「熱圧成形用マット及びその製造方法」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 熱圧成形加工して自動車内装材の芯材として用いられる繊維質材料から構成される熱圧成形用マットの製造過程における問題点を解決する。
【構成】 天然繊維2及び合成繊維3に熱硬化性樹脂5並びに必要に応じて無機繊維、熱可塑性樹脂6とを均一に混合して熱圧成形用マット7を形成する。次いで、この熱圧成形用マット7の両方又は少なくとも一方の表面を熱圧成形前に加熱して、熱圧成形以前に半硬化状態の樹脂層9で被覆する。
【効果】 熱圧成形用マットの表面に合成樹脂等からなる樹脂層9が形成されるため、搬送や熱圧成形工程においてホコリの発生が防止される。また、樹脂層9によって引張り強度が向上するので、ハンドリング性に優れる。

「繊維質成形層体の製造方法」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 所定形状に厚み変動があっても、硬化ムラを生じることなく、均一な硬化を行うことができる繊維質成形層体の製造方法を提供する。
【構成】 繊維に熱硬化性結着剤を付着させたフリース又はこのフリースを加熱して前記結着剤を若干硬化させたセミキュアフェルトFを、開閉自在な一対の金型1,2間に導入して加圧加熱し、前記結着剤を完全硬化させ所定形状の繊維質成形層体とする製造方法であって、前記金型1,2を好ましくは直径0.3〜1.0mmの孔4が2mm2 の面積に1個以上の開口している多孔質とし、一方の金型2に送り込むと共に他方の金型1から吸引し好ましくは有害ガス回収装置31を有する熱風循環装置3を接続し、一方の金型2の孔4から吹き出す熱風が上記フリース又はセミキュアフェルトFを貫通し他方の金型1の孔4から吸引されて熱交換を行わせるようにしたものである。

「深絞り熱圧成形用マットとその製造法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 深絞り熱圧成形の能率を高める。
【解決手段】 木質繊維とその他の天然繊維及び熱硬化性樹脂粉末を混合した原料を堆積しニードルパンチを施してマットbを形成し、マットbの表面に熱硬化性樹脂のエマルジョンを噴霧して付着し乾燥して熱硬化性樹脂層を形成し、熱硬化性樹脂層に離型剤液を噴霧して付着し乾燥して離型剤層を形成する。

「木質繊維板の製造方法」Patent.D.B.

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【要約】
【課題】 耐衝撃性を向上させた木質繊維板を容易に製造するための木質繊維板の製造方法を得る。
【解決手段】 接着剤としてホルマリン系樹脂接着剤を用いる木質繊維板(MDF、HB等)の製造方法において、接着剤として、ホルマリン系樹脂にTgが常温以下の高分子化合物のエマルジョンを5〜50重量部添加したものを用いる。硬くて脆いホルマリン系樹脂接着剤をTgが常温以下の高分子化合物のエマルジョンで変性することにより、製造された木質繊維板の耐衝撃性を大幅に向上される。

「リグノセルロースボードの製造方法」Patent D.B.

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【要約】
本発明は、原料を粒子または繊維またはその両方に離解し、乾燥し、接着し、マットに形成し、そして最終ボードにプレスする、リグノセルロース繊維材料からボードを製造する方法を提供する。第1のステップで形成されたマットを水蒸気によって加熱し、実質的に均一の密度を有する少なくとも部分的に硬化されたボードに圧縮し、それから第2のステップにおいてボードの表面層をより高い密度に圧縮し、較正ゾーンにおいて最終ボードに硬化させる。

「木質系成形体の製造用成形型」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 意匠面に痕を発生させることなく凹凸模様を形成することができる成形用型を提供する。
【解決手段】 木質基材の成形とこの基材と表皮材との接着を同時に行う木質系成形体の製造に用いる、基材側型と表皮材側型からなる成形型において、表皮材の意匠面と反対の基材側の型の基材と接する面上に凹凸を設け、成形時の基材側型と表皮材側型の型クリアランスを部分的に変化させる。

