「光クリーン革命」

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光がクリーンな環境を創る
環境浄化への応用は生活環境をクリーンな状態に保てることが明らかになってきた。
たとえば、トンネル内の照明が車の排気ガスで汚れて暗くなるのを防ぐ。また、東京ドームの屋根に使われるようなテント材の汚れを雨で自然に落とすこともできる。細菌を殺す効果や、室内のいやな匂いを取り除く効果などもある。
光クリーン革命の主役たち
光クリーン革命には2つの主役がある。
1つは、地球上の太陽光や室内の照明に含まれている波長400nm以下の紫外線である。日中に屋外でもせいぜい1mW/cm2程度で生活空間における室内照明では、1μW/cm2以下である。
2つめは、酸化チタン触媒である。この働きによってこの光が非常に有効に活用されることになる。
EX.

光触媒反応は植物の光合成に似ている
電気を使わずに水を分解できるような反応系が存在する。白金電極を対電極として閉回路を作り、酸化チタンの表面にキセノン燈の光を当てた。その結果、酸化チタンの表面からも、白金の表面からもガスが出てきた。ガスクロマトグラフィの結果から酸化チタンの表面から出てきたのは酸素で、白金からは水素が出ることがわかった。

「新規肥料およびその施肥方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 非アロフェン質黒ボク土壌に施用することにより、該土壌の下層土(心土)に発現する交換性アルミニウムによる作物の根への障害を防止し、作物の増収に著しく寄与することができるような新規肥料およびその施肥方法を提供する。
【構成】 硫酸カルシウムを主構成分とする新規肥料あるいは該新規肥料と他の化学肥料を非アロフェン質黒ボク土の表面および/または表層に施用して雨水、融雪水または潅水により徐々に溶解させて土壌中に浸透させるか、該新規肥料あるいは該新規肥料と他の化学肥料を水で液状または泥状として非アロフェン質黒ボク土の下層土に注入、浸透させることにより該黒ボク土のアルミニウム障害を除去または軽減することができる。

「生分解性発泡体の製造法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 本発明は、低密度、高弾性率、高圧縮強度を備え、低価格、しかも、工業生産性に優れた生分解性発泡体を、多糖類及び又は多糖類誘導体を含む素材を押出成型により加熱発泡させることにより製造し、発泡ポリスチレン等環境保全に悪影響のある包装材料の代替製品を提供することを目的とする。
【構成】 本発明は多糖類及び又は多糖類誘導体を主成分とする素材100部を、水5〜45部、及び加熱ガス発生型の水不溶性気泡調整剤0. 01〜20部の存在下に、押出し成型により加熱発泡させることを特徴とする低密度、高弾性率、圧縮強度に優れた生分解性発泡体の製造方法。

「パルプを主とする高強度成形体及びその製造方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 高強度で焼却容易な成形体及びその製造方法を提供すること。
【構成】 天然パルプとフィブリル化した液晶ポリマーとを混合した素材からなるようにした高強度成形体である。

「魚介類を緩衝材で包装して生きたまま保存する方法」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 魚介類を冬眠状態となし、これを緩衝材で包装して、水槽を使用することなく、低温で貯蔵や輸送をすることを目的する。
【構成】 水中の魚介類を、1〜27時間で−3〜10℃まで緩慢冷却して、冬眠状態となして、これをプラスチック製袋中の、水1〜90%を含む和紙細片、木屑または布屑に埋め込み、酸素を充填し密封して、これを発泡プラスチック製容器に入れ被蓋して、又は、発泡プラスチック容器中の水1〜90%を含む砂または木屑に埋め込んだ魚介類を、1/27時間で−3〜10℃まで緩慢冷却し、冬眠状態となしてから被蓋して、これを0℃から氷結点前の温度までの低温で貯蔵する。

