*****ひろのうたびとのしおり・・・其の弐拾弐*****


ご挨拶(12/31)

 
2012年も今日が大晦日。テレビなどでは一年を締めくくるいろんな分野の総集編を特番でやっています。政治経済、世界の情勢など・・・。主要国のトップが軒並み替わる年でありましたが、トップが替わってもそう簡単に情勢が変化するモノではないようです。外交などはその最たるもの・・・。竹島、尖閣の領有権など、それぞれの立場で利害が発生するわけですし、それぞれが正義なわけですから、国際法上云々・・・ではあってもなかなか解決しない問題でしょう・・・。

 自民が大勝して安倍政権に替わったことは、正直ちょっと意外でした。第三勢力がもう少し得票を伸ばして自民が第1党として連立・・・なのかな?と予想していたのですが、橋下さんや石原さんのツートップの是々非々と言っていました姿勢もどの程度これからの政権に影響を与えることが出来るでしょうか?参院選の事を強く意識して、自民もよろしく出来るだけ支持率を意識した政を展開していくでしょうし・・・。

 株価上昇や円安が進んでいるのは、まぁ期待感の表れ・・・。景気が良くなることはすぐ懐にお金が入ってくることではないとの事・・・。デフレスパイラルは本当に進んでいます。商いを生業にしている我々には敏感に感じる事です。

 ネットではなくて、商いはちゃんとお客様と接してあるべきもの・・・。この世に商いの姿勢がネットによって大きく様変わりしたかのような危機感を抱いて数年経ちましたが、人には心があります。物がお金と行って来いの中に心がある以上完全にネットにとって代わることはないでしょう・・・。逆にネットの世界にも弱点があります。価格のみが重要で安ければ良いという消費者の1番の期待に応えているのですが、価格が1円でも安ければ他に写ってしまうという事。蛇の道はヘビ・・・様々な業者があって淘汰されているのが現状です。老舗と呼ばれるネット業者は生まれないかもしれません。

 まぁそんな事よりも、私どもも皆様のおかげで、なんとかこの1年も過ごすことが出来ました。この冬は例年に比べて寒さ厳しい冬との事。ご愛顧下さったすべてのお客様には、くれぐれもお身体ご自愛くださいますよう。また、新しい年も皆様にとって素敵な年であることを祈念いたしまして、感謝の思いを重ねつつ本年のご挨拶とさせて頂きます。来年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。年明けは七日からの営業となります。本当にありがとうございました。


本(12/13)

 就寝前に本を読む習慣はいつ付いたのか忘れましたが、読みたい本がある時は、読む前にワクワク感があって楽しみになります。また、そうでなくてもタイトルや著者で選んだ時など、その冒頭を読む事に違ったワクワク感を感じます。「これは面白い!」と感じた時は、「これで何日かは楽しめる!」と言う気に包まれて充実するのですがその真逆で「がっかり・・・」と言う本だったりすることもあります。一応読むのですが、字面だけを追っていることもあって読んでいるときは理解しているのですが、読み終わって後からこの本どんなことが書いてあった?と考えても思い出せないこともしばしば・・・。
 
 今読んでいるのは国井律子著「アタシはバイクで旅に出る」・・・。1巻を読み終え、今は2巻目・・・、3巻まであります。ハーレーに乗り全国を旅するという軽い内容。ただ、意識してか彼女の文面は、とても情景が趣良く表現されています。要所要所の表現ならその内容に引き込まれて素直に想像し感銘とその土地土地の著者が感じるところの良さが理解できるのですが、少々しつこさを感じてしまいます。まぁ彼女が20代の頃の著書なので、こういった意気込みが強すぎてしまったのかな?とも感じますが、バイクで日本のあちこちの情景が楽しめて良かったりします。まぁ気軽に読めて良いのです。

 最近・・・雪が今年は早々と降って仕事が忙しく、そのおかげで就寝時に本を読むこともままならず・・・目をつぶれば夢の中(夢を観た記憶もなく)で、目を開ければ朝・・・。正月はゆっくり本を読みたいと今は・・・思うところです。

248バイパス(12/1)

 
ちょっと前に予てから造成中だったR248が関インターまで通りました。これによって我が家では、長男の勤務先である一宮市の尾西ICまで40分ほどで行くことが出来るようになりました。以前は各務原ICまでR21を走り、そこからやっと乗って(5分ほど)行っていたのです・・・。その時間、どうかすると1時間。もしくは堤防を走りR22に上がって側道を走って1時間ちょっと・・・。

 これらを考えますと、長男は今、羽島市に住んでいます。このアパートから15分ほどかかる・・・。そして毎月の家賃などの生活費を考えて、通勤などの高速代やガソリン代と比べてみるとどうなんだろう?まぁそんな長男も来年春が過ぎると自営業者に変身です。あと半年で三代そろい踏みに成ります。

 まぁその前にこの冬を従業員共々頑張って、健康第一で過ごさないと!! 