「補強木質合成板の押出成形方法及び装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】木質合成板中に補強材を分散し、強度の向上された木質合成板を得る。
【構成】含有水分量を15wt%以内とし平均粒径20メッシュ以下のセルロース系破砕物の木粉20〜75wt%に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%を混合、ゲル化混練し、冷却、粉砕し整粒して成る木質合成粉と、この木質合成粉にガラス繊維等の補強材45を混合し、この混合原料を押出機70に投入し、この押出機70より多量の押出し生地79を吐出できる方形の射出口を備えた押出ダイ19を経て、押出し生地79を成形ダイ10へ押出す。成形ダイ10へ押し出された押出し生地79は、成形ダイ10中で徐冷され硬化される。成形ダイ10内に押し出された押出し生地79に対して押出し力に抗する抑制力を加えることにより、補強材と樹脂との密着性を高めることができ、また合成板の巣等の発生を防いで合成板中に補記用材の分散された補強木質合成板が成形される。

「合成木材用組成物」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 機械的強度がより向上した合成木材用組成物を提供することにある。
【解決手段】 PP(ポリプロピレン)又はPE(ポリエチレン)と、同PP又はPEの充填材として木粉m等セルローズ系破砕物で、粒径0.8〜300μmの破砕物と、PP又はPEと破砕物との結合性を向上する相溶化剤との夫々の重量比を28〜68:70〜30:0.1〜2にしてミキシングし、押出し機6により押出し成形した合成木材用組成物。

「発泡性木質系樹脂粒子」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 生分解性、易焼却性にすぐれた発泡体に好適に使用しうる発泡性木質系樹脂粒子を提供すること。
【構成】 非溶液系化学修飾木材に発泡剤を含有させてなる発泡性木質系樹脂粒子。
【効果】 本発明の発泡性木質系樹脂粒子からえられた木質系発泡体は、素材自体が生分解性および易焼却性を有するので廃棄物処理が容易であり、しかも発泡剤としてオゾン層を破壊する能力がほとんどないか、またはまったくないものを用いたばあいには、さらに地球環境にやさしい新規な発泡体となり、たとえばボード状、シート状、ブロック状などの断熱材、緩衝材、壁材、吸音材などの各種成形体、各種包装容器などの成形体などの幅広い分野で応用可能なものである。

「木質様枠材」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 寸法精度がよく成形が容易で、充分な木質感を有するドア枠等の木質様枠材とする。
【構成】 磨砕処理が施され、無機顔料が表面に担持されたセルロース系微粉粒を樹脂素材に混合し、該混合物を、押出もしくは射出成形により所定枠形状に成形して、ドア枠21を構成する枠材31、32とし、さらにこれらに、空洞部42〜46を形成した。その結果、枠材31、32の表面にけば立ちが生じず、手触り感が柔らかく、しかも十分な木質感を呈し、成形歪みを生じにくいものとなる。また、空洞部には、電線等の住宅設備を収納できる。

「生分解可能な緩衝材をもつ自動車用内装材」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 生分解可能な緩衝材をもつ自動車内装材。内装材全体を、リサイクルないし生分解可能に構成する。
【構成】 木質繊維の破材にでんぷん系の接着剤を混合して、あるいは尿素および塩化アンモニウム系の接着剤を混合して、型内に充填し、スチームプレス成形することによって得られる生分解可能な緩衝材をもつ自動車用内装材。

「木質磁石」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 従来の磁性材と比較すると比重が軽く、熱伝導性が低く、釘を打ったり、鉋または鋸によって簡単に加工することができ、さらに木質材としての優しい素材感と自然感を生かしつつ、木質系磁石を提供する。
【解決手段】 磁性材粉末が木質粉とともに成形されていることを特徴とする木質磁石、および硬質磁性材粉末が分散された液体により含浸もしくは注入処理された木質材からなることを特徴とする木質磁石。

「磁性木質材」 Patent D.B.

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【要約】
【課題】 従来の磁性材と比較すると比重が軽く、熱伝導性が低く、釘を打ったり、鉋または鋸によって簡単に加工することができ、さらに木質材としての優しい素材感と自然感を生かしつつ、電磁誘導加熱等も可能な木質系磁性材料を提供する。
【解決手段】 軟質もしくは感温磁性材粉末が木質粉とともに成形されていることを特徴とする磁性木質材、および軟質もしくは感温磁性材粉末が分散された液体により含浸もしくは注入処理された木質材からなることを特徴とする磁性木質材。

「リグノセルロース成形体の製造方法」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 リグノセルロース材のための良好なバインダー組成物を作り、それを使用すること。
【構成】 リグノセルロース部材を、ポリイソシアネート、ヒュームドシリカおよび非イオン性液体ゲル化剤を含む組成物と接触させることおよびこの部材および組成物の組合せをプレスすることによるリグノセルロース成形体の製造方法。部材の接着性は優れており、しかもその結合剤組成物は容易に噴霧することができる。

「古紙を原料とした木質物の製造方法」 Patent D.B.

