*****ひろのうたびとのしおり・・・其の壱拾八*****


ご挨拶(12/31)

 昨年に引き続き大晦日に雪が降りました。やっと・・・という感じです。今年の雪は美濃加茂辺りでは10日ほど遅い雪です。今これを書いているのは朝なので、今日の営業でどのくらいお客様がお見えになるのかわかりませんが、もう世間はお休みの様子・・・。それゆえに個人の来客があるような・・・無いような・・・。

 さて、1年を振り返ると昨年よりあっと言う間の1年だったような気がします。年々早く感じるのは、単に私が齢を重ねているから・・・と言う声も聞きますが、本当にあっと言う間の1年でした。弊社スタッフが入れ替わった事が替わった事だったでしょうか・・・。しかし、私どもの長男が同業者に修行に行き、社会人としてスタートした事、また新しいスタッフが加わった事で店内が更に明るくなった事。ベテランの経験と若い力の融合が来年の弊社の売りです。魅力ある人づくり店づくり・・・を目指して、地域の皆様を大切にそして愛される・・・そんな心を大切にする2011年をお約束して今年のご挨拶といたします。1年間ご愛顧くださいまして、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。来年仕事始めは1月6日です。

感動を貰った(12/27)

 一昨日夜、次女の吹奏楽の定期演奏会がありました。高校3年生のこの時期に部活動があるのもなかなか珍しい事です。みっちり毎日遅くまでの部活です。それまでの間に3年部員は、それぞれの進路を決めなくてはいけません。当然普段の勉強もです。通常からやっていれば「できる!」事なんでしょう。3年だから・・・と言う世間一般の常識ではなく、そんな状況でもやらなきゃいけないことは、できる!と言う顧問のお話です。まぁ終わってみれば「そうなんだろう・・・」と言う事になっているのですが・・・。事前や過程では、不安のある状況であったことは事実です。まぁなんだかんだとありましたが、この定期演奏会ですべてがおしまいなのです。純粋に次女の学校の吹奏楽のレベルは、この辺りの学校の中では上手いほうです。1番でしょう。練習量がその裏付けだと言う事です。

 でも上手い下手と言う事ではなくて、本当に良かった・・・子どもの成長に感動・・・仲間との作り上げる音に感動・・・やり切ったその素晴らしさに感動・・・そして子どもたちの言葉に感動・・・3年間君らは本当に良く頑張りました。本当に上手くなりました。彼らの中にそんな3年間があふれて来たのでしょう・・・、涙涙・・・感動がいっぱいでした。いいコンサートでした。感動をありがとう。

今年の冬商戦(12/21)

 厳冬・・・と言う触れ込みで12月に突入・・・。私たち業界にとってはありがたい気象予想でした。12月初旬に雪が降る・・・とも聞いた覚えがありますが、今日現在で雪らしいものをこの辺りで見てはいません。すこ〜しだけ白い雪らしきものが、ほんのすこ〜しだけ舞ったような気がしましたが・・・。寒波がやっては来ていますが、美濃加茂辺りで雪が降るには至っていません。

 雪が降りますとこの業界はどっとお客様のご来店があり、混雑をするのが常なんですが、今年はいつもと違って毎日たくさんのご来店があります。ありがたい事です。しかもタイヤが足りなくなると言う状況です。特別たくさん売れていると言う事ではなく、ある程度の本数を用意してシーズンに入るのですが、例年なら追加で発注をすればOKなのですが、今年は・・・メーカーからタイヤが無い・・・と言う返答です。