身体のケア(11/21)


 昨日の事、夕方、高校時代の友人がご来店。彼はミュージシャン、西に東に・・・もちろん地元もステージに活躍するジャズギタープレーヤーです。もちろん同級生ですから、いろんな話も屈託なく、なんだかんだと話が弾んでいるうちに、体の変調の話題に・・・。男性の更年期障害についての会話もありました。若い頃と違って、いろんな部分で体のルールが突如変更したりするのです。人間ドックにかかれば、何かしらひっかかる・・・のです。決して良くないのですが、何か安心(苦笑)。年が明けたら、やちゃこんも誘って飯でも食べよう!としばしのお別れでした。

 私個人では、当店内で実施している「ボディ ケア 健」にて脚腰のケアを入念にやってもらいました。ふくらはぎが特に疲れていまして、マッサージ中はとても気持ちいい・・・。おかげで今日は脚が軽く感じます。これでまたしばらく頑張れそうです。

 そして夕方18:00から歯医者さんへ・・・。奥歯の詰め物がポロっととれて、先日型を取り直し、昨日新しいパーツが無事装着され、昨晩の食事は美味しく頂けたのでした(笑)。春になったら、前から気にしていた前歯のメンテをお願いしてありますので、ドキドキしながらその時を待ちましょう・・・。

 実は、この施術をしてくれた2人は、私の甥っ子たちです。幼少の頃、いろいろ遊んだあの子たちが大きくなって、こうして面倒を見てくれる・・・。時の流れを感じ、皆頑張って欲しい・・・と改めて感じた次第です。


寒くなってきました(11/14)

 例年に比べて少し寒くなるのが少し早い気もする今日この頃。今日なんかは特に天候が急変。空がにわかに掻き曇り、雷と雹(ヒョウってこんな字なんですね)が降って来ました。雹は本来積乱雲下に降るものなんで、夏の物・・・と言う気がしますが、天候不順で雷の心配も懸念背れていた天気予報でした。まさにその通りになった・・・と言うことです。冬の稲妻・・・懐かしいやアリスの曲ですね(笑)。

 そう言えば、この冬の時期に3億円事件があった・・・と記憶しています。白バイの仮装をした男が、ボーナスを運ぶ現金輸送車を止め、発煙筒を焚き、爆弾だぁ〜とか言って車ごとまんまと強奪し、警察の大捜査もむなしく時効になった・・・あの3億円事件。その時の証言にも、冬なのに雷が鳴った・・・そうです。

 ただ、あの事件はでっちあげだった・・・と言う話もあるとか・・・。戦後の日本には時勢に異を唱える若者たちが、この事件があった近辺に多く住んでいて、その取り調べをするためにこの犯人を追っていることを理由に家宅捜査?を繰り返したとか・・・?反米感情を出来るだけ持たないようにと若者に絶大な支持を得ていたビートルズを来日させ、アメリカに対するあこがれのような意識を積極的に持たせようとした・・・と言う(ビートルズはご存じイギリスですが)動きがあった・・・と言う話。

 私はビートルズ世代では勿論ありませんが、私が幼少のころは、すでに外国と言えばアメリカ・・・でした。TVでもアメリカのホームドラマ的なものが多くやっていましたし、アメリカは特別な国として認識していました。

本当かウソか?は知ったこっちゃないのですけど、急に寒くなって少々喉がいがらっぽいのは本当のところです・・・。

思い出します(10/31)

 街灯の下にわざわざと、立って笑顔を振る君よ。白い吐息を見せながら雪の帽子を振り落す・・・。この歌詞を耳にすると懐かしさを覚えます。なぜなのか?考えてみても歌詞の意味する情景とは全く関係ありません。この歌は、二十歳くらい?の頃に在った歌です。不意に流れるこの歌詞は、懐かしい人を思い出させます。30年来の関係なのですが、今ではめったに会うことはありませんが、メールをしたり、時には電話で話すこともある程度・・・。

 この週末、偶然にも仕事の集まりがあってこの人の生まれ育った街に出向く機会がありました。学生の頃初めて訪ねた時に一緒に視た富士山が強烈に印象に残っています。今はもうこの街には暮らしてはいないのですが、この街を訪れるたびにも思うのですが、この場所で生まれて育ち、あの人の慣れ親しんだ街がここなんだ・・・と思ってしまいます。お互い30年の時間を別々の環境で過ごしました。今はもう戻れない時間があったことも同時に思い出されます。ただ変わらないのは、今も親しく関われること・・・、50を過ぎましたが、会話は20歳のままです・・・。大切な関係なのだと再認識しました・・・。


王貞治さん(10/23)

 昨日TVで王さんの特集がありました。偶然にも今私が読んでいる本のタイトルが齋藤学氏の「王貞治に学ぶ日本人の生き方」。まぁ著者は一方的に王さんの人間性に敬意を感じ、その生き方に学ぶべきものが多々ある…などの文面が綴ってあります。著者は私と同い年・・・。そんなことから時代背景から、巨人がV9の常勝軍団、その最たる存在がONでした。

 私が小学生の頃にその存在はプロ野球の象徴でした。長嶋さんがプロ野球そのもの・・・であるかのようなそんな存在であったのですが、私自身は、一本足でスッと構え、子供心に王さんのその姿が本当にカッコいい・・・と感じたものです。ホームランを量産する王さんにあこがれを抱いていました。今でこそONの現役時代を知る人が、少なくなっているのですね。伝説の2人になりつつある・・・のです。