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【要約】
【目的】 古紙から木質物を製造し、資源の有効利用を図る。
【構成】 リグニンとオゾンとを接触させオゾン酸化リグニンとなし、また、古紙を乾式で解繊して解繊パルプ原料となし、オゾン酸化リグニンと、重量比で該オゾン酸化リグニンの150%以上の解繊パルプ原料と、同じく重量比で該オゾン酸化リグニンの20%以下の合成樹脂とを混合し、上記の混合物を加圧すると共に100〜150℃の範囲で加熱する

「花火の殻」Patent D.B.

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【要約】
【目的】従来の厚紙を使用した花火の殻に代わる綺麗に飛散し後の掃除の簡単な、花火の殻を提供する。
【構成】お鋸屑に接着剤を混合してお椀状に成形し固めて、仕上げた花火の殻。

「水中のダイオキシン除去用吸着剤及びその製法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】排水中に微量含有されるダイオキシンを効率的に除去可能な吸着剤を提供。
【構成】トバモライト結晶体と金属参加物を含有する特定の吸着剤及びその製法。
【効果】製紙工場などの排水中に含まれるダイオキシンを重金属と一緒に効率的に除去でき、しかも、安価な吸着剤。

「排ガス処理装置およびそれに用いるフイルタ」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 廃棄物焼却炉の排ガスに含まれるダイオキシン類を効率良く除去する排ガス処理装置を提供する。
【構成】 本発明の排ガス処理装置は、フッ素樹脂の表面処理を施した直径0.5μmまたはそれ以下の繊維からなる不織布を有するフィルタ1を備えている。

「1,2−ジクロロエタン分解触媒および1,2−ジクロロエタンを含む排ガスの処理方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】人体に悪影響を及ぼす1,2−ジクロロエタンを、サ−マルNOxやダイオキシンを生成することなく、また経済的で簡便に分解する方法を提供する。
【構成】酸性ゼオライトまたは酸性ゼオライトに遷移金属を担持および/またはイオン交換してなることを特徴とする1,2ージクロロエタン分解触媒。該触媒に1,2−ジクロロエタンを含む排ガスを接触させることにより1,2ージクロロエタンを分解処理する。

「ごみ焼却排ガスの乾式処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 ごみ焼却排ガスに含まれる窒素酸化物(以下NOX と称す)および微量有害物質を効率良く分解・ 吸着除去するごみ焼却排ガスの乾式処理方法を提供することを目的とする。
【構成】 焼却炉1から排出される焼却排ガスを集塵機2に導き、集塵機2を通過した焼却排ガス中にNH3 を噴霧するとともに、焼却排ガスを活性コークス充填塔4に導き、活性コークスの脱硝触媒作用によるNOX の還元脱硝と活性コークスの吸着作用による微量物質の吸着除去を行うことを特徴とするごみ焼却排ガスの乾式処理方法。
【効果】 活性コークスは脱硝触媒として従来の金属酸化物系触媒に較べてより低温(約150 ℃)で活性を示す。したがって、EPやバグフィルターの後段に位置していても、十分に高効率な脱硝を行うことができる。また、活性コークスは吸着剤としても作用するので、従来において系外に放出されていたHgやダイオキシン類やクロロベンゼン類等の微量有害物質が吸着除去できる。

「焼却灰中のダイオキシンの分解方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 焼却灰中のダイオキシンの分解処理方法に関する。
【構成】 焼却灰中のダイオキシンをメタノールで抽出し、該ダイオキシンメタノール溶液に波長310nm近傍の紫外線を照射してダイオキシンを分解する方法。

「ゴミの焼却後における排ガス処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】本発明は、ゴミの焼却によって発生する排ガス中から、ダイオキシン、硫黄酸化物(SOX),塩化水素ガス等の大気汚染の原因となる有害成分やダストを回収処理するための処理方法に関し、従来のバッグフィルター方式の利点を生かしつつ、全体の設備費を低廉化するとともに装置を簡易化し、しかもダイオキシン,硫黄酸化物,塩化水素ガス等の有害成分の回収効率を一層向上させることを目的とするものである。
【構成】そして、その構成上の要旨は、ゴミ焼却炉から発生する排ガスを冷却した後、その排ガス中のダイオキシン等の有害成分を、少なくともセメントを含む吸着剤で吸着し、次に有害成分吸着後の排ガスから集塵によってダストを前記吸着剤とともに分離回収するとともに集塵後の排ガスを排出し、その後前記ダストを前記セメントで混練固化して処理することにある。

「ダイオキシン類の低減化方法」Patent D.B.

