、コレステロールの増加抑制、痴呆症の予備に効果がある。さらに高分子量絹粉末は消化管壁から吸収されることなく糖や脂質と結合して排泄されることがわかってきた。
絹で作った印鑑
印材には酸あるいはアルカリ劣化絹を用いる。絹はこれらの熱水溶液で処理されると、非結晶領域でおかされ結晶領域が残る。中和、乾燥したものを金型に入れ加圧加熱して成形物とする。成形するときアクリル系樹脂を10%ほど混入すると耐水性のよい成形物が得られる。
土の中で分解するプラスチック
汎用性プラスチック原料(ポリエンカビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステルなど)に10%ほど絹粉末を添加すると、絹が土中の微生物や酵素の作用を受け絹の成分から分解が始まる。
溶液から広がる利用
肌を整える化粧品

保湿剤として使われている絹粉末は、絹溶液をゲル化させた後凍結乾燥した粉末です。金コロイド溶液と絹溶液を混合し粉末にすると、絹は金を取り込み赤の色調を持った絹粉末ができることから口紅へも応用されている。
人工皮膚への期待

「リグノセルロース物質の液化装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 木粉などの製材工程で発生する残材や稲ワラ、モミガラなどの農産廃棄物であるリグノセルロース(植物繊維素)物質を有効利用するために生産スケールで多量に液化することを目的とする。
【構成】 高圧に耐え得るように設計され、底部中央に溶液取出弁を有する溶液取出孔を設けるとともに、上端部に開閉可能な投入蓋を有する投入管を設け、かつ、外周に熱媒のジャケットを設けた反応容器と、上記反応容器と溶媒を貯溜させた薬液タンクとを溶媒の供給を制御させる配管ユニットを介して接続させた薬液供給装置と、上記反応容器の外周に設けられたジャケットと熱媒の温度をコントロールするようになした熱媒温調器とを溶媒の循環流通を制御させる配管ユニットを介して接続させた熱媒加熱循環装置と、上記反応容器内にモーターによって回転駆動される回転軸を気密に嵌装させ、この回転軸に攪拌羽根を一体に取付けた攪拌機と、上記反応容器と加圧手段とを当該反応容器内の圧力を制御させる配管ユニットを介して接続させた加圧排気装置とで構成されたことを特徴とする。

「リグノセルロース物質の液化装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 木粉などの製材工程で発生する残材や稲ワラ、モミガラなどの農産廃棄物であるリグノセルロース(植物繊維素)物質を有効利用するために生産スケールで多量に液化することを目的とする。
【構成】 酸触媒に腐食されないように耐酸材料によって製造或いはライニングされ、底部中央に溶液取出弁を有する溶液取出孔を設けるとともに、上端部に開閉可能な投入蓋を有する投入管を設け、かつ、外周に熱媒のジャケットを設けた反応容器と、上記反応容器と、溶媒を貯溜させた薬液タンク及び酸触媒を貯溜させた薬液タンクとを、溶媒及び酸触媒の供給を制御させる配管ユニットを介して接続させた薬液供給装置と、上記反応容器の外周に設けられた熱媒のジャケットと、熱媒の温度をコントロールするようになした熱媒温調器とを、溶媒の循環流通を制御させる配管ユニットを介して接続させた熱媒加熱循環装置と、上記反応容器内にモーターによって回転駆動される回転軸を気密に嵌装させ、この回転軸に攪拌羽根を一体に取付けた攪拌機とで構成されたことを特徴とする。

「発泡性木質系樹脂粒子」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 生分解性、易焼却性にすぐれた発泡体に好適に使用しうる発泡性木質系樹脂粒子を提供すること。
【構成】 非溶液系化学修飾木材に発泡剤を含有させてなる発泡性木質系樹脂粒子。
【効果】 本発明の発泡性木質系樹脂粒子からえられた木質系発泡体は、素材自体が生分解性および易焼却性を有するので廃棄物処理が容易であり、しかも発泡剤としてオゾン層を破壊する能力がほとんどないか、またはまったくないものを用いたばあいには、さらに地球環境にやさしい新規な発泡体となり、たとえばボード状、シート状、ブロック状などの断熱材、緩衝材、壁材、吸音材などの各種成形体、各種包装容器などの成形体などの幅広い分野で応用可能なものである。