 一度だけ中日球場(ナゴヤ球場)に連れて行ってもらったことがあります。中日x巨人戦・・・です。初めて観た球場はカクテルライトに浮かび上がる美しさに度肝を抜かれました。TVでしか観たことがない本物を観た嬉しさははっきりと覚えています。試合はどうだったか?は覚えていないのですが、王さんにはホームランは在りませんでした・・・が、長嶋さんのレフトにライナーで飛んで行ったホームランがありました。その瞬間(本当にあっという間)に、場内は「うわぁ〜!!!!!」と言う巨人ファンはもとより、中日ファンでもそのスーパースターの華やかな一発に歓声が上がったことに、少年であった私は更にビックリ!!したのです。そんな長嶋さんの活躍を観ながらも、私は3塁側から(そう・・・長嶋さんを観るため、3塁側の席を手に入れることが大変だったそうで・・・)1塁を守る王さんをずっと観ていたのです。

 その頃私は巨人ファンでした。でもONが引退し、ガチャガチャした中畑が「絶好調!!」を連発した瞬間から、明らかに心が離れ、今では大の中日ファン!!巨人は本当に嫌いです。3連勝の後の3連敗・・・あぁぁぁぁ胸糞悪い!!


Youtubeにて(10/15

 先日Youtubeにてある動画を見ました。2人のライダーがイタリアだったかの田園風景のあるとある街を2台のDB1で快走するものです。一人はライダースクラブ編集長の根本健氏。もう一人はあの片山敬済氏です。片山氏の着用しているスーツからして’86年頃の動画だと思われますが、制限速度がやたら高く、日本では考えられない100km/h・・・?間違ってたらごめんなさい・・・。よって二人のかっ飛ばす姿は尋常ではありません(笑)。

 ある地点で二人はバイクを停めバイク談義に花が咲いています。ビモータがなんたらかんたら・・・、乗りやすいのか何なのか?話がよくわからない・・・?ただ走り出す前の片山氏の話に「A地点からB地点まで移動する場合20分かかるとしても、バイク乗りはわざわざ遠回りをして1時間かけて移動する。バイクはそんな乗り物・・・。」というセリフがありました。当時バブル全盛期・・・。日本はバイクブームで若者を中心にバイクレースに人気が集中!それと免許制度が限定解除しないと大型には乗れない・・・ことが逆に2スト250ccのレーサーレプリカを中心にハイスピードに重きを置いたバイクが各メーカーから作られ、どんどん売れた時代でした。30km/hを制限速度とされた50ccのバイクでさえ、どうかすると80km/hは出るものさえ売られていました。そんな今(当時)のバイクの在り方に異を唱える片山氏でした。

 現在もあの頃のような勢いは無いにしても、バイクブームなんだそうです。私自身も10何年振りにバイクに乗り出しました。長男もビッグバイクライセンス保持者になりました。同級生も一度降りたバイクにまた跨っています。私の店にもいろんなバイクがタイヤ交換・・・修理にやって見えます。道には様々なライダーが走っています。確かに以前からそんな兆候を感じてはいましたが、ライダーが増えているようです。そしてあの頃と違ってスピードを好むのではなく、そう片山氏が言われるように、1時間かけて走り回る自分もいます。のんびり移動する脚として楽しむライダーが多いのです。

 ただ、日本のメーカーにとって危惧するのは、やっぱり売れていないのだそうです。ビンテージバイクだったり、外車だったり・・・特にハーレーは根強い人気があります。かくいう私たちもBMWや24年前のホンダのバイクだったりするのです(笑)。

癒しの間2(10/4)

 昨夜、M先生のお心遣いで、またBBQに御呼ばれしてきました。前回と同じ屋外の感じの良い場所にてのBBQです。お邪魔するとすでに炭は熾っており、感じの良い雰囲気でいっぱいです。前回と違っているのは、キャンプ用のコンロでは無く、七輪が用意されていました。なんとこの七輪、ご存じの丸い物ではなく、長方形の珍しい物です。なんでも石川県は珠洲市・・・能登半島の先端でとれる天然の珪藻土を切り出して、それを職人さんが彫って作る七輪なのです。そうM先生が教えてくださいました。なかなか良いもので、一瞬欲しいな・・・と思いましたが、価格はそこそこいいお値段・・・。もう少し大きくなったら手に入れようと思います。これからの季節、秋刀魚を焼くにはもってこいの七輪です。

 開始時間は午後7時ころ、ワイワイ会話は次から次へ屈託なく弾みました。こうやってお近づきに成れたのは、10年前娘が通う中学のPTA役員をやっている事に端を発します。その時の校長先生がM先生でした。校長先生とPTA役員と言う関係は2年。そのあとドームへ野球を頻繁に観戦に行くようになり、お互い夫婦で一緒に行くようになり、こうやってお食事をしたり、最近ではバドミントンにも誘っていただいて、まったりとしたバドミントンを楽しんでいます。「もう10年なんやねぇ・・・」と言う先生。私より11歳年上の先生です。私の年齢の頃には、すでに校長先生でいらっしゃったわけですねぇ・・・。校長先生と言うイメージは、私の子供の頃は、もうお爺さん・・・の雰囲気がしていましたから、とんでもない思い込みだったわけです(笑)。同級生で校長・教頭を務めている者がいるわけです。私たちの50歳は、昔の方の50歳と比べても肉体も精神もきっと若く幼いのかもしれません。私自身を鑑みれば実に頼りない50歳(私はもうちょっと齢を重ねていますが・・・)のような気がします。

 喋って喋って・・・気が付けばやっぱり11時を過ぎていました。かぼちゃの馬車の魔法が切れてしまうので急いで楽しい夜を切り上げて帰って来ました。本当に親しくして頂いて感謝しております。