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【要約】
【構成】 ダイオキシン類の低減化方法は、焼却炉から排出された排ガスに600℃〜300℃の温度範囲でNH3 ガスまたは尿素を添加した後、同排ガスを耐熱性フィルターに通し、排ガス中および飛灰中のダイオキシン類を分解することを特徴とするものである。
【効果】 排ガスに添加されたNH3 ガスは還元剤として働き、尿素は熱分解によりNH3 ガスを発生し、耐熱性フィルターは還元触媒として働く。その結果、ダイオキシン類を含有した飛灰は耐熱性フィルターの表面に滞留し、その間にダイオキシン類はNH3 ガスと接触して脱塩素化反応により還元される。こうして排ガス中および飛灰中のダイオキシン類が同時に還元無害化せられる。

「ダイオキシン類の吸着除去方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 ダイオキシン単味の処理という考えを打破し、他の成分即ちSO2 ガスが存在する状態でダイオキシンをより高い除去効率で吸着除去する方法を提供することを目的とする。
【構成】 排ガス中のダイオキシン類を吸着除去するための粒状活性炭移動層によるダイオキシン類吸着除去方法において、排ガス中にSO2 が存在する場合はそのSO2を利用し、排ガス中にSO2が存在しない場合は、別にSO2 を注入し、又排ガス中に少量のSO2しか存在しない場合はさらにSO2を注入して規定のSO2濃度(50〜100ppm)に制御してダイオキシンとSO2ガスを同時に処理するようにした。

「ダイオキシン発生の抑制方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 装置の変更なしにダイオキシンの発生量を大巾に抑制できる方法を提供する。
【構成】 都市ごみ又は産業廃棄物を焼却するに際し、石炭を廃棄物に対し、5重量%以上添加する。また燃焼排ガスには、未燃カーボン(チャー)を含む微粒子を吹込むか又は吹込まずにそのままバグフィルタで除塵する。

「ダイオキシン類の低温熱分解方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 活性炭や活性コ−クスを充填した反応槽内でダイオキシン類を吸着した活性炭や活性コ−クスを燃焼することなく、低温(350℃以上)で処理することによってダイオキシン類を効率的に分解し、活性炭や活性コ−クスの再使用を可能とすることを目的とする。
【構成】 活性炭又は活性コ−クスを充填した反応槽に於いて酸素濃度1%以下の酸欠状態又は不活性雰囲気内で350℃以上、1時間以上加熱することによりダイオキシン類を低温で熱分解し、資源の浪費を避けることを可能とした。そして不活性ガス又は脱着ガスを活性炭又は活性コ−クス流と並流又は向流させて加熱処理を行うようにした。

「塩素含有可燃物ダイオキシン類発生抑制燃焼法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 塩素を1重量%以上含有する可燃物のダイオキシン類発生抑制燃焼法に関する。
【構成】 塩素を1重量%以上含有する可燃物を、消石灰単独または消石灰と活性炭を投入して脱塩する機能を備えたバグフィルタ式集塵器を後流に有する燃焼器にて燃焼するに際し、該可燃物中に含まれているカルシウム分とあわせ、該可燃物中に含有されている塩素の1/2と硫黄の合計に対してモル比にて2.5以上に相当するカルシウム化合物を該可燃物と同時に燃焼器に投入して燃焼させる塩素を1重量%以上含有する可燃物のダイオキシン類発生抑制燃焼法。

「粉塵で汚れかつダイオキシン及び他の毒素を含む高温の煙ガスを冷却しかつ浄化する方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 アーク炉からの粉塵で汚れかつダイオキシン及び他の有毒ガスを含む高温の煙ガスを浄化するため煙ガスを冷却する際,ダイオキシン及び他の有毒ガスが再形成されないようにする。
【構成】 アーク炉1の材料装入の際及び溶融操業の際生ずる煙ガスA,Bを捕集し,有毒成分の除去を2つのやり方で行う。即ち吸い出しフード2で捕集される煙ガスAを第1のバツグフイルタ6へ供給し,その際添加剤12としての炭素−石灰混合物を前もつて煙ガスAへ吹き込んで,フイルタバツグに有毒成分を付着させる。汚染される粉塵Eを再びアーク炉1へ供給する。アーク炉1から直接吸い出される高温煙ガスBを,水冷吸い出し管路4へ通した後燃焼室3へ導き,有毒成分を除去するためそこで再燃焼させ,それから別の水冷吸い出し管路5で中間冷却し,常温空気の添加により更に冷却して,第2のバツグフイルタ7へ供給する。