「土壌微生物の増殖方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 脱臭剤に使用する土壌微生物を自然土壌に含まれる個数の数千倍〜数万倍に増殖させて、脱臭効能を高め、又脱臭剤の使用期間を長くし、更に、少ない脱臭剤の使用量で必要な脱臭効能を得ることができ、しかも、土壌微生物を繁殖させることによって、無尽蔵に土壌微生物を生成することにある。
【構成】 腐植から得た土壌微生物抽出液にアルカリ水溶液を入れてpHを調整して土壌微生物抽出液中の鉄イオンなどを沈澱除去し、これにアルギン酸ナトリウム水溶液を加えて攪拌混合してゾル状態の土壌微生物抽出液を作り、この抽出液を細孔から2〜3価の金属イオンを含有する水溶液中に滴下して表面をゲル化したビーズ状の内部に土壌微生物を留め、これを2〜3価の金属イオンを含有する増殖用培地中に放置して、内部までゲル化したビーズ状の内部に留められた土壌微生物の濃度を高める方法よりなる。

「生ゴミの油化処理方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 生ゴミを経済的に処理すると同時に有用な物質に変換させる方法の提供。
【構成】 生ゴミを、必要に応じてのアルカリ性物質の存在下、水性媒体の存在下で高温高圧に保持することによって油状物質に液化させ、得られた液化物から、密度差を利用する分離手段により処理して油状物質を分離する生ゴミの油化処理方法。

「セルロース生産性微生物」Patent D.B.

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【要約】
【構成】攪拌培養条件下でセルロース生成物を生産する能力を有し、そして固体培地上でのセルロース非生産性コロニーの出現により決定する場合、セルロース非生産性形への変化の頻度が42〜45世代にわたって0.5%未満であることを特徴とするアセトバクター(Acetobacter)属の微生物を提供する。
【効果】本微生物は特定の形状を有するセルロース生成物を生産する能力を後世代にわたって保持する。

「粘土・天然繊維複合多孔体の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 石油製品の発泡ポリスチレンに替わり得る無公害・無環境汚染の原料のみからなり、かつ回収再利用が可能で、やむを得ず廃棄するに際しては天然の土壌に容易に変換される軽量で、かつ不燃性の材料を提供する。
【構成】 この材料は、天然又は合成の粘土と天然繊維とを水と混合して混合ゾルとし、この混合ゾルを1×10-3ml/秒以上の凍結速度で急速凍結後、融解することなく乾燥することにより得られる粘土・天然繊維複合多孔体である。混合ゾルの重量固液比は1%以上25%以下が好ましい。天然又は合成の粘土と天然繊維のほか、水溶性糊、色素又は香料の少なくとも1種を水と混合することもできる。発泡ポリスチレンにはない性質を有し、丈夫であり、緩衝材、不燃断熱材、吸音材、吸着材、果実鮮度保持材、触媒材、脱臭材としての利用が可能である。

「農産物及び食品の品質保持法」Patent D.B.

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【要約】 (修正有)
【構成】 密閉容器に収容した農産物又は食品を5〜60気圧に加圧することを特徴とする農産物及び食品の品質保持方法、密閉容器に収容した農産物又は食品を5〜60気圧に加圧した後、瞬時乃至10分間で急速に減圧あるいは20分乃至1時間かけて徐々に減圧することを特徴とする急速減圧による農産物及び食品の品質保持方法並びに密閉容器に収容した農産物又は食品を1種もしくは2種以上の気体を用いて5〜60気圧に加圧することを特徴とする農産物及び食品の品質保持方法。
【効果】 上記加圧処理のみ、あるいは加圧後に減圧処理を行う方法は、添加物等を一切使用しないので処理後に薬品等が残留せず環境を汚染、破壊することなく昆虫、ダニ等を効率よく不活性化できる。また、加圧に際して殺菌および/または殺虫作用を有する気体を用いる方法は、該気体のみでは殺菌および/または殺虫作用を十分に発揮できない低濃度で用いても、昆虫、ダニ等を効率よく不活性化できる。

「セロオリゴ糖の製造法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 規定食用の甘味料あるいは健康飲料として用いられるセロビオース,セロトリオース,セロテトラオースなどのセロオリゴ糖の製造法に関し、セロオリゴ糖を安価に大量生産することができることを目的とする。
【構成】 天然リグノセルロースを含む原料を蒸解してその蒸解後に乾燥を経ずして得られるウエットパルプを、セルラーゼの作用により部分分解してセロオリゴ糖のうちの少なくともセロビオースを採取する構成とする。