この金土日(9/24)

 この3日間、長男と一緒に過ごしました。金曜の夜、名古屋にて落合前中日ドラゴンズ監督の講演会。特別ゲストにヘッドコーチだった森繁和氏。前半は落合さんの講演。後半は、森さんを交えての爆笑、暴露トーク。この二人の仕事に対するひたむきな姿勢と強い信頼関係が常勝ドラゴンズを作り出したのが想像するに難しくありません。

 注目すべきは、森さんの意識です。「自分は決して頭を務める人間ではないし、トップを上手に動かしながら自分が動く。」まさに参謀にふさわしい考えだと思います。この二人の人間関係にとても惹かれます。いつの時代も求められる 、名将の陰に名参謀あり・・・を立証する関係だと思います。トップである者は是非この二人の関係を感じるといいんだろうなぁ・・・と思いました。とても魅力のある人間ではないのかな・・・と思います。実にかっこいいのです。

 土日は、予てから予定していたツーリングです。長男が晴れて大型バイクに乗れるライダーになりました。かと言って、大型バイクが2台もあるわけではありません。いつもの2台でのお出かけです。R156〜世界遺産白川郷〜平湯〜安房峠〜松本〜塩尻(泊)〜諏訪〜ビーナスライン〜R19(帰路)が予定の行程でした。しかし、なんと天候は当初雨の心配は無かったはずでしたのに、初日は快晴で最高でしたが、2日目は想定外の本降りの雨(涙)。せっかくのビーナスラインは中止。宿泊先でチェックアウトギリギリまで待って天候の快復を待ちましたが、それも叶わず・・・。R19をのんびり帰って来ました。久しぶりの雨の中・・・、もしかして・・・のカッパを着て、他雨対策も万全で、いざ!と雨の中走り出す時の変なワクワク感(笑)。このツーリングのために無理して買ったインカムが大活躍。あ〜だこ〜だと喋りながらゆっくりのんびり帰って来ました。バイクに乗らない方には感じない事でしょうけど、バイクで走っていると、普段車では、感じない事、解らない事がいっぱい発見でき、今すぐ誰かに話したい・・・と思うものなのです。そんな時、すぐに話せるインカム・・・。実に便利です。一人で考えながら走る時もそれはそれで大事な時間だとも思います。バイクライフが改めて楽しく感じた2日間でした。よって充実したこの金土日でした。

 感謝です。

お楽しみのテレビドラマ(9/12)

 ここ最近のはまりものに再放送のテレビドラマがあります。ひとつは、「相棒」・・・。今更ながらですが、週一の放送時にはさして関心もなく、たま〜にやってるなぁ・・・的な感じで観る程度でした。それが、再放送で2話再放送してくれるので、録画して夜な夜な家内と観ています。もっぱら犯人探しが始まってすぐのルーティーンです(笑)。 まぁだいたい、冒頭にゲスト俳優が出たりすれば、「あぁこの人犯人!」と決めつけて、いかにからくりが暴かれていくのか・・・が我々の楽しみ方。何のことは無い誰もがそういう観方をしているんだろうと思います。

 もう一つ・・・これは古い!BS放送でやってる「俺たちの旅」。その演出は、登場人物の青春の葛藤が毎回色濃く演じられ、最後はお決まりの「た〜だぁ、お前がいい〜♪」という歌が流れ、テロップがなんだかんだ・・・と一節出て終わる・・・というもの。今から40年?くらい前のドラマ・・・同世代ならみんな知ってるドラマです。あの頃の青春ドラマは、今思えばくさいセリフが頻繁に口をついて出てきます。今の若者が観るドラマにはこのようなストレートなセリフは似合いません。でも人のふれあいは、行き着くところはなんか共通点がある気がします。それととても気になるのが、登場人物がやたら煙草を吸うところ・・・。これを見せつけられて育った我々世代は、これがかっこいい・・・と思っちゃったんですね。今はあまり煙草を使った演出は無いように思います。

 まぁこんなドラマをなんとなく秋の夜長の楽しみとして感じている今日この頃です。


震災の日(9/1)

 震災の日を迎えて改めて思うことは、東日本大震災・・・。今年やっと訪れた仙台・石巻・南三陸を観て、その甚大な状況を感じました。この震災の被害総額は20兆円と言われています。単純に日本国民1億2000万人で割ると、一人当たり¥17.000となります。お年寄りから生まれたばかりの赤ちゃんまでです。実際には国民の負担はどのくらいなのでしょう?実情経済生産力のある人の数はこの先減っていくわけです。どんどんその負担は大きくなっていくのですが、そういった事を鑑みると、消費税を上げる事にも少しは理解できるわけです。

 人には当たり前ですが、心があります。気持ちがあります。あの痛ましい惨状を思えば、誰がその復興に異を唱えるでしょう・・・。同じたくさんの人たちが被災したわけです。そこには、失った家族、恋人、友人、知人を想い悲しみを抱えながら頑張って今を一生懸命生きている人たちがいるのです。頑張ろう日本!まさにそのスローガンは被災した人たちだけのためにあるのではありません。