「有害有機塩素化合物から塩素を除去することによって無害化する方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 有機塩素化合物中の塩素を鉄、タングステン、モリブデン、銅又はこれらの酸化物と反応させることによって塩素を除去して無害な有機化合物に変換させる方法。
【構成】 有機塩素化合物に汚染された土壌、ごみ焼却炉で焼却中に生成し、捕集されたPCB若しくはダイオキシン、又は使用後長期間保管されている有害な有機塩素化合物を、鉄、タングステン、モリブデン、銅又はこれらの酸化物と不活性ガス中で400−800℃で反応させることにより、有機塩素化合物中の塩素を除去して無害な有機化合物に転換する。反応の際に、塩化鉄、塩化タングステン、塩化モリブデン、塩化銅等が副産物として生成する。これらの塩化物は気化しやすく(沸点;300−500℃)、水に溶けやすい。したがって、生成したこれらの塩化物は、脱塩素反応塔よりスクラバーに誘導して溶解する。溶解した塩化物は中和処理して沈殿させ、焼成して酸化物として再利用を図る。

「高周波誘導プラズマによる有機ハロゲン化合物の分解方法及びその装置」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 有機ハロゲン化合物を効率良く分解処理する方法及び有機ハロゲン化合物を大量にかつ効率良く分解処理しても、ダイオキシン類が発生し難い有機ハロゲン化合物の分解装置及び方法を提供する。
【構成】 プラズマトーチ1及びチャンバ(反応炉)4内の圧力を大気圧以下の減圧状態に保持しているためプラズマが安定に維持でき、また水蒸気と有機ハロゲン化合物の混合ガスをプラズマトーチ1内に直接導入するようにしているので有機ハロゲン化合物を効率良く分解することが可能となる。更に、プラズマによって分解された有機ハロゲン化合物排ガスを、アルカリ性水溶液によって急冷することでダイオキシン類の発生を抑圧することができる。

「ダイオキシンの除去方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 活性炭又は活性コ−クスを使用して焼却炉などから排出される排ガス中のダイオキシン類を高効率で経済的に除去する方法を提供するものである。
【構成】 ダイオキシン類を含む90〜120℃の排ガスを活性炭または活性コ−クスを充填した十字流移動層吸着装置(a)に送り、ダイオキシン類を除去し、使用した活性炭または活性コ−クスを加熱再生し、循環使用するようにした。また排ガスを十字流移動層吸着装置で処理する前にアンモニアを注入し、このアンモニアの注入量を排ガス中に含有されているSO2+NOxに対し0.1〜0.5のモル比とした。

「汚水中のダイオキシン類除去方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 一般廃棄物最終処分場浸出水や産業廃水等の汚水中のダイオキシン類を効果的に除去する。
【構成】 被処理水1をpH調整槽2に導入して中性ないし弱酸性に調整し、この被処理水1を処理槽7に送って、紫外線の照射下にオゾンを供給してオゾン処理する。被処理水をpH調整槽2と処理槽7との間で循環させる。
【効果】 紫外線とオゾンとの併用でより酸化力の強いヒドロキシラジカルが生じ、このヒドロキシラジカルによってダイオキシン類が酸化除去される。

「焼却残灰の処理方法及び装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 礫床炉中で生成した焼却残灰と粒状炉床材との混合物中に残留しているダイオキシンを除去すること。
【構成】 粒状炉床材を使用した礫床炉を用いて焼却により生成した焼却残灰と粒状炉床材との混合物を400℃以上、好ましくは400℃乃至600℃で30分以上、好ましくは30分乃至2時間保持すること。
【効果】 焼却残灰中に残存するダイオキシンを可及的に減少させることを可能にした。

「ダイオキシン類を含有する排ガスの処理用触媒とその製造方法及び排ガス処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 ダイオキシン類の前駆体からのダイオキシン類の生成を抑制しつつ既に排ガス中に存在するダイオキシン類を分解除去し得る触媒、その製造方法、その触媒を使用する排ガスの処理方法を提供すること。
【構成】 触媒成分としてPt、Pd、Irからなる群から選ばれた少なくとも1種類の元素又はその酸化物を、シリカ・ボリア・アルミナ複合酸化物、及び、アルミナに対するシリカのモル比が30以上のゼオライトの少なくとも1種類に触媒1リットル当たり0.1〜10g担持させて形成した。
【効果】 ダイオキシン類の前駆体からのダイオキシン類の生成を抑制しつつ既に排ガス中に存在するダイオキシン類を長期の寿命で分解除去し得、低出口ダイオキシン類濃度が達成できた。