 特定のサイズではなく全般に欠品をきたしていると言う事態です。簡単に言えば、前年比のどれだけ夏の間に作るか・・・、と言う読みが少し足りなかった・・・と言う事なんでしょう。不況を考えると至極当たり前の体制をとったと思いますし、過剰に生産をすると言う事より、不足分を慌ててでも作って市場に流すほうが確実です。冬用タイヤはこの11月12月に集中して市場に出て行きますから、この機を逃すと過剰生産した場合、夏季は在庫として眠らせるしかありません。それが2シーズンもまたぐようなセリアル製品だったりすると、安価で販売を余儀なくされます。誰かがこのセリアル表示を性能の劣化を謳う意味合いで誇張して言ったりしたものだから、古いのは絶対だめ!というような意味を必要以上に捕らえられてしまいました。確かにそれは言えるのですが、決してすぐには性能が落ちる事はありません。新品は保護剤が含まれていますし、一皮剥けば、ちゃんとしたゴムが現れます。しかし、市場はそれを嫌うためメーカーは過剰に生産をすることはしなくなった・・・訳です。

 長くなりましたが、そんな事もあって、たとえば(聞いたところによると)前年比105%を見込んで生産していたスタッドレスタイヤが11月だけで120%の需要があったそうで、必然的に12月に入って欠品が相次ぎ、しかもある2〜3サイズが欠品した場合、工場は慌ててそのサイズを作ります。作っている間に他のサイズが欠品します。欠品の順番は需要と供給の対比が低いものから発生します。しかし、バックオーダーと言って、ある程度本数がまとまらないと工場は稼動できません(しないのかな?)。今週に入って少し需要の声が低くなってきた感もするのですが、雪が降ったり、年末の休みに入ったお客様の需要が始まれば、まったく持って供給できない状況です。

 本当に売れて売れて・・・と言うような状況では無く、品物が足りずに毎日バタバタしている私たちのようです。ただただ、お客様にはご迷惑をおかけしている・・・と言う事は本当に申し訳ないことです。業界一同、一生懸命お客様のニーズにお応えできるように業務に励んでおりますので、今しばらくお待ちくださるようお願い申し上げます。

頭の中の1年地図(12/14)

 皆さんは今日が一年のどの位置に居ると言うような図?(地図?)を思い描いているでしょうか?私は子どもの頃からそんな図を頭の中で描いています。解りやすく説明しますと、丸い円が一年で、ちょうどグランドのトラックのような位置関係です。今日の時点から半年前を振り返ったりしますと、トラックの1点から反対側の地点を見るカッコウになるわけです。

 ただ、丸い円だったりオーバル(だ円)を描いているわけではなくて、季節ごとに曲がり角があったりします。この季節と言うのは世間一般に感じられる季節とはちょっと違っていまして、右曲がりで1月から4月までが直線、そこでゆったりと角を曲がり5月から8月まで・・・。そこでカクンと曲がって9月から11月まで。そして12月が1ヶ月間だけですが長いスパーンで時間が流れ、新年1月でカクンと曲がって1年が経ちます。その中には季節ごとの行事や思い出がちょこんと存在していたりします。頭の中で こんな1年地図を子どもの頃からず〜っと思い描いてきました。

 実は今回のコラム・・・3日がかりでやっと書いた次第です・・・。


クリ、母になる(12/5)

 2年半前クリはここへやって来ました。生後1ヶ月の正直まだ母親から離すには良くないと言われる時期でした。まだまだ乳のみ子で、毎日の餌にはミルクを飲ませたものでした。母親のぬくもりをあまり味わっていないクリ・・・。今年、クリの生誕の地を訪ねた時も、まったく覚えていない様子。むしろ不安がって私たちにすがるほどでした。

 そんなクリが、一昨日の朝、5匹の子を産みました。正直まだまだ生まれると予想していませんでしたので、私たちの準備と言ったらそれ用の柵を作っただけ・・・毛布やら新聞紙をちぎったりして準備をしただけで、生まれる手伝いをする予定で居ましたが、クリはちゃんと自分で産後の処理をし、子犬を舐めて大事に愛おしく母犬をやっています。初めてのことなのに・・・、何も知らないのに・・・、ちゃんと産めるんですね・・・。感動です・・・。甘えん坊のクリがちゃんと母としての姿が備わって居たんだと・・・。凄い事です。