「紙ゴミから土木建築用材料を製造する方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】都市ゴミの40〜45%を占める紙ゴミを捨てずに再利用して土木建築用材料を製造することにより、紙ゴミの焼却によるCO2 ガス発生による公害を防止し焼却灰の処理を不要ならしめるとともに、製造した材料をC・C・A加工(六価クロム,銅,砒素を含有する液の含浸注入加工)した木材に代えて使用することによりC・C・A公害を防止することのできる紙ゴミから土木建築用材料を製造する方法を提供する。
【構成】都市ゴミを回収する際に分別回収した紙ゴミを、粗粉砕後磁力選別して大きな鉄片を除き微粉砕して焼石灰を添加しつつ乾燥して微細な鉄片とアルミ片とを除き風力により微細な石と他の無機物を除去して微小紙片のみを選別する。この微小紙片に難燃剤や防虫剤を含浸混練して冷却し常温で硬化する自硬性の熱硬化性樹脂を所定配分比で含浸混練した原材料を、成形金型を用いて加圧成形し所望の形状寸法に高密度に結合形成する。

「有機廃棄物機能材およびその製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 汚泥、生ゴミ等の有機廃棄物を焼却、埋め立てすることなく、この有機廃棄物を利用して各種の用途に有効利用される有機廃棄物機能材を提供すること。
【構成】 有機廃棄物の脱水物に、化学反応により酸素を発生するCaO2、MgO2、Na2O2、K2O2、NaClO3、KClO3、Ca(ClO3)2、Mg(ClO3)2のうちから選択される1種または2種以上の酸素発生剤を混合して得られる有機廃棄物機能材。
【効果】 上記有機廃棄物機能材は、着火すると酸素が発生し燃焼が容易となり、また土壌中に保存したり飼料中に混入すると、酸素を徐々に放出して分解、発酵を起こし易い。従って、木材や炭と同様の燃料として利用できる他、肥料、飼料などの各種の用途に利用することができ、有機廃棄物を公害を出すことなく処理して有効利用することができる。

「洗石廃泥から副生した造粒砂とその造粒方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 洗石廃泥を、簡単にしかも、土木材料等として十分使用に耐えれる強度の人工的な新資源の造粒砂とその製造方法を提供すること。
【構成】 第1に、洗石廃泥に、セメント系固化剤を加え、アスファルト系、樹脂系、ゴム系のエマルジョンを単体で又は任意に組み合わせた添加剤とを加えて混合して得た造粒砂であり、第2に、上記混合したものを造粒機で造粒した洗石廃泥の造粒方法であり、第3に、上記造粒した後に、強度と乾燥促進の補助剤としてセメント系又は樹脂系の粉末を散布した洗石廃泥の造粒方法である。
【効果】 第1に、砕石場で大量に副生される厄介な洗石廃泥を利用し、土木等の材料として十分な強度と安定した造粒砂を得て、環境汚染等の諸問題を解決し、自然環境の破壊を抑制した。第2に、製造コストが安く、安全で衛生的かつ簡単な造粒方法である。第3に、略球状の造粒砂で、乾燥と強度をたかめた。

「木粉と熱可塑性樹脂との複合体の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 木材資源の有効利用ができ、かつ耐水性に優れた木粉と熱可塑性樹脂の複合体を、簡便な製造方法で、作業環境を損うこと無く製造できる方法を提供提供する。
【構成】 微粉状に砕いた木粉と熱可塑性樹脂粉体とを重量比(木粉/熱可塑性樹脂粉体)が65/35〜85/15の割合になるように混合し、得られた混合物を温度120℃〜220℃、成形圧力30〜100kgf/c2mでホットプレスする木粉と熱可塑性樹脂との複合体の製造方法。

「動物忌避剤」Patent D.B.

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【要約】
【目的】木材の乾留により得られた木酢液と天然ゴムを水または有機溶剤に分散、あるいは溶解させた環境に優しくて安全な動物忌避剤を提供する。
【構成】木酢液に天然ゴムラテックスを分散させるか、有機溶剤で木酢液の有効成分を抽出した後、天然ゴムを溶解させた溶液に溶解してなる環境に優しい安全な動物忌避剤。
【効果】木酢液の有効成分の効果と天然ゴムの効果が相乗されると同時に生分解性プラスチックを添加する事により、毒性も少なく環境に優しい動物忌避剤を安価に、また容易に得る事が出来る。