 奇しくも私が石巻に住むM君を5月に訪ね、その被災地を訪れ、6月のボランティアに参加する意識を持たせてくれた大きな要因になったのですが、その事実をM君は、仕事先の方に話したそうです。その話を聞かれた方は、その場で涙ぐまれたそうです。この遠い岐阜の地からわざわざやって来た私たちの行いに、とても感激されそうです。その方は身内をこの震災で失い、そんな痛手を受けられた心に感じるものがあったのでしょう・・・。何も私たちだけがやって来ているわけではもちろんありませんし、それどころか何回も何回もやって来ては、微力を積まれ大きな気持ちを送っているかたもたくさん見えます。ただ、言いたいのは、この涙ぐまれた方のように、被災された方たちは、本当に感謝されているのです。その事実は、助け合う本当の意味を、価値を教えてくれているのだと思います。

 お互い様ですから・・・。


カヴァティーナ♪(8/29)

 以前から知ってはいた曲ですが、深夜ラジオから流れてくるのを耳にして思わず耽ってしまいました。ナイロン弦の音色はスチールとは全く違った趣で、優しさにあふれている感じがします。そんな表現がぴったり当てはまるメロディがこのカヴァティーナ♪

この曲、映画「ディアハンター」のテーマソング。ベトナム戦争に出征した者たちが、戦争で体験した事が原因でそれぞれが苦悩と戦っている・・・。戦争は、人の暮らしの犠牲の上にあるものだという悲しい映画でした。それ故にこのカヴァティーナ♪は、むなしさを同時に感じさせるメロディでもあります。

 
文句言います(8/21)

 お盆中の出来事です。まぁ小さい人間だなぁ・・・と言われれば、否定はしませんが・・・。四国に行って来ました。松山と高知に宿泊をしました。松山のシティホテル・・・それなりの施設で問題ありません。むしろ昨年もそう思いましたが、今はこの価格でそれなりのお宿に泊まれる・・のです。ちゃんと眠ることが出来れば、何の不満がございましょうか・・・。

 しかし、2泊目・・・。高知市内・・・を条件にネットで予約した格安?ホテル・・・。まぁお盆なのに2日前に探すのですから、それなりの条件淘汰は否めないなぁ・・・と思っていたのですが、6畳2間の和室を予約することが出来ました。まぁ泊まれればどこでも良いと思っていますんで、空室を見つけ即予約。すぐ受付完了のメールも届き、出発前日には、お宿のパンフレットや周辺観光施設の案内まで送付されて来ました。親切なお宿だなぁ・・・と感心。しかし、パンフレットを観てちょっと驚き・・・なんと宿泊施設は運動公園内にあるアスリートたちの合宿所に使用される施設だったのです。それが、こういった時期には一般の我々のような者たちも招いちゃえ・・・とばかりに、門戸を開放していたのです。私は、泊まれればOKと大して確認もしなかったのがいけない?のかもしれません。

 案の定、高知について・・・、そのホテルは立派な運動施設内にあり、外観はそれなりの造りに見えました・・・が、フロントでは、にっこりとほほ笑むうら若きかわいらしい女性が出迎えてくれました。ただ、やたら言葉の頭に「あっ」を付けるその癖が気になりましたが・・・(笑)。部屋へ向かうと、長い廊下があり、その両サイドに部屋が並んでいます。お風呂はもちろん、トイレも共同・・・。部屋部屋の扉造りは、質素な簡素な素材です。指定された部屋へ入ると、そこは思った通りの擦り切れた畳が敷いてある6畳間です。同じ階には案の定、部活動で来ている中学生の少年たち・・・。なかなか賑わしい・・・。

 夕食は高知市内で、入浴は近くの温泉施設で大変満足して宿に帰って来まして、途中のコンビニで買いこんだ、お菓子、飲み物を食しながら明日の予定を決めようと思っていたのです。そんな時事件は起こりました。

 布団を敷いて、その上でワイワイゆんたくに興じようと思っていたまさにその時、布団の上にあぐらをかいて、ポップコーンを一口食べたその瞬間・・・。私の右足小指に激痛がっ!!「いてぇ〜!!!」と足を持ち上げると、そこにはなんとまぁ・・・10cmは在ろうかというほどの、そりゃぁもうご立派なムカデさん(驚愕)。その瞬間、「うわぁ〜うわぁ〜」と叫びながら、手にしていたポップコーンをバラまくバラまく・・・。部屋にいた家族も一斉に大騒ぎになって、そのあと次女がムカデを撃退。長男がその対処法をスマホで検索。家内は、フロントへ直行!私は、ただただ、「いてぇ〜いてぇ〜」と騒いでいるだけ(笑)。

 家内がフロントで貰ってきたのは、湿疹・かぶれ・かゆみ・・・の塗布薬?それと気持ちのこもっていない「大丈夫ですか?」の言葉。「蚊に刺されたんじゃないんだから、かゆみ止めの塗薬くれてどういうつもりか?」とちょっとムッと・・・。幸い、長男の持参した虫刺されなどに効く塗布薬があり、また、ムカデの毒は、その口にあるのではなく、尻尾にあり、ここが触れるとその毒により、皮膚がやられる…のだそうです。確かに、刺された(咬まれた)ため、じ〜ンとした痛みはしばらく感じましたが、42℃ほどのお湯ですぐ洗浄すれば、なんとかなる!らしく、ポットのお湯で洗い、しばらくペットボトルに入れたお湯で温めたのが良かったのか・・・、腫れることもなく、痛みもなく、無事に済みました。