ラジオ深夜便(11/24)

 もうずっと前から・・・20年以上前から・・・就寝時にラジオ深夜便をBGMに本を読む事が習慣と成っています。軽音楽やら、どこそこの社会情勢にまつわるお話やら、また何かの分野の難しいお話とか・・・。聞き耳を立てたり聞き流したり・・・読んでいる本の内容と交錯しながら意識は段々と夢の中へ・・・。

 ラジオ深夜便はNHK第1放送・・・午後11時過ぎに(何時なのか知らない)翌朝までやっている番組です。NHKですからCMが当然ないのですが、コーナー別に番組は構成されている様子。その合間には、まぁ民放でもあるんですが、ジングルがかかります。昼間のジングルと違って深夜ですから心安らぐようなメロディ♪が流れます。様々なメロディです。実はこの番組に傾倒している一番の理由がこのメロディだったりするのです。you tubeにありました・・・。これです♪

クリご懐妊?(11/15)

 どうやらわが店の柴犬クリ・・・この度、柴犬ま〜くんの子どもを授かる事が出来た様子・・・。日に日にお腹が膨らんで、おっぱいも大きくなってきました。クリ自身は、「何か変?」と言うわが身の体調を感じている様子。クリは2歳5が月・・・人間で言うと26歳くらいでしょうか。柴犬ま〜くんは、お客さんUさんの愛犬。とっても凛々しい毛並みの良い柴犬です。

 実は、この春に一度お見合いをしたのですが、幾度と通ったま〜くんでしたが、この時は上手くいきませんで不発(不謹慎?)に終わりました。じゃぁ・・・秋に、とこの10月再度お見合いをしました。通うこと数回目、無事お見合いは成立・・・。でも半信半疑?で日にちが経過。だんだん変調をきたすクリを見て、3/4信1/4疑状態です。

 今朝も恒例となったお腹さすりをしてみると、更に大きくなった様子です。何匹産まれるか?雄雌の比率など・・・期待する店の皆です。予定は12月中頃・・・忙しい時期に産まれてしまいます・・・誰が面倒見るの?

血圧(11/7)

 昔から耳にする「おじいちゃん、興奮するとまた血圧が上がるよ〜!?」と言う台詞。私は、若い頃は上が100を切るほどの低血圧で「低いねぇ・・・」と計るたびに言われたものでした。加齢に伴ってか、最近の検診では120くらいで標準値・・・となっています。遺伝するなら父方は高く、母方は低い血圧なのでちょうど良いのか?解りませんが、標準であると言う事は良い事に違いありません。

 さて、そんな私が思い立った事・・・。昨日の日本シリーズをTVで観戦中、この興奮すると血圧が上がる・・・と言う台詞を思い出しました。そこで早速取り出した家庭用血圧測定器・・・。手首に巻いてボタンを押すとビ〜ンと手首が絞まっていき、「ピッピッピ」とデジタル表示の数値が表示されて、やがて血圧の上下と脈拍数が表示されます。お解りになると思いますが・・・。何度も計ってみたのは、9回裏から・・・2対2の同点・・・ドラゴンズさよならのチャンス!!「ピッピッピ」と計ると135・・・147・・・151・・・と面白いように上がっていきます。更に回が進むにつれてさよならのチャンスが幾度と無く訪れるのですが、上は150台で収まっていたものが、下が91まで上昇・・・。上が下がっても下が高いのはこの緊張した状態が覚めていく過程でなる事らしいです。

 「おじいちゃん、興奮するとまた血圧が上がるよ〜!?」と近い将来言われそうな昨日の日本シリーズでの私の血圧物語でした・・・(笑)。

血圧物語・・・二夜連続!!