「木質系発泡体およびその製法ならびに木質系発泡シートおよびそれからなる容器」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 生分解性、易焼却性にすぐれた発泡体、発泡シートおよびそれからなる容器を提供すること。
【構成】 非溶液系化学修飾木材を、発泡剤を用いて発泡してなる木質系発泡体および木質系発泡シート、前記木質系発泡シートを成形してなる容器、非溶液系化学修飾木材および発泡剤を含有した溶融混合物を押出発泡することを特徴とする木質発泡体の製法。
【効果】 素材自体が生分解性および易焼却性を有するので廃棄物処理が容易であり、しかも発泡剤としてオゾン層を破壊する能力がほとんどないか、またはまったくないものを用いたばあいには、さらに地球環境にやさしい新規な発泡体となり、たとえば断熱材、緩衝材、食品包装容器などの幅広い分野で応用可能なものである。

「木質系廃棄物の生物学的処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 従来、微生物では分解が極めて困難であったリグニン類を生分解することにより、繊維質を経済的かつ高速、高効率に単糖類にまで分解すると共に、水素をも生産することのできる生物学的処理方法を提供する。
【構成】 木質系廃棄物を、微生物によりリグニンを水素と低級炭素化合物とに分解するリグニン分解工程と、次いでセルロース質を単糖類にまで分解するセルロース糖化工程とで生物学的に処理するに際し、前記微生物として、少なくともCx セルラーゼ存在下で嫌気集積培養した白蟻の腸管系微生物群集を用いるものであり、前記セルロース糖化工程にも上記した白蟻の腸管系微生物群集を用いるのがよい。

「建築廃木材による土壌改良用の発酵物の製造方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 この発明の目的は、建築廃木材等の廃棄物の有効利用を図り得て、持続性の高い土壌改良を果たし得て、焼却や埋め立て、不法投棄による環境破壊を回避し得る建築廃木材による土壌改良用の発酵物の製造方法を実現することにある。
【構成】 このため、この発明は、小片に破砕した建築廃木材と食品廃棄物及び動物排泄物とを混合して混合物を形成し、この混合物に好気性発酵菌を混入し、所定環境条件下において前記好気性発酵菌により前記混合物を発酵させて土壌改良用の発酵物を製造することを特徴とする。

「ペット排尿処理顆粒剤」Patent D.B.

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【要約】
【目的】産業廃棄物のようなものでも主剤として使用することができ、吸水性に優れていて廃棄しやすく、安価に製造できるペット排尿処理顆粒剤を提供する。
【構成】ペット排尿処理顆粒剤は、2%水溶液の20℃での粘度が10000〜50000cPのセルロースエーテルを0.1〜50重量部含有する。該セルロースエーテルは、メトキシ置換度が10〜30%でかつヒドロキシエトキシルまたはヒドロキシプロポキシル置換度が3〜30%のセルロースエーテルと、エトキシ置換度が5〜20%でかつヒドロキシエトキシルまたはヒドロキシプロポキシル置換度が10〜45%のセルロースエーテルとから選ばれる少なくとも1種類のセルロースエーテルである。

「緩衝材及びその製造方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 成型性,緩衝性,リサイクル性,古紙への利用性,燃焼性及び腐敗性に優れた緩衝材及びその製造方法を提供すること。【構成】まず、針葉樹から得たパルプをミキサーにて水に分散させ、50%の濃度にした。この中へ、被膜が水に溶ける樹脂として、ポリビニルアルコールを15重量%入れ、更に、発泡剤を5重量%混合して攪拌した。次に、この混合攪拌した材料を、ガラスコップの型枠に10g入れ、電子レンジにて1分間加熱処理し、発泡させるとともに凝固させた。次いで、ガラスコップの型枠を外し、コップの形をした45cm3の発泡体である緩衝材を製造した。

「人工土壌」Patent D.B.