「酢液、その製造方法及び植物成長促進剤」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 食品工場からの廃棄物、農産廃棄物などの有機物から、植物成長促進効果の高い酢液(乾留凝縮水溶性液)を製造することにより、排出量の多い廃棄物の再資源化を図るとともに、減農薬化、減肥料化を図る。
【構成】 炭素含量の多い有機物と窒素含量の多い有機物とを混合して、炭素/窒素比(重量比)50〜1の範囲に調整した原料を、乾留炉10内で乾留してガスと炭化物を得、ガスを間接冷却管16で冷却してガス中の凝縮性ガスを凝縮液化させる。炭素含量の多い有機物としては、ビール粕、ビート粕、砂糖きび搾り粕(バガス)、籾殻、稲藁及び木材からなる群より選ばれた少なくとも一種が用いられ、窒素含量の多い有機物としては、ウィスキー蒸留粕、大豆油搾り粕、発酵菌体、酵母、酵母エキス、植物・動物タンパク質、おから及び汚泥からなる群より選ばれた少なくとも一種が用いられる。

「おからと建築廃棄物による建築資材の製造法」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 おからの有効利用と建築廃棄物のリサイクルに関するものである。
【解決手段】 おからと建築廃棄物の木材片を用いて、加圧加熱成形によって、建築資材を製造する方法を提供するものである。

「アメリカ発ニュービジネス新着200選」

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小売店の内装にも使われる古紙・古木材が原料のパネル材
店舗のインテリアや展示会のディスプレー材料として、”グリッドコア”が注目を集めている。「グリッドコア・システムズ・インターナショナル」社が開発した”グリッドコア”は100%リサイクル素材である。(材料は古紙や古木材を原料としている)
強度は、木材やベニヤ材で作ったものと変わらず重量は半分以下。加工の扱いの際にも簡単。
「グリッドコア」社の生産は1トン/日の再生紙処理している。
ジーンズの余り切れスクラップからリサイクル用紙と再生デニム地を作る
ジーンズの生産から、鉛筆や紙が再生産されるようになった。ノースカロライナ州立大学の研究所は、ジーンズの生地が木綿の繊維であることに注目し、鉛筆の芯を巻く材料にすることと紙に代わる”用紙”を作ること、さらに繊維から再びデニム生地を織り直し再生デニム地にする技術も開発した。
西洋ワサビを使って工場の有機廃液を95%浄化する
ホースラディッシュ(西洋ワサビ)に含まれている酵素には、漂白効果があり、汚水に加えると不溶解性ポリマーを形成させる働きがある。刻んだホースラディッシュを汚水に加え固まってからフィルターを通してみると現在の化学薬品による処理より2倍の効果があった。また、金属鉱山から発生する工場汚水の95%を処理できたと言われている。メリットは、コストが化学薬品の半分以下で30回も繰り返して使用できること。
セレンの除去に植物を利用ガマが吸い上げ汚染土壌を浄化
有機廃棄物によって汚染された土壌を、植物を使って浄化する方法が効果を上げている。「シェブロン」社は石油精製所から廃棄されたセレンを除去するために、ガマを植えて土中から吸い上げる方法を採用している。
この食物浄化法はアメリカの農学者により15年前に提案されたが、注目されるようになったのは最近のこと。

「竹繊維補強樹脂成形体」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 本発明の目的は、竹材の有する優れた性能を有効に活用し、かつ成形体の重要な要素である耐久性に優れた竹繊維補強樹脂成形体を提供することにある。
【構成】 本発明に係る竹繊維補強樹脂成形体は、竹材を圧延装置により粗砕し、次いで反毛機により粗解繊して得られた竹繊維または更にターボミルにより細繊維化して得られた竹繊維であって、平均径0.01〜2mmで、かつ平均長10〜30mmの竹繊維を40〜95重量%と、変性メラミン系樹脂5〜60重量%を混合し、圧縮加熱成形してなることを特徴とする。

「古紙を原料とした木質物の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 古紙から木質物を製造し、資源の有効利用を図る。
【構成】 リグニンとオゾンとを接触させオゾン酸化リグニンとなし、また、古紙を乾式で解繊して解繊パルプ原料となし、オゾン酸化リグニンと、重量比で該オゾン酸化リグニンの150%以上の解繊パルプ原料と、同じく重量比で該オゾン酸化リグニンの20%以下の合成樹脂とを混合し、上記の混合物を加圧すると共に100〜150℃の範囲で加熱する