「マイクロ波照射による飛灰処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 可燃性廃棄物焼却施設から排出される燃焼排ガス及び飛灰の無害化処理を行う。
【構成】 排ガス中の重金属類及びダイオキシン類を活性炭に吸着させた飛灰の未燃炭素量を1.0%〜5%にし、該飛灰をマイクロ波照射により加熱処理する。
【効果】 飛灰の加熱時間が短縮され、ダイオキシン類等の有害物質が無害化される。

「汚泥及び焼却灰の特殊固化」Patent D.B.

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【要約】 (修正有)
【目的】有害物質を安定して長期間固化し得るようにする。
【構成】汚泥及び焼却灰をセメントに混合して固化するに際し、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄塩、アルミニューム塩をイオン状態で含有する化合物を添加して、汚泥及び焼却灰から有害重金属並びにPCB、ダイオキシンなどを毒物を溶出させることのない固化生成物とする汚泥及び焼却灰の安定固化方法。

「廃プラスチック類及びシュレッダーダストの乾留炉」Patent D.B.

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【要約】 (修正有)
【課題】 乾留炉を二重釜方式にする事により内釜内の廃プラスチック類及びシュレッダーダストが純度の高い活性炭に成り、可燃性ガスの高温化をはかることができる。又二重釜方式を内釜部と外釜部とに分離出来るようにした為、掃除、修理、補修が簡単に行える。又、酸素を遮断するのでダイオキシンが除去できる。
【解決手段】 乾留炉を内釜(14)と外釜(15)の二重釜方式にし、内釜を回転させる事により乾留速度が早まる。内釜内の廃プラスチック類及びシュレッダーダストを乾留し発生した可燃性ガスを可燃性ガス誘導管(3)で外部の可燃ガス貯蔵タンク(16)に充填し、一定圧の可燃ガスを可燃ガス調整器(7)で取り出し、可燃ガスバーナー(8)で外釜(15)を加熱し、可燃ガスの取り出しを速め、酸素を遮断することでダイオキシンの除去することができる。

「ダイオキシン類の低減方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 本発明は、大幅な設備改造の必要なしに、焼却炉からのダイオキシン類の排出量を低減できるダイオキシン類の低減方法を提供する。
【解決手段】 都市ごみや産業廃棄物をごみ焼却炉内で焼却する際に、ごみ焼却炉内の400℃以上の高温部に石炭粒子を導入し、石炭粒子を多孔質のカーボン粒子として、カーボン粒子にダイオキシン類を含む有機塩素化合物類を吸着させる。この後、集塵器でカーボン粒子を含むダストを回収除去する。

「ダイオキシンの処理方法とその装置」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 本発明は、装置の大型化や処理コストの大幅な上昇を招く事なく、しかも短時間でダイオキシンを含む灰及びタールを無害化することが出来る。
【解決手段】 焼却炉から発生するダイオキシンの脱塩素反応による無害化処理方法において、アルカリ性アルコール中にダイオキシンを含んだ灰やタール等の被焼却体を分散若しくは溶解させ、この被焼却体溶解若しくは分散液に高エネルギーの電子線照射を施すことにより、ダイオキシンの塩素を解離させるとともに、この塩素をナトリウムその他の金属イオンと反応させることにより、塩として沈殿回収させ、前記被焼却体中のダイオキシンを脱塩素化処理を行う。

「微生物由来の酸化酵素遺伝子及びそれを用いるダイオキシン除去方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 遺伝子組換え微生物を用いてダイオキシンを除去する方法。
【解決手段】 配列表配列番号1〜8に示される酸化酵素遺伝子及びこの遺伝子で形質転換した微生物を用いてジベンゾ−p−ダイオキシンをジフェニルエーテルトリオール体に変換する方法。遺伝子としてシュードモナス属細菌CA10株に由来するヘテロ多環芳香族炭化水素化合物酸化酵素遺伝子が用いられ、宿主細胞には、大腸菌が用いられる。ダイオキシンで汚染された土壌や水の浄化に有用である。