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【要約】
【目的】無機粒子と有機接着剤からなる、通気性、保水性共に良好な、植物の栽培に適した人工土壌を提供する。
【構成】無機粒子を有機接着剤で粒子同士を結合させて団粒を作り、この団粒の径を土壌に適した大きさに調製する。無機粒子の単粒体平均粒子径が50μm以下で有機接着剤を2〜30%含有する団粒構造の人工土壌。
【効果】目的の人工土壌が得られ、特に現在産業廃棄物となっている製紙加工工程の塗料廃液を再利用して、安価で植物の栽培に良好な人工土壌が得られた。

「微生物セルロースの生産方法及び廃水・廃棄物処理方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 酢酸菌による微生物セルロースを生産するに際して、培養液中に蓄積する酢酸を効率良く処理することと、効率の良い廃水・廃棄物処理方法を提供すること。
【構成】 酢酸菌を培養することにより微生物セルロースを生産する。そして、酢酸菌を培養することで酢酸の蓄積した培養液を、酢酸を資化するメタン生成細菌により処理する。メタン生成細菌は、培養液から酢酸を除去すると共に、メタンを生産する。また、酢酸菌を有する微生物セルロース生産用の第1リアクター1と、メタン生成細菌を有するメタン生産用の第2リアクター2とを備えた廃水処理設備を設ける。そして、高濃度の糖類等を含有する廃水を第1リアクター1により処理することで、糖類を酢酸に変換する。次に変換された酢酸を第2リアクター2により処理することで、酢酸をメタンに変換する。

「木質系廃棄物の生物学的処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 従来、微生物では分解が極めて困難であったリグニン類を生分解することにより、繊維質を経済的かつ高速、高効率に単糖類にまで分解すると共に、水素をも生産することのできる生物学的処理方法を提供する。
【構成】 木質系廃棄物を、微生物によりリグニンを水素と低級炭素化合物とに分解するリグニン分解工程と、次いでセルロース質を単糖類にまで分解するセルロース糖化工程とで生物学的に処理するに際し、前記微生物として、少なくともCx セルラーゼ存在下で嫌気集積培養した白蟻の腸管系微生物群集を用いるものであり、前記セルロース糖化工程にも上記した白蟻の腸管系微生物群集を用いるのがよい。

「粒状防虫材」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 廃物の紙粉、コーヒー抽出液抽出残渣及び茶殻を、防虫剤、特に、蒸散性のエンペンスリンの担体として活用でき、嵩張らない羊毛等の防虫材を提供する。
【構成】 廃棄物のコーヒー抽出液抽出残渣、茶殻及び紙粉の中の少なくとも一種の廃棄物と、該廃棄物の一より少ない量の高吸水性樹脂及び防虫剤とを含有し粒状に形成されている粒状防虫材であり、また、廃棄物のコーヒー抽出液抽出残渣、茶殻及び紙粉の中の少なくとも一種の廃棄物と、該廃棄物の一より少ない量の高吸水性樹脂とを含有する造粒部と、前記造粒部の表面を覆って、防虫剤を含有する被覆層部とで粒状に形成されている粒状防虫材でもあり、また造粒部に、更に防虫剤を加えて粒状防虫材とすることができる。

「絹フィブロインによる木材の改質法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 木材の染色加工の際における耐光性および寸法安定性等を向上させること。
【構成】 木材を染色する際に絹フィブロインの水系溶媒を木材に含浸又は塗布して硬化させ、絹フィブロインと木材とを複合化させることからなる絹フィブロインによる木材の改質法。
【作用および効果】 絹フィブロインが木材細胞壁の空隙中に浸透又は表面に定着して硬化することにより木材との複合化を生じ、染料の染着性や耐光性が改善されかつ木材の寸法安定性も向上する。絹フィブロインはくず繭などの産業廃棄物からの再利用によって得られ、絹フィブロイン自体は易分解性の天然蛋白質であるためこの改質処理によって廃液処理や木材製品の廃棄時に問題を生じることが少ない。