「リグノセルロースまたはこれを含む材料の成形方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 リグノセルロースまたはこれを含む材料を所要の水溶液で処理して加熱圧縮することにより、機械的特性や外観の優れた成形品を得る手段を提供することを目的とする。
【構成】 リグノセルロースまたはこれを含む材料の成形方法であって、リグノセルロースまたはこれを含む材料を、ポリエチレングリコール水溶液、あるいは分子中に1個以上の水酸基を含有する非イオン界面活性剤水溶液が前記リグノセルロースの繊維飽和点以上の量存在する下で、100〜160℃の温度範囲で加熱圧縮することを特徴とする。

「蚊取線香および蚊取線香の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】本発明は破損耐性を有すると共に軽量かつ扁平であって良好な活性物質の収量を確保する蚊取線香を提供することを目的とする。
【構成】本発明の蚊取線香は僅か0.4〜0.7Kg/dm3 の密度を有する木材チップおよび/または繊維材料よりなり、好ましくは1〜4.5mmの厚さを有して活性物質が層(2)として螺旋(1)に施される。

「気泡組織を形成する軽量弾性体の成形および製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 本発明は紙パルプによる、気泡を多く有した軽量な弾力性に富む成形品提供することが目的である。
【構成】 紙パルプ(1)を粉末接着剤(2)により固化し、大量の水、溶剤を使用することなく再生紙パルプ等を利用し、気泡を多く有した軽量な弾力性に富む成形品を得ることを特徴とする。

「古紙繊維と酵母粕とを利用した木質生分解性材の製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 バインダーに合成樹脂を使用せず、より大きな生分解性を有し、かつ、製造が容易で、製造工程で熱可塑性を呈し成型も容易な木質生分解性材の製造方法を提供する。
【構成】 古紙を乾式解繊した繊維と、酵母粕とを混合し、加圧・加熱することを特徴とする。

「麦わらから繊維を製造する方法及びその繊維で製造されたボード製品」Patent D.B.

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【要約】 (修正有)
【課題】麦わらをボードに用いることのできる繊維に精製する方法と、ファイバーボードなどのセルロース性素材を生産する方法を提供する。
【解決手段】麦わらを約2インチから4インチの範囲に切断し、洗条後、加圧蒸気で処理して軟くし、加圧された機械的リファイナー26で精製して、長網抄紙機30を通し、乾燥ゾーン32に送って、セルローズ性ボード製品の製造に用いることのできるファイバーを生産する。この麦ファイバーは他のファイバーとどの様な割り合いにも混ぜ合わせることができ、ソフトボード、中間密度ボード及びハードボード製品をつくるのに用いることができる。

「紙成形品の成形方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】従来焼却されている紙ごみや古紙を、包装材料などの紙成形品として有効に再利用する新規な紙成形品の成形方法を提供するもので、従来の湿式の古紙成形品のように廃水などの二次公害を発生せず、水分乾燥のために多大の熱量を必要としないとともに、精度の高い紙成形品を安価に供給することができる方法を提供することを目的とする。
【構成】対向する複数の成形型の間のキャビティに成形材料を充填して成形するものであり、開放状態にある成形型の内面に所要量の微小紙片と粉末状澱粉と水を成形型の内面に吹き付け、成形型を閉じた後加熱しβ澱粉をα澱粉に変化させて固化成形する。微小紙片と粉末状澱粉と水との組合せに替えて、微小紙片と液状接着剤とを成形型に吹き付けるようにすることもできる。この場合の液状接着剤は、生分解性を有し、加熱もしくは加熱乾燥により接着効果を発揮し固化できるものを使用する。

「電磁波遮断性能を有するパーティクルボードとその製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 パーティクルボードに電磁波遮断性能を付与する。
【構成】 木片に接着剤を噴霧して層状にフォーミングした後、仮圧締を経て熱圧締成型される多層パーティクルボードとその製造方法において、層間に黒鉛にフェノール・ホルムアルデヒドを混合させた熱硬化性の粉粒体が内在させるようにフォーミングすることを特徴とする。