「焼却灰を主原料とする砂の代替品およびその製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 無機質な廃棄物から強度を持った安全な骨材を提供すること。一般廃棄物などの焼却灰を安全な砂の代替品として有効に利用すること。
【構成】 一般廃棄物、下水汚泥およびまたは産業廃棄物の、有害なダイオキシン類を分解ないしは鉱物として取り込み無害化したおよびまたはカドミウム、鉛、六価クロムのような有害物質の含有量が低下した焼却灰を主原料とする砂状粒状化物。上記主原料を含有する原料に加水して含水比調整して、必要によりカルボキシル基を有する高分子化合物を添加して、砂状に粒状化して製造する。粒状化の後、必要により生灰石を添加して粒状化物中の水分と反応して粒状化物を強固なものとする。好ましくは、一般廃棄物の焼却灰である場合は、950℃から1200℃で再焼却し粉砕する工程からなる、下水汚泥の焼却灰である場合は、800℃以上に再焼却する工程からなる主原料の調製工程を有する。必要により該再焼却に先だって石灰石を添加し、遊離カルシウム量が5%以下となるように調整する。

「微生物による塩素系化合物の分解方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 リグニン分解能をもつ微生物、P.chrysosporium を、ダイオキシン類およびポリ塩化ビフェニール(PCBs)を同時に含む液に加えて前記複数の化学物質を同時に分解する方法の提供。
【構成】 リグニン分解能をもつ微生物、P.chrysosporium をダイオキシン類、特に4を越える塩素で置換されたポリ塩素化ジベンゾパラジオキシン(PCDDs)及び/又はポリ塩素化ジベンゾフラン(PCDFs)およびポリ塩素化ビフェニール(PCBs)からなる群から選択される複数の化学物質を含む液に加えて前記複数の化学物質を分解する方法。

「蓄熱式高温ゴミ焼炉」Patent D.B.

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【要約】
【目的】ゴミ焼炉の高温燃焼による性能の改善。
【構成】再生式熱交換器と垂直炉の組み合わせによる簡単化。 【効果】灰処理の解消と省エネ、ダイオキシンの無発生、PCBの完全処理。

「ダイオキシン類の分析方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 排ガス中に含まれるダイオキシン類の濃度を迅速に正確に知りうる手段を提供する。
【解決手段】 上記課題は、ダイオキシン類の指標物質としてクロロフェノール類を用いることを特徴とする、排ガス中のダイオキシン類の定 量分析方法によって解決される。

「焼却炉等におけるダイオキシン類発生防止方法およびその装置」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 各種焼却燃焼など一連のダイオキシン類発生の虞れのある燃焼システムに簡単に接続でき、しかも有効な急冷手段でダイオキシ ン類の発生を完全に防止できる方法と装置の提供。
【解決手段】 ダイオキシンの生成温度以上の排ガスの導入口部16、この導入口部16に通ずる排ガス受入れ部17、この排ガス受入れ部1 7より下方に向かう多数の分散ノズル機構18、この分散ノズル機構18を下方より収容配設できる急冷却水タンク19、この急冷却水タンク19 より溢水される冷却水を貯溜する下部の冷却水タンク20を備えると共に、前記急冷却水タンク20内で得られる温度降下された排ガスの気泡 を集める上部タンク21とより成る排ガス急冷機構11を、既存または新設の焼却ないし溶融システムに接続して成ることを特徴とする焼却炉 等におけるダイオキシン類発生防止装置。

「処理物の固形化処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 都市ゴミ等の処理物を固形化してこれを燃料として再利用する場合に問題となるのは、処理物中に含まれる塩素成分の処理である。 加熱過程で排出されるガスには、塩素成分が含まれ、そのまま大気中に放出するとダイオキシンの発生の因子となり、環境上問題となる。
【解決手段】 処理物に塩素成分と反応する脱塩素剤を混合して、複数温度域で乾留処理する。複数温度域は、塩素成分が析出する温度と、 塩素成分が脱塩素剤と反応して固定化する温度とする。

「河川湖沼の浄化利用システム」Patent D.B.