「吸水剤の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 排泄物の臭いや雑菌の繁殖による臭いがして、不快である。特に大人用の紙おむつの場合、着用者は、周囲の人々に悪臭の撒き散らし不快な思いをさせているのではないかと感じ、消臭効果のあるものの出現を切望している。また、高吸水性ポリマーは燃え難くまた腐敗しにくいので、廃棄物となった場合に処分に困る。
【解決手段】 まずセルロース多孔質粒子の空孔に、バーミキュライトなどの雲母系鉱物を無機酸水溶液に溶解させた含金属酸性溶液を吸着させる。その後、セルロース多孔質粒子を水分の重量がセルロース多孔質粒子の重量の5〜20%になるように乾燥する。その後、乾燥したセルロース多孔質粒子に圧力を加え偏平状に成形し、吸水剤1を得る。

「紙のリサイクル 100の知識」

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どんな木が紙になるの
かつてパルプ用木材といえばいわゆる丸太であり、製紙工場の中で丸太は皮をはがされ細かいチップにされていたが、現在では、小径木、間伐材、虫害木、被害木等のいわゆる低質材と製材工場の廃材や残木がほとんどでパルプ用木材の中の丸太の使用率は非常に少なくなっており、輸入材についても同じ傾向にある。
ワラや竹もりっぱな紙の材料
紙の原料といえば、木材尾パルプか古紙パルプが一般的ですが草や海草からも紙が作れます。
種子植物やしだ植物の体は、草本性、木本性を問わず繊維状細胞(セルロース繊維)の集まりによって形を保っている。よってこれらの植物の根、茎(幹)、葉、皮、果実などどのような部分からでもセルロース繊維を取り出せば紙を作ることができる。

「パピルス、サイエンス」

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スピーカーの古女房
紙を使った製品に「コーンスピーカー」がある。現在では、一般的に使用されている。
スピーカーの音響振動板の求められるのは「軽くて強い」というもの。
物質の音速は、E/ρの平方根で表される。(E:弾性=ヤング率、ρ:比重)
この値が高ければ高いほど音響振動板として適している。

物質の特性が適していても加工できるかどうかという問題がある。
発泡スチロールも音響振動板としてはなかなか有望な素材であったが認知されなかった。
次に内部損失の問題である。
繊維が絡み合った紙では、力が加わると繊維同士が摩擦する。内部損失とは、振動エネルギーが摩擦熱に変化することである。
金属の場合、「キーン」と響きすっきりした音がでない。最近では、バイオセルロースの紙が使われたり、笹の繊維が使われたりしている。

「樹木の生育促進方法」Patent D.B.

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【要約】
【構成】 アルファルファ緑葉脱タンパク質上澄液を有効成分として含有する組成物を使用して樹木の発根及び/または活着を促進することを特徴とする樹木の生育促進方法。
【効果】 本発明によれば、容易に入手できる牧草のアルファルファから得られるブラウン・ジュースを用いて樹木の生育、特に発根及び/または活着を促進させることができるので、環境汚染や薬害の恐れのあるホルモン剤等を使用することなく、安全でかつ健全な移植や増殖が可能となる。

「豆腐の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 オカラに含まれる食物繊維を食べ易く分解すると共にオリゴ糖など糖分を産出して、甘味があって美味しく栄養価に富み、吸収消化が良く整腸作用にも優れ、しかもオカラを廃棄する手間や費用を不要にしたものである。
【構成】 大豆を水に浸漬・粉砕・煮沸してからこれを絞汁して豆乳とオカラとに分離した後、このオカラを機械的に磨砕して微細化し、微細化したオカラを加熱殺菌し、このオカラを冷却してPH4〜6、温度40〜60℃に調整し、ここに植物細胞壁分解酵素を添加して前記オカラをパサパサの状態から滑らかなペースト状に分解し、次いで分解したオカラペーストを豆乳の至適PH領域に調整して凍結保存し、これを前記豆乳と混合して凝固剤を添加して容器に充填包装した後、これを加熱して熱凝固させると共に、前記酵素の失活と殺菌を行なうことを特徴とするものである。