どん・シャリ〜♪(10/30)

 来月2日だったかに弊社K&Yには学園祭があるそうです。そこでKはギターをYは歌を歌うそうです。曲はスピッツの「空も飛べるはず」。毎日昼休みに店の中でギターを鳴らし、歌を歌って練習をしています。上手い下手は賛否ありますが、Kに聞けば、同世代にはギターを弾くという慣習は、私たちの時代と違ってまったく無いそうです。ギターが弾けると言う事は、それは特異な存在なのだそうです。私にとってそれはちょっと驚きだったりするジェネレーションギャップ・・・(おおげさかな?)を感じるのです。

 私の10代〜にはギターを弾く輩は皆そうだった・・・と言っても過言ではないほどでした。1度は手にしたギター・・・仲間内でギターの腕を競い合いながら切磋琢磨し、少しずつ上達していったものです。Fのコードが第1の難関だったり、3フィンガーの演奏が次の難関だったり・・・どんどん上達する事にのめり込んで行き、挙句に人前で弾いて歌って・・・喝采を浴びたりすると・・・ともすれば大いなる勘違いが生まれ・・・プロになって行く者もいたりするのです。

 私も多少は弾けたりするわけですが、最近ではこういった人前で演奏するなんて事はまったく無く、K&Yのこう言った機会がちょっとうらやましく感じたりもするのです。上手い下手はどうでも良いことです。人前でやって感じる事が大事なのです。大いに緊張してそれでも練習の成果を発揮して、拍手を貰って良い思いをしてもらいたいと感じます。

 ただ、たまたま聴いた彼らの演奏を見て、ギターの弦は6本なのです。Kの弾くギターは1.2.3弦の音は頻繁に使用するのですが、低音部である5.6弦の音がとても弱いのです。そこをちょっと指摘して(えらそうに・・・)、「K太・・・低音部の音をもっと使って・・・どん・シャリ〜♪やて!」一生懸命弾いている姿は、きっとKの上達を約束してくれるでしょう・・・。

キャフェ・サンジェルマン(10/24)

 昨年の今頃から練習を始めていた次女のサックスのアンサンブル。「この曲をやるよ。」と聴かせてれたのがキャフェ・サンジェルマン♪と言う曲。初めて聴いても耳に付くメロディ♪ソプラノサックスの冒頭の主旋律。キャフェ・・・と言う名前から珈琲を連想し、コーヒールンバ♪を連想します。高速道路のSAにあるコーヒー自販機に流れているあの曲です。メロディ♪もどことなく似ていますからね。

 次女たちのアンサンブルは、原曲とちょっと違うんですね。原曲はテンポも速いですし、そのままコピーするにはなかなか至難です。頑張って練習をしたそうですが、4人の息を合わせる事がなかなか出来なかったそうで、思案の末、指導者のアドバイスも有って、あえてテンポを遅めにし、情緒感をかもす・・・アレンジを施しました。でもそれはそれで難しい演奏だったようです。何百回と演奏を繰り返し、4人の息が符合し、独特のリズム感で・・・(冷静に聴けば全体のリズムが変わっているのですが・・・)演奏は味を出しているのです。

 聴いていていろいろ欠点を私なりに感じますが、素直に聴き入ることができる演奏だと思います。今年始め、弊社の店舗内で演奏会を開いた時の様子をYou Tubeにアップしたのですが、この夏の終わり辺りから再生回数がぐんと増えているのです。きっとアンサンブルにこの曲を選んだ学生たちが、検索しこの演奏をヒットし聴いているんだと思います。参考になるかは別として、素直にかっこいい曲だと感じます。よかったら聴いてみてください・・・。こちら→キャフェ・サンジェルマン by S4

正直に(10/18)

 先週に続いて桑田氏から・・・。先週拝聴した講演を機に氏の著書を読んでみました。「心の野球」と言います。ず〜と読んでいくと、氏の講演をもっと詳しく・・・何ゆえにああ言わしめるのか・・・が理解できます。彼は著名人であるわけです。それゆえに人が出会うであろう縁だったり運だったり・・・試練の数々は、年齢が上である(少なくとも)私よりはるかに波乱に飛んでいる気がします。それらは必然・・・であると氏は言っていますが、著名人ゆえにそれらの度合いも大きなものに成っていくのでしょうか・・・?