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【要約】
(修正有) 【課題】経時的にダイオキシン等を含む腐葉土等が堆積してヘドロ化する河川湖沼,池等の水面に植生ベットを浮設して環境浄化を図ると共 に、水辺の緑化と共生し、しかも、生長する植生物が他の産業資源として再利用出来、植生が再利用出来るようにリサイクルされ、又、植生 ベットの浮設状態が浮島として公園や遊園地にも利用出来るようにする。
【解決手段】河川湖沼,池14の水面に植生ベット11″を浮設するに、該植生ベット11は不織布シートに葦やよしの種子を埋設し、植生マット の外皮マットには繊維マットを以って囲繞し、内部にはココテラ(商品名)等の殻肉を充填し、縫目を介し植生ベットとし、水底12に沈設したア ンカーブロック24に使用済タイヤ21をチェーンや紐19' を介し一連に浮設し、アオコ等の浄化を図ると共に緑化状態を現出し、生長した植生2 2を刈り取って産業資源に供するようにする。

「ダイオキシン類の分解方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 飛灰中のダイオキシン類をより低温かつ短時間で分解除去する。
【解決手段】 ダイオキシン類又はダイオキシン類含有物質と、ガス状のアミン化合物とを100℃以上300℃未満の条件下で接触させる。
【効果】 ダイオキシン類の塩素イオンとアミン化合物中のアミノ基(窒素原子)とが反応することにより、より低温でダイオキシン類の脱塩素 反応が迅速に進行する。ダイオキシン類を、従来ではダイオキシン類が分解されないとされていた低温で、短時間に分解除去することが可 能となる。

「排水浄化処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 本発明はダイオキシン類を含有する排水から微量のダイオキシン類までも効果的に捕集・除去することが出来る排水浄化方法を提 供する事。
【解決手段】 本発明は、ダイオキシン類を含有する原水を凝集沈殿させたのち、精密濾過膜を通して濾過し、つぎに、該濾過膜を通過した排 水中に過酸化水素水を添加して攪拌混合した後若しくは攪拌混合しながら紫外線を照射することにより、排水中に含有する微量のダイオキ シン類までも効果的に捕集除去出来る。

「ダイオキシン類の除去方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 塩素成分を含む被処理物を熱的に処理することでダイオキシン類生成に起因する有害な塩素系ガスが発生する。従来から排ガス中 から発生した塩素系ガスを除去する手段が行われているが、十分ではなく環境上の問題点がある。
【解決手段】 加熱炉1で塩素成分を含む被処理物2を加熱処理する際に発生する有害な塩素系ガスを含有する排ガスの排出路5中に、塩素 系ガスと反応する炭酸系のカリウム物質からなる脱塩素剤を加えて反応させ、塩素系ガスと脱塩素剤の反応により有害な塩素系ガスを無害 な塩化物に置換生成させることで、排ガスからダイオキシン類生成に起因する塩素系ガスを除去するようにしたダイオキシン類の除去方法 を提供する。

「真空熱処理装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 本真空熱処理装置に関して、バインダーの持つ特性から低温度域から高温度域(1400℃域)迄に金属粉末の持つ蒸気圧(温度℃) を利用しての金属粉末成形品の囲うに関する装置。また、産業廃棄物での焼却炉との併用に焼却時に二酸化物・ダイオキシンを真空熱処 理装置を通しての昇華する。
【構成】 本体である真空熱処理容器とろ過装置A・Bにオイル・ヂュフュージョンポンプ、メカニカルブースターポンプ、オイル・ロタリーポンプから なる真空熱処理装置。

「ダイオキシン類の迅速分析方法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 排ガス中に含まれるダイオキシン類を短時間で測定することができるダイオキシン類の迅速分析方法を提供する。
【解決手段】 排ガス試料中のダイオキシン類のうちの1つである2,8−ジクロロジベンゾフランをレーザー多光子イオン化質量分析装置で定 量して排ガス試料中の2,8−ジクロロジベンゾフラン濃度の実測値を得る。この実測値から、予め求めてある2,8−ジクロロジベンゾフラン濃 度とダイオキシン類濃度との検量線を用いて排ガス試料中のダイオキシン類濃度を求める。

「有毒物質の処理方法」Patent D.B.

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【要約】 有毒物質の処理方法で、例えば、無機物質の混合物、ポリ塩素化ビフェニル(PCB)類、ダイオキシンおよびジクロロジフェニルトリクロロエタ ン(DDT)等のハロゲン化有機化合物およびサリンやマスタードガス等の化学兵器などの処理方法に関する。この方法は、機械的な活性化 が、有毒物質の分子構造を分解し、単純な無毒性の化合物である生成物を形成する化学反応を誘導することができるという発見に基づくもの である。この方法は、有毒物質と適当な試薬の混合物に対し機械的な活性化を施し、無毒な最終生成物を生産することを含む。機械的な活 性化は、好ましくは、例えばボールミル等の機械ミル内で行われる。適当な試薬を用いた様々な有毒物質のボールミル処理は、有毒発生物 質の事実上の完全な破壊をもたらすことが見出された。