「きのこの人工栽培方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 コーンコブを培養基として用いるために粒状化する際の問題点を解決し、汎用性のある大量生産可能な、きのこ人工栽培用培養基材及びそれを用いるきのこの人工栽培方法を提供する。
【構成】 コーンコブ粉砕物に吸水性膨潤物質と栄養剤を加えて粒状物にしたきのこ人工栽培用培養基材。及びそれを用いて培養基を作り、きのこを培養するきのこの人工栽培方法。吸水性膨潤物質の例としては、オガクズ、モミガラ、ビートパルプ、チモシー、おから、シリカゲル、高吸水性ポリマー等が挙げられる。
【効果】 培地全体の物性が向上して、収穫されるきのこのそろいが良くなり、高品質のものが得られ、収量も向上させることができる。

「新しいセルロース銅安溶液及び製法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 銅、アンモニアの含量の低いセルロース銅安溶液及びその溶液の製造法。
【構成】 銅、アンモニアを低濃度に限定しアルカリ金属水酸化物の濃度を限定したセルロース銅安溶液、及びまず銅を吸着したセルロースを作りついでこれをアンモニア水に溶解する、セルロース銅安溶液の製法。
【効果】 銅、アンモニア等の化学物質廃液量の低減。紡糸時の再生液中の塩類の濃度低下による結晶析出防止により、セルロース繊維を傷付けて生産性を低下させることが無くなる。又再生セルロース繊維の製造原価の低減が可能。

「木材・無機化合物複合体の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 難燃性で耐腐朽性に優れ、虫による害にも強く、かつ水による膨潤・収縮などの寸法変化が少ない木材・無機化合物複合体を提供する。
【構成】 セルロース系材料に、水には不溶または低い溶解度を示すが、セルロース系物質を膨潤させるアルコールまたは有機溶剤には溶解する無機化合物を、アルコールまたは有機溶剤の単独あるいはそれらを2種以上組み合わせた溶媒に溶解させて無機化合物溶液を得、該無機化合物溶液をセルロース系材料の空隙部分及び同材料の構成構造体の繊維、フィブリルまたはミクロフィブリル中に膨潤・含浸させた後、この無機化合物溶液を除去する木材・無機化合物複合体の製造方法。

「セルロ―ス繊維の処理方法および該方法により得られる形状の記憶されたセルロース繊維」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 予め意図的に与えられた形態を常に回復しうる能力を繊維構造的に内在させた形状記憶セルロ―ス繊維を提供することにある。
【構成】 ビスコ―スレ―ヨン長繊維糸条で筒編地を作成後、該編地を高圧釜に供給し、3kg/cm↑2から40kg/cm↑2程度の高圧水蒸気で30秒〜15分間処理し編地を改編することにより得られるデニット糸条は、熱水処理を受けてもその捲縮形状は記憶されており、水に浸漬することで元の捲縮形状が再現する。

「炭素質成形体の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 炭素質成形体において、嵩密度をコントロールする。
【構成】 炭素質繊維とバインダーとを含むスラリーを吸引成形し、成形体を加熱する。炭素質繊維として平均繊維長の異なる複数の繊維集合体を用い、それらの割合を変化させることにより、成形体の嵩密度を調整する。また、平均繊維長の短い繊維集合体と熱硬化性バインダーと熱可塑性バインダーとを組合わせて、成形体の嵩密度を高める。炭素質成形体には、成形断熱材と成形吸着材とが含まれる。成形断熱材の場合には、炭化又は黒鉛化可能なバインダーを使用し、前記成形体を炭化又は黒鉛化する。成形吸着体の場合には、炭素質繊維として活性炭素繊維を使用する。

「動物用の可食性排泄物処理材」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 動物用の排泄物処理材の使用にあたり、動物が異嗜性により食しても無害な可食性排泄物処理材を提供する。
【構成】 澱粉を水分、熱および造粒機の作用を介して粒状化し、動物用排泄処理材として使用する可食性排泄物処理材。
【効果】 澱粉を主体とした可食性材料を用いた排泄物処理材のため、動物が体内に摂取しても無害である。また、排泄物処理材は微細な粉粒物である澱粉よりなるため吸収性、団塊化が良好で廃棄処理が容易である。

「新規アルスリニウム属微生物」Patent D.B.