 家内は珍しくちょっとお怒りの様子。私の代弁もあったのでしょうが、ムカデちゃんを入れた袋と役に立たなかった薬をもって、フロントの方に「ほれ!」と突き出してやったそうです。「すみません・・・」と言う言葉以外に何もなく、明けてチェックアウトするときも、すでにスタッフは交代して、昨夜の事も全く知りません状態。事を荒げるつもりなど全くない私です。ただ、ここは2度と来ることもないでしょうが、呆れる対応です。失格です!第3セクターなのか・・・民間宿泊施設なら、絶対こんな対応はないでしょうし、布団の中からムカデが出てくることなんか絶対ないでしょう。

 お役所の流れをくむ方たちに欠如しているのは、心遣いがまったくもって幼稚であるという事。そういう方たちが、民間施設の真似事をする場合、この心遣いの違いをしっかり学ぶことです。ですから、国民宿舎だとか、グリーンピア○○だとかのような、安く泊まれる施設・・・だけで、国民の年金を流用し、お金を回そうと画策したまでは良かったのかもしれませんが、失敗を危惧し営業努力をしたか?と言うことです。ある一定期間を過ぎれば、その施設の担当者は他へ転勤し、見かけだけの施設は、新しい風を入れようとせず、そのまんまの体制で、収益なんてどこからか補填されて、人件費は振り込まれて来るわけですから営業努力何て意味も解らず漫然といたずらに日々を過ごしていたのでしょう・・・。気が付けば国民から預かった年金はどこへ行っちゃった?ありません・・・。なんて責任の所在は未だ持って曖昧なまま・・・棚上げ状態です。そして、全国のさまざまな施設は赤字を作る困ったチャンになっています。グリーンピア○○なんてのは、施設自体が老朽化し、民間売却も容易でなく、廃墟になっているようです。場所によっては取り壊し、見た目が無くなれば、この負の財産も無くなったかのような感覚・・・。

 このムカデ事件・・・数年前、広島のとあるホテルに泊まった時、ダニに咬まれ四肢に湿疹ができた折、その事実を知ったホテルの方は、その2日後、この岐阜までわざわざもみじまんじゅうのたくさん入った箱を下げて、このためだけにお詫びに来てくれたのです。この差が埋まらない限り、お役所仕事の招く失態は永遠に続き、税金の浪費はあちこちで起こり得るでしょう・・・。

 えっ?このホテルの名前?言っちゃっていいのかなぁ・・・?高知市内の運動公園内の宿泊施設ですよ・・・。土佐の英雄、龍馬さんが泣いとるぞ!?


 


あっという間の(8/11)

 なんだか今年は特に時がたつのが早い気がします。あと1週間もすれば、このあたりの夏祭・・・おん祭MINOKAMOがあります。これが終わると、「あぁ夏も終わったなぁ」と感じ、9月になるとなんかこうモノ寂しさの中に、ちょっと忙しさも感じられ、冬の準備が始まって気が付けば、スタッドレスを組んでいる・・・訳です。12月は、超繁忙期で、1日中身体がフル回転で動いている・・・となります。忙しいと時間の過ぎるのも早い・・・のですが、なぜか12月は中身が濃く、それなりに長く感じます。

 こんな夏真っ盛りに、もう12月におびえる(笑)自分たちです。

 明日から、16日までお盆休みを戴きます。皆様、残暑が厳しい日がまだまだ続きます。どうかお身体をご自愛くださいませ。

文才(8/2)

 このコラムを続けて気づけば10年が経っています。よくもまぁ書いたもんだと我ながらあきれる思いが一杯の感心。ただ、これ書いて何になる?と考えると・・・自分自身にとって記憶の片隅を残しているだけ・・・。他の方々が読んでもちっとも面白くもなく、その前に読む人もいないのではないか?と考えることもしばしば・・・。

 まぁ誰にも迷惑をかけている事もないだろう?とあれこれ書いているわけですが、文才は無いと言わざるを得ません。最近、いろんな著者の本を読みあさっておりますが、その構成や文脈がすばらしく、中にはとても感銘を受ける本もある。著者の年齢は、私よりずっと若く、その物腰を想像するに、明らかに自分の方が幼稚であることを痛感させられたりします。

 まぁそれらの本は、出版社での監修を受けているだろうと思うのですが、人間性までは捻じ曲げて表すことはできないだろうと素直に感じ入っています。私のこのコラムは、7〜10日おきくらいに書いてきましたが、1回に要する時間は15〜20分ほど。時間をかけて無い頭を絞って考えて物を書けば、構成や文脈も少しはましに書けるのかもしれない・・・。(絶対書けない・・・などと言う考えを持ってしまって、自分は無能なんだ…とは決して思っていませんけど・・・。)だから、それなりの根気とやる気を、何を書くか?どう書くか?をしっかり決めて掻き立てて事に向かえば、一つくらいは何か書けるんじゃないか?と変なおごりのような自信もあります。これを人は「うぬぼれ」と言うのでしょうけど(笑)。

 高校生の頃、ラジオドラマを作り、脚本を作ったことがあります。主人公が、田舎から上京して、物書きになっている・・・と言う設定。故郷であるとある田舎で暮らした幼少から青年期の出来事を綴ったお話でした。春の麦畑の情景がこの主人公の望郷の風景としてあった・・・と言う。正直、これを作ってドラマとして形にしましたが、今ではその時の脚本も無く、作った音もとっくに整理されてしまったと思います。

 WBC不参加(7/23)