「微粒木質合成粉及びその製造方法並びに装置、前記微粒木質合成粉を用いた
木質合成繊維、前記微粒木質合成粉を用いた木質合成フィルム」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 熱可塑性樹脂成形材内に吸湿性に富むセルロース系破砕物を混合し、熱可塑性樹脂成形材が熱的、化学的に安定した微粒子の木粉粒に固定化された状態を定常的に維持し得るようにして木粉と熱可塑性樹脂成形材との混合、分散状態を定常的に維持すべく、良好なる流動性を与えて、特に繊維やフィルムなどの細くないしは薄い成形品を製造するために用いて好適な微粒木質合成粉、その製造方法及び装置を提供する。
【構成】 微粒木質合成粉の製造方法は、含有水分量を15wt%以内とし平均粒径5〜15μのセルロース系破砕物20〜75wt%に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%をともに摩擦熱によりゲル化混練し、次いで冷却乾燥、造粒し、粒径30〜100μに粗粉砕し、次いで超音速気流内で被粉砕材料の粒子相互間の衝突により1〜8μに微粉砕し、微粒木質合成粉を形成する。この微粒木質合成粉を用いて木質合成繊維や木質合成フィルムなどの種々の成品を成形する。

「廃棄樹脂成形品の回収・造粒方法及び装置並びに前記回収樹脂材料を用いた
木質合成板の製造方法」Patent D.B.

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【要約】 (修正有)
【目的】洗浄工程と乾燥工程を経ることなく、廃農フィルムやシートの農薬などの付着物を分離かつ除去し、樹脂材料として回収し再利用する。
【構成】廃農フィルムを複数の各被処理小片に粗砕する工程と、個々の被処理小片に対して、衝撃摩砕力を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とする工程を含む。廃農フィルムの回収樹脂材料25〜80wt%に対して、含有水分量を15wt%以内とし平均粒径20メッシュ以下のセルロース系破砕物20〜75wt%を混合し、加熱、練成し、押出機の押出ダイより吐出された押出し生地はフッ素樹脂のシートを貼設した内壁面を通過するので円滑に押出され、均一な高密度の所定の肉厚の製品として木質合成板に成形される。さらにブレーキ手段により抑制力を加え、一層均一で高密度の製品とする。

「米殻のパーティクルボードの製造」Patent D.B.

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【要約】
【課題】 本発明の目的は、米殻から複合パーティクルボードの改良製造方法および製造された複合ボードを提案するにある。
【解決手段】 本発明は、米殻から均一に着色したパーティクルボードを製造する方法であって、清浄しスリットした米殻と、実質的に水分を含まない樹脂と、着色剤または顔料と、ワックスとを混合して完成紙料を形成し、該樹脂はカシューナッツ殻液および/またはカルダノールと、フェノール、パラホルムアルデヒドおよびアルカリ性触媒との縮合生成物からなり、該完成紙料を広げて層を形成し、該完成紙料層を加熱圧搾し次いで冷却する工程にかけて前記パーティクルボードを形成することからなる方法である。

「板状体又は成形体及びその製法」Patent D.B.

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【要約】
樹脂との結合強度が人工繊維よりも優れている植物性天然繊維の使用を前提とし、そのなかで、太い繊維間に大きな隙間が形成されるヤシ繊維を集めて繊維同士を樹脂により確実に固定し、これに対して引張強さ及び引張弾性率の高い麻繊維等の植物性天然繊維からなる編織物、不織布又は竹等の薄片よりなるシート状物を樹脂で一体化して補強することにより、優れた透湿性と高い強度とを兼ね備えた板状体又は成形体を提供する。併せてその製法も提案する。

「セルロース/プラスチツクブレンド、その製造方法及びその用途」PatentD.B.

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【要約】 (修正有)
【目的】現在のプラスチックに並ぶ機械的特性、例えば引裂抵抗、弾性及び亀裂抵抗を有すると同時に、生物学的に分解し得るか、または堆 肥化し得るセルロース混合物を提供する。
【構成】セルロース及びポリウレタン(ウレア)のブレンドは、他のセルロースブレンドに対して改善された特性を有し、そして生物分解し得る 包装材料として使用することができる。

「粘着型偏光板又は粘着型位相差板」PatentD.B.