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【要約】
【構成】 セロオリゴ糖をエタノール発酵する能力を有する新規アルスリニウム属微生物。
【効果】 本発明の新規アルスリニウム属微生物は、セロビオースを含むセロオリゴ糖をエタノール発酵する能力を有している。したがって、セルロースをセルラーゼによって分解する際に生成し、セルラーゼ活性に対して阻害作用を示すセロオリゴ糖を反応系から除く場合に、本菌を用いて当該セロオリゴ糖をエタノール発酵することによって、効率よく目的を達成することができる。また、生成したエタノールを利用することもできる。

「生分解性短繊維不織布」Patent D.B.

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【要約】
【構成】 生分解性を有する熱可塑性重合体からなる短繊維95〜5重量%とセルロース系短繊維5〜95重量%とが混綿されてなり,かつ構 成繊維同士が三次元的に交絡していることを特徴とする生分解性短繊維不織布。
【効果】 生分解性,適度な親水性と疎水性を有し,乾燥条件下のみならず吸水・湿潤条件下においても優れた機械的強度を有し,乾燥・湿潤 の繰り返し時においても収縮が極めて小さく寸法安定性が優れ,柔軟性に富み,しかも優れた熱接着性を有し,農業,園芸,土木資材あるい は生活関連材用の各素材として好適である。

「高強度微生物セルロース複合化物,その製造法及び用途」PatentD.B.

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【要約】 (修正有)
【構成】 微生物セルロースおよびセルロース誘導体からなる高強度微生物セルロース複合化物、および当該高強度微生物セルロース複 合化物の製造法並びに上記高強度微生物セルロース複合化物を含有する生分解性プラスチックと高強度微生物セルロース複合化物を含 有する音響振動板。
【効果】 本発明によれば、微生物セルロースとセルロース誘導体からなる高強度微生物セルロース複合化物とその効率的な製造法が提 供される。この微生物セルロース複合化物は、高い動的ヤング率を示し、しかも生分解性である。そのため、本発明の微生物セルロース複 合化物は生分解性プラスチック,音響振動板などとして有用である。

「生分解性複合紙およびシートの製造法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 本来生分解性で安価であるパルプまたはセルロース系繊維の長所を損なうことなく、しかも高度の性能的・品質的要求を満たすとと もに、シート状のプラスチックに匹敵する加工性を持つ高機能性かつ高性能の生分解性複合紙およびシートを提供する。
【構成】 800μm以下の粒径または50mmの繊維長を有する熱可塑性の生分解性樹脂から成る粉末および/または繊維を5〜90重量% とパルプまたはセルロース系繊維95〜10重量%とを水中で混合、解繊して水懸濁液とし、これを抄造・乾燥することにより得られた紙また はシートを、生分解性樹脂の融点以上、250℃以下で加熱圧縮成形する。

「木質系廃棄物の生物学的処理方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 従来、微生物では分解が極めて困難であったリグニン類を生分解することにより、繊維質を経済的かつ高速、高効率に単糖類にまで 分解すると共に、水素をも生産することのできる生物学的処理方法を提供する。
【構成】 木質系廃棄物を、微生物によりリグニンを水素と低級炭素化合物とに分解するリグニン分解工程と、次いでセルロース質を単糖類に まで分解するセルロース糖化工程とで生物学的に処理するに際し、前記微生物として、少なくともCx セルラーゼ存在下で嫌気集積培養した 白蟻の腸管系微生物群集を用いるものであり、前記セルロース糖化工程にも上記した白蟻の腸管系微生物群集を用いるのがよい。

「生分解性芳香材」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 環境に優しく、液こぼれのない生分解生芳香材を提供する。
【構成】 未加硫の天然ゴムに固体香料を直接混入させたものである。また液体香料をシリカゲル,ゼオライト,セルロース粉末等の吸水性粉 体に吸収させて粉体化したうえ、未加硫の天然ゴムに混入させたものである。