 間近に迫ったオリンピックがものすごく楽しみですが、来年行われる3回目のWBCも大変楽しみにしていた大会です。しかし、プロ野球選手会は不参加を表明・・・。非常に残念に思いましたが、彼らのWBCに関するサムライJAPANに着くスポンサー料が、すべてWBCIと言う組織に入り、その利益配分が激減するとのこと。日本への利益配分は13%で金額は激減 で、アメリカが66%と数値だけを見れば、明らかな不公平さ・・・。まぁWBC側の言い分は、大会運営費は全てこちら持ち・・・etcだとか・・・。

 この配分比率に関しては、どうすればいいのか?具体的な数値はわかりませんが、金銭面でもっと頂戴!と言っていることだけが不参加の理由なのでしょうか?だいたい、アメリカは世界一だし、アメリカ発祥のスポーツだし、そんなアメリカの大会に参加するんだから、すべてはアメリカのルールでやってもらいますよ・・・と言う姿勢が気に入らないのですが・・・。世界野球機構が去年だったかに世界大会として承認したのなら、ルールはフェアな環境を構築しなければいけません。審判がアメリカ人・・・。アメリカだけで本大会を運営していること・・・。大国アメリカのおごりが見て取れる・・・。野球に限らずスポーツは「正々堂々!」でしょう・・・。

 しかし、選手会がWBCにモノを言う・・・姿勢もなんかおかしい。本来ならNPB(日本プロ野球機構)がモノを言うべきところ・・・。外交よろしく、日本は野球でもアメリカの言うなり・・・なのでしょうか・・・?弱腰な日本・・・過去2回大会とも優勝をしている事実は、不利な環境をも跳ね返す立派な優勝だったと思います。一番強気な姿勢でモノが言えるチームであって欲しいと思います。ただ、まことしやかに聞こえてくるのは、大リーグ選手会は、この大会を重要視していない事です。一流の選手が今一つ参加しないところ・・・です。それに伴い、アメリカ人の中には、世界各国の優れた選手がプレーしているアメリカ大リーグこそが世界であり、おらが街のチームこそが世界一になる事に一番興味がある・・・。野球後進国の日本や韓国etcと戦ってもちっとも世界一じゃ無い・・・と思っているらしいのです。

 WBCをお前んたのためにやったっとる・・・と言う姿勢は、なかなか払拭できないのでしょうか?腹立ちますねぇ・・・。正式な不参加ではないのだそうですが、できれば参加してほしいなぁ・・・。燃えますもんねぇ。


3度目の宮城へ(7/16)

 先週末、3度目の宮城県へ行って来ました。正確には4度目です。ただ、今年になって・・・3回目、それも5月に石巻の友人M君を訪ねるため・・・。6月にボランティア活動に参加し、南三陸町へ・・・。そして今回は、全国タイヤ商工協同組合青年部協議会をオブザーバーとして参加するための5月から月一です。今回は新幹線・・・東海道と東北新幹線を利用し、名古屋から仙台まで3時間40分ほどです。今までの移動は全て車でしたから、その移動時間の短さに実感して驚きました(想像に難しくなくても、いざ体感すると本当に解るものです)。

 会場となったのは、「松島や あぁ松島や 松島や」の松島です。2度目の松島ですが、生憎の曇天・・・いつも宮城は曇天か雨です(苦笑)。15:00からの会議でしたので余裕のよっちゃんで会場に着くはずでした・・・が、在来線を止めて、明日の移動を考えてレンタカーにしたのがまずかった・・・。松島は日本三景の観光地です。渋滞にはまり、到着した時はすでに15:30です(苦笑)。本当に我々の参加を快諾してくださった主催県の宮城をはじめ各県の青年部の皆様。全タ連の会長をはじめ諸氏様、事務局の方々に恐縮しています。すみませんでした・・・。会議は私たちにとっては有意義なもので、非常に刺激ある内容でした。いろいろと今後の活動に参考にさせて頂きます。

 明けて次の日、ご同行いただいたMさんと一緒に被災地を訪ねました。私自身の観て感じていただけたら・・・と言う思いで半ば強引にお誘いした感じですが、快諾していただいて一路南三陸へ行き、私が脚を運んだ場所へお連れしました。前回も訪ねた南三陸さんさん商店街にて、うに丼を食べたのですが、めちゃくちゃ旨いのです。うにはちょっと時間がたつとカルキーの様な匂いがするような気がするのですが(?)、当然それも無く、本当にグルメ番組や旅番組であるような「甘い」うにでした。

 南三陸を後にし、石巻の石ノ森漫画館へ行ってみたのですが、津波の被害は甚大で閉鎖されたままでした。5月にも来た日和山公園に上り、眼下に広がる被災地を改めて眺め、実は、前日にこの石巻にボランティアに来ていた友人S君の話ですと、まだまだ手つかずの場所もかなりあるとの事・・・。そんな事を思いながらいました。そしてふと石巻に住む友人M君は、この日青森にいて会うことは叶わない・・・ので、じゃぁせっかく近所まで来たのだから自宅の玄関に痕跡だけでも残しておこうと電話し住所を聞いてナビに設定し向かったのですが、いかんせんポンコツナビなのか、正確に行ってはくれません(苦笑)。