 高校野球で1年生の夏から5回連続甲子園に出場し、20勝を上げて巨人に入団。更に活躍しエースナンバー18を背負った大エースです。ゆえに収入も一般人の比ではなく、裕福な生活を送っている選ばれた人・・・であることは、私じゃなくても大衆がそう感じているでしょう。しかし、氏の半生を紐解くと、決して順風満帆な半生ではないのです。むしろ一般人ではありえない様々な出会いとそれに伴った出来事に驚愕を覚えます。

 氏は自分に正直でありたい・・・と、そんな人生を送ってきたし、これからも生きていく・・・と述べています。とても素晴らしい事ですし、尊敬の念を抱きます。ただ、それゆえに招いてしまう試練もあるようです。氏の言葉の織り成す言霊は、読んでいる私の心を強く揺さぶります。些細な言葉の羅列に感涙さえ覚えました。どんなにつらくても心に正直に生きて行きたいし、それゆえに出会うであろう試練は必然であって、決して乗り越えられないモノではない・・・。それらに向かって努力する自分が大好きであると、まさに修行僧の様相です。試練が人を作る・・・。出来ればまた話が聴ける機会に出会いたいものです。

講演を聴いて・・・(10/11)

 去る8日、羽島市文化センターで桑田真澄の講演会を拝聴してきました。主催は地元青年会議所、共催として商工会議所青年部です。この2団体が一緒に何かやると言う事は、それだけでいろいろ道のりが大変だったのかなぁ・・・?と推測したりします。私も現役だった頃こういった企画を推し進める道のりは、一言では語れない苦労があったものです。

 さて、講演を拝聴して・・・、氏の話はとてもゆっくりした口調です。聴いて感じた氏の印象は、僧侶のような風を感じます。彼は、野球を通してずっと心で感じた生き方をしていたのでしょう・・・。氏が現役時にマウンドで右手で触れながら伏して何かをつぶやく姿・・・、投げる前にボールに何かを語りかける姿は印象的でした。

 氏は、体に恵まれなかった自分が、ずっと野球選手でいられた要因を、運・縁・ツキ・・・と語っています。必ず物事には裏表があって、野球人としての日ごろの努力にも裏表がある・・・、表は野球の練習に伴った練習や体を鍛えたりする努力。裏の努力とは、人が進んでやらないこと・・・。高校時代、トイレの掃除、皆の靴を揃える、グランドなどの草むしり・・・厳しい寮生活の中で5分だけ早く起きて、その5分をそう言ったことに費やしたと言うのです。5分だけ・・・ですが、毎日毎日続ける事が大切だった・・・と。

 とても共感を覚えたのはこの続きです。氏がこうやって2ヵ月半頃が経った時、ピッチャーとしてチャンスを貰っても毎回打ち込まれ、失格の烙印を押されていた身に、監督から「投げてみろ!」と突然の一言。投げ込みをしていなかった氏ですが、言われるまま投げてみると・・・。案の定がんがん打たれるのですが、結果は野手の正面をつく当たりばかり。気が付いたらスコアボードに0が九つ並んでいたそうです。今までに無かった運がツキとなって何かに守られるかのような自分を感じたそうです。そして甲子園のマウンドに立ち、優勝する事が出来たと・・・。この瞬間、彼は生かされている自分を感じたのかもしれません。

 人を苦しめたりだましたり、ずるい生き方をする奴は絶対良い人生を送れるわけはありません。努力をすれば必ず夢は掴める!夢からは逃げていかない・・・あきらめるのは自分が諦めてしまうから・・・。氏はどこかで誰もが一度は眼に耳にしたであろう言葉を氏の言葉として聞かせてくれました。行って良かった講演会でした。感謝です。