「植物性固形材料及びその製造方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 戸外に放置すると比較的短時間で生分解して土壌と一体化し、且つ、低コストな植物性固形材料及びその製造方法を提供する。
【構成】 本発明に係る植物性固形材料は、例えば、芝草に代表されるセルロース成分を多く含んだ植物と、トウモロコシ等の穀類から採取さ れる澱粉や植物油等を主成分とする生分解性樹脂から成る粒状物である。このセルロース成分を多く含んだ植物と、生分解性樹脂から成 る粒状物とを、前記植物の繋ぎ材料として前記植物と混合することによって本発明に係る植物性固形材料が生成される。

「発酵用ブロス組成物」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 発酵ブロスから濾過により目的物を得る方法において、濾過助剤を使用しなくても濾過効率がよく、また、濾過残渣の生物学的廃棄 物処理や焼却処理が容易な処理方法を提供する。
【解決手段】 発酵微生物として繊維状放線菌を用い、平均繊維径が 0.7〜10μm の生分解性繊維状有機物質、例えばセルロース繊維や キチン繊維等を、発酵工程の何れかにおいて添加し、その後、得られた発酵ブロスから目的物質を常法により濾過する。

「天然源からの澱粉及び他の成分からなる熱可塑性組成物」PatentD.B.

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【要約】
【課題】 表面欠陥のない射出成形製品の製造用に適する生分解性熱可塑性組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】 澱粉成分、セルロースエステルあるいはエーテル、澱粉相並びにセルロース及び誘導体の可塑剤、及び脂肪族又はポリ水酸 化鎖でグラフト化されたセルロース及び/又は澱粉成分と相溶化しうるポリマーから選択された相溶化剤とからなり;2〜24C含有のヒドロキ シ酸あるいはジアミンと脂肪族若しくは芳香族のジイソシアネートから得られたコポリマー;脂肪族のポリエステル、あるいはポリ尿素と脂肪族 あるいは芳香族のジイソシアネートから得られたコポリマー;セルロースエステルあるいはエーテル及び/又は澱粉成分と相溶性であるポリ マーを澱粉可溶性ポリオールによりグラフト化して得られたコポリマー、澱粉を錯体化できるポリマー;澱粉相溶性ポリオールから選択される、 生分解性熱可塑性組成物。

「易生分解性複合物とこれを用いた美粧性紙製品」PatentD.B.

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【要約】
【課題】 果実や野菜の廃棄物であるジュース搾汁滓や、市場での商品価値の劣った果実や野菜を有効利用した紙製品を提供する。
【解決手段】 木材パルプや古紙のセルロース系繊維と、果実や野菜の繊維分とを配合した易生分解性複合物と、該複合物から得られる紙 製品。

「バクテリアセルロースを含有する展着剤」PatentD.B.

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【要約】
【課題】 作物等の表面に対する付着力が大きく、そこに混合され固定される、例えば微生物農薬等の飛散、拡散を防ぎ、薬剤の効力を長期 間持続させ得る一方で、生分解性に優れ、植物薬害性等の環境安全上の問題点もなく、又、化粧品等に使用したときには被膜形成能が良 く、充分なしっとり感、なめらか感を与え、肌への密着性、耐水性等に優れた展着剤を提供する。
【解決手段】 バクテリアセルロースを含有する展着剤、通気攪拌培養で得られたバクテリアセルロース及び微生物を含む懸濁液を攪拌する ことから成る、該微生物の該バクテリアセルロースへの固定化方法及び通気攪拌培養で得られたバクテリアセルロースから成る、微生物固 定化剤。

「生分解性を有する抗菌性シート及びその製法」PatentD.B.

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【要約】
【課題】 生分解性を有する抗菌性シート及びその製法を提供する。
【解決手段】 本シートは微細藻類の粉末藻体の懸濁液とセルロースの懸濁液とを調製し、両者を合併し、これにグリセリンを添加し、シート状 に成形し、乾燥させることにより得られ、藻体成分が抗菌性を呈する。
【効果】 本シートは生分解性を有しており、従って環境を汚染せず、又乾燥状態において適度な弾力性乃至柔軟性を有しているので、皮膚乃 至創傷部位に対する貼着感が良好であり、刺激性も皆無乃至殆ど有しない。