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【要約】
【構成】 支持体として、アセチルセルロース系フィルムを有する偏光板または位相差板の両面又は片面にアクリル系粘着剤層を設けるにあ たり、該粘着層に2,4,6−トリス(N,N−ジメチルアミノメチル)フェノールを含有せしめる。
【効果】 高温、高湿の条件下に長時間暴露してもアセチルセルロース系フィルムが加水分解することを防止することが出来、偏光板、位相差 板の耐久性を大幅に向上させることが出来る。

「食物製品」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 調理時間(油で揚げる時間)が短くとりこまれる脂肪の量がより少ない低カロリーまたはノンカロリー 製品であり、さらに内部は水分を保持してふんわりしているが表面はパリパリとしてねばりのほとんどないす ぐれたきめを有する、セルロース誘導体の分解産物を含有するデンプンをベースとした食物製品を供給する ことを目的とする。
【構成】 セルロース誘導体を分解してえられたオリゴマーの混合物のデンプン0.05〜10重量%からなり、該 オリゴマーの混合物の平均重合度が3〜300 の範囲内にあり、かつ固有粘度に基づいて測定された平均分 子量が500 〜100000の範囲内にあるゲル化されたデンプン食物製品。

「催芽処理可能な種紐」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 製造原価が低くかつ播種後の自然条件に対する適応性が高く播種前に水分の含浸および催芽を促 進する薬液に浸漬してもテープがその形態を維持しており、後に土壌中のバクテリヤにより分解される不織 布をを利用することにより催芽処理を可能にした催芽処理可能な種紐を提供することにある。
【構成】 セルロース繊維をその繊維のみの相互の絡みあいと軽い癒着により保持するか,または水溶性の 接着剤または接着性の樹脂を使用して保持することにより目付量50グラム/平方米以下の不織布を使用す る。前記不織布をスリッタ等により切断してテープ状に加工した後に種紐製造機により種子を巻き込み土壌 中で分解する糸を巻いて製造する。

「複合移植鉢」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 牛乳パックやコンピューター用紙等の古紙を利用して、紫外線や土中の微生物などで比較的容易に 分解する複合鉢を提供する。
【構成】 10μm以下に解繊したセルロース繊維1重量部に対し、等重量部以下のコラーゲン繊維解繊物を 加えたパルプに、無機粉体,木炭粉体,肥料及び5μm以下に微粉砕されたポリエチレンやポリプロピレン等 を混合した混合パルプから抄造されたシート又はモールド成形品を熱圧締してなる。

「土中崩壊性発泡ゴム組成物およびそれを用いた鉢土結束具」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 本発明は土中崩壊性発泡ゴム組成物およびそれを用いた植木移植用根に付着する鉢土の土中崩 壊性結束具を提供するものである。
【構成】 本発明は発泡剤を含むゴム組成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中で溶出する水 溶性添加物3〜70重量部を添加混合してなる土中崩壊性発泡ゴム組成物にあり、特に発泡剤の添加量が 1〜5重量部であって、ゴム組成物がポリイソプレン構造を有する天然ゴムまたは合成天然ゴムをゴム成分と し、上記水溶性添加物がカルボキシメチルセルロース、カゼイン、デンプン、レシチン、凝集剤、窒素系水溶 性肥料、燐酸系水溶性肥料、カリ系水溶性肥料からなる群から選ばれる一種以上であり、好ましくは加硫剤 として生分解能を有するアクリルビスアマイドを併用し、かつ土壌改良剤を添加混合してなる。

「メタン発酵方法及びその装置」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 メタン発酵装置内の嫌気性菌濃度が一定でメタン発酵能力が高く、かつセルロースの分解能力の 高い生ゴミ処理方法及びその装置を提供する。
【構成】 搾汁処理槽内にて生ゴミの搾汁処理を行って搾汁滓 及び搾汁液とに分離してこの搾汁液をメタン発酵槽に導入してメタン発酵によりメタンガスを得るとともに、この メタン発酵処理により生成される消化汚泥スラリーを限外濾過膜により濾過する。通常時は、この限外濾過膜 非透過液をメタン発酵槽に返送し、メタン発酵槽内の固形物濃度の上昇時には前記限外濾過膜非透過液の 少なくとも一部を搾汁処理槽内に返送し、残部をメタン発酵槽に排出する。更に、前記メタン発酵槽に嫌気性 セルロース分解菌培養装置を付加し、集積培養した嫌気性菌を種菌としてメタン発酵槽に供給を行う。