 でも改めてM君に電話をすると、なんと彼も帰路についていてもうすぐ石巻だ・・・と言うのです。結局ラッキー!?な事に、5分ほど・・・またまた会うことが出来、彼の奥様やおこちゃま達も、正直「あの人何?」と言う印象を更に強く植え付けたんじゃないかなぁ・・・と。本当に750kmも離れた岐阜からやって来ているとは感じてもらえないんじゃないかなぁ?と思います。帰りの新幹線の時間もあるので、慌ただしく「また会おう!、ありがとう!」と言い残しさっさと帰って来ました。ご同行いただいたMさんのお心遣いもあり再再会も叶い、Mさんにも本当に感謝いたします。

 新幹線を乗り継ぎ、無事名古屋に着いて、なんとドラゴンズの#8大島選手に遭いました。広島へ行くんでしょうね・・・。私は、在来線に乗り換え美濃加茂に帰って来たのは午後9時ちょっと過ぎでした。

バイクに乗った1.5日(7/11)

 先週末7日の午前中、天気を気にしながら八百津町まで出かけました。40年来の友人I君のお誘いを受けて、某バイク雑誌のクラブミーティングなるものが、ほぼ地元開催されるので行こう!・・・というものでした。朝9:00頃、途中のファミレスにて待ち合わせ、お茶を飲んで時間調整・・・。10:00頃出発し目的地である八百津町の某所へ・・・。

 そこで開催されているであろうそのミーティング、行ってみても誰もいない・・・?天候のせいで中止になったのか!?と危惧しましたが、どうやら第3駐車場・・・でやってたらしく、行けばすでに2〜30台は来ていました。種類の・・・ジャンルの違うバイクが次々とやって来ます。友人曰く、「今日は少ない・・・」との事。でも私にしてみればめったにない経験で、あれこれ一堂に会したバイクを観るいいチャンスです。当然私のバイクにも関心を寄せる人が居ます。

 ただ、集まってくるエンスーなライダーと一線を画したいと思う私。彼らのようにバイクについて「なんだかんだ・・・」と語る知識もなければ意識もない・・・のです。はっきり言って付いていけず、困ったちゃん・・・になるのが嫌なのです。でも運悪く・・・?私のすぐ前に停めたバイクが同じメーカーの同じ系統のバイクだったりしたのです(苦笑)。持ち主は、見た目やっぱりこのバイク愛しちゃってるオーラがバンバンの男性。一定の距離をおいてウロウロしていたのですが、蒸し暑さに耐えかねて上着をバイクにかけようとしたその時です。不覚にもそのおっちゃん(お兄さん?)に接近遭遇・・・。「コンニチハ」と声をかけられ(し・しまったぁぁぁぁ)・・・、間髪入れずに、「このカラーリングはオリジナルではないですよね?」と聞かれ・・・「えぇ・・・」。すると「最近買われたのですか?」と聞かれ「えぇ・・・」と。本当はその程度の質問ならしっかり答えればいいのでしょうが、その後の展開を想像するに・・・なんだかんだ・・・と聞かれ、逆にその方も何か聞いてほしいでしょうし・・・、先にも書きました知識も意識もない私には、とっても苦痛になりかねない(笑)状況だったのです。その方には大変申し訳ないのですが、シレ〜っとその場を濁し、離れてしまいました(スミマセン・・・)。

 まぁ・・・なかなか根性の入った黄色いカブを観たときは、ちょっと興奮しましたけど・・・(笑)。午後から仕事に戻る予定でしたので、友人とさっさと会場を後にしました。でもいろんなバイクが見られたことは楽しかったと感じます。I君お誘いありがとう!

 明けて次の日・・・天気も梅雨の中休み・・・と言うことで、普通自動二輪免許を取った長男と1stツーリングに出かけました。行先は普通にいけば1時間もあれば行けるであろう場所です。でもあえて遠回り・・・交通量の少ないのんびりした山道を選び走りました。途中、何台もの集団に追い抜かれたときはびっくりしましたが、なぜに集団で走るとスピードを上げてしまうんでしょう?無理が無理を呼び、腕(判断力)の無いライダーが無理をし、事故につながる危険性も高いと思うのです。これは経験からもそう思うのです。ですから絶対無理をしない・・・と心がけて乗る事・・・心にブレーキを持つことです。それとそう言った点も含めて気心知れた者としか行かない事です。

 目的地は牧場で景色も良く、昼食にと頼んだランチメニューはおひとり様BBQでした。新鮮だろう牛乳と名物の五平餅・・・。時折香る牛の臭い(笑)。のんびりした時間を楽しみ、帰路はちょっと道に迷いながら温泉に浸かります。当初の温泉はすでに施設が閉鎖され(ガッカリ)、ちょっと脚を延ばし次なる温泉施設へ向かいました。で・・・付いたのが、なんと立派な旅館・・・ロビーで日帰り入浴が可能か?と聞けば料金¥1.200(驚)。まぁ・・・それも思い出だと浴場へ館内を進みます。日曜だというのに宿泊客もいなさそう・・・。案の定、浴場は貸切でした(笑)。湯加減もほどほどでのんびりできて、まぁ他人に気を遣いながら入る銭湯ではなく、落ち着いた雰囲気も在りの¥1.200でした。

 途中道の駅で列をなして買ったソフトクリームでしたが、あんまり美味しくなく・・・さっさと食べて家路に向かったのです・・・。昨年の長女とのツーリング同様、ミラー越しに見える長男を観て感慨に耽ったことは幸せな思い出です。