「油かすの多段階醗酵法及び醗酵有機質肥料」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 現在、市販されている醗酵油かす肥料は醗酵が十分行われていない為、施肥後この未醗酵油かす が分解し油かす特有の不快臭を放ち又肥料自体の表面にカビを生ずる等の欠点を有している。本発明では 醗酵・分解を100%行い、不快臭を発せず且つカビの生じない製品を提供することを目的とし、併せて最近の 研究によって明らかとなった原料油かすに由来する各種のビタミン、植物ホルモン類の有効化を図った。
【構成】 現在市販されている醗酵油かす肥料が、自然醗酵、或いは市販の醗酵菌による単純醗酵によるもの であるのに反し、本発明では醗酵を3段階に分け、第1段階では糸状菌、セルロース分解菌による醗酵分 解を、第2段階では放線菌その他の菌により主として蛋白質の分解を、第3段階ではpHを調整しつつ醗酵 分解を完結させるという方法により且つ第1段階では菌の初期栄養源として糖源を、第2段階においては良 質の腐植を添加することを特徴としている。

「ゴルフテイー」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 使用後、そのまま分解消滅するゴルフティーを提供する。
【構成】 30〜90重量%の糖、20〜50重量%のセルロース繊維、2〜30重量%の水溶性ポリマー、及び2〜 20重量%の液体又は固体の可塑剤を含んで成る成形された組成物から作られたゴルフティーであり、これは さらに芝処理剤、例えば草の種子及び肥料等を含有することができる。

「抗微生物組成物およびその製造方法」PatentD.B.

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【要約】 (修正有)
【目的】固体の安定な形態をなす3−イソチアゾロン類(図示一般式で示される)を提供する。
【構成】3−イソチアゾロン抗微生物剤と、室温および使用温度での化学分解に対して該抗微生物剤を安定 にするキャリア(たとえばポリサッカリドポリマー、セルロースポリマー、ポリエチレンオキシド(あるいはポリプ ロピレンオキシド)ポリマー、ポリウレタンポリマー等)とを含む組成物。
【効果】室温および使用温度での化学分解に対して3−イソチアゾロン抗微生物剤を安定にするキャリアを含 むので、組成物を、取り扱いが安全で、使用するのに好都合で、しかも安定した固体形態(たとえば粉末、棒 材、ペレット、錠剤、キャストシート等)で提供することができる。

「セルロース微粉体を用いた塗工紙」PatentD.B.

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【要約】
【目的】 セルロース微粉体を塗工層中に含有する紙質及び印刷適性の良好な塗工紙及びその製造方法を 提供する。
【構成】 機械的処理により得られたセルロース微粉体をバインダー中に分散させ、塗工後乾燥し塗工紙を作 成する。機械的処理としては、アルカリセルロースを老成後中和し、これを機械的に又は水中で高圧分散処 理により粉砕し、又は、パルプをそのまま若しくは酸加水分解した後これを機械的に粉砕する方法が用いら れる。
【効果】 印刷適正に優れ、紙質の優れた塗工紙が得られる。

「樹木栽培用容器」Patent D.B.

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【要約】
【目的】 本発明は、土中埋入型の樹木栽培容器に関し、土中において3〜6ヵ月間必要な強度を保ち、最終 的には自然環境下において腐食分解し、環境を汚染しない、特に、春季から夏季にかけて移植される広葉 樹に用いて好適な樹木栽培容器の提供に関する。
【構成】 繊維相互間がアクリル系樹脂、若しくは、アクリロニトリルブタジエンゴム系樹脂にて接着され、且 つ、その目付が100〜250g/m2の範囲にあるセルロース系繊維を主体とした不織布にて構成されたこと を特徴とする樹木栽培用容器。

「発泡緩衝体及びその製造方法」Patent D.B.

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【要約】
【目的】自然環境の中で微生物によって分解されうる緩衝材を開発すること。
【構成】発泡セルロースビーズを疎水性樹脂で表面コーティングした後、水発泡性ウレタン系接着剤で接着・ 固結して得たものを緩衝材として使用すること。