♪(10/3)

 年に数回、みょ〜にギターなりピアノなりを弾きたい衝動に駆られ、これがまた♪を拾うことなく指先と耳で聞き覚えのある曲が突然弾けちゃう事があるのです。こんな事を言うと「自慢?」言ってる・・・と思われがちですが、そうじゃなくて何が言いたいのかと言うと、自分じゃない不思議な感覚なのです。普段弾こうと思ってあれこれ音を出しても、愚音・・・の連発で、何も生産されずに、軽い満足感とイライラ感が同居した状態で弾く事を止めるのです。それが突然そんな状態に駆られると、その曲がそれなりに完成に至るのです。ただ、それが弾きたい曲ではないため、しばらくして思い出しながら弾くのですが、途中で音を見失い頓挫・・・となるので「あかん子やなぁ〜」となるのですが・・・(笑)。

 先だって手に入れたナイロン弦のアコギ・・・。弾きたい曲をもくろんで弾いたりしているのですが、残念ながら冒頭すら満足に弾けない状態です。でも何とか弾けたら良いなぁ・・・と思うのです。

 
頭を使う・・・(9/28)

 弊社の日々の作業で、ORと言う産業車両のタイヤを取り扱う事が多いのですが、現場現場で大なり小なりいろんな問題が起こったりするものです。今から15年・・・いやもっと前だったか・・・?私が現場で修理したタイヤを車両に取り付けに行ったときの事。

 タイヤ自体はそれほど大きなものではありませんでした。ただ、現場はぬかるんでいて安定が保てず、しかもタイヤを車両に取り付ける際に、その方法として、タイヤが付いているホイルには、真ん中に穴が開いているのです。その穴を車両のハヴにはめ込みながらナット1つずつ拾っていくのです。そうやってナットを締めこんでタイヤは車体に取り付けられ、完了となる手はずです。

 そうなる思いで作業を進めるのですが、このホイルの穴を車体のハヴに乗せる事が出来ないのです・・・。どう言う事かというと、ほとんどの車両はハヴがボコ〜ンと飛び出しているため、そこへホイルをはめ込む事が容易なのですが、この車体のハヴはホイルの厚み(10mmあったか?)が薄く、乗せる事が出来ません。しかもこのタイヤの外径は1m30cmほど・・・いやもっとあったか・・・?どうしても斜めに乗るため、この10mm以下のハヴにホイルが斜めに乗ってしまい、ゴトン・・・と外れてしまう・・・事になるのです。解りにくい説明ですが、垂直にタイヤを車体に乗せる事がとても困難なのです。

 タイヤを抑えてくれる人手がもう一人・・・いや、手がもう1本あれば出来るのですが・・・。この作業にてこずる事2.30分程・・・。季節は冬・・・の夕刻・・・。5時になると真っ暗になる周りは田園風景の人通りのない場所・・・。だんだん日が沈んで手暗がりに成って行きます。「困ったなぁ・・・」と途方にくれ始めたとき・・・「ゆっくり考えよう・・・頭を使え頭を使え・・・」とだんだんあせり始めた自分に言いきかせようと心の中で唱えると・・・。「パッ」とアイデアがひらめきました!!その方法であんなに手こずっていたその作業も1発で完了。ほっとして帰路に着いた私でした。

 さて、その方法とは・・・、「抑えるためにもう1本手があったら」と言う事であせり始めた自分に「落ち着いて頭を使って考えよう・・・」と思ったとき。その言葉通りこの頭をそのまま手の代わりに使ったのです。手前に倒れてくるタイヤ上部を私の頭で押さえながら、両手でタイヤを持ち上げ、垂直状態にして車両に乗せ、ナットを締めこんで作業完了となったのです。

 ただ、泥の付いたタイヤでしたから、私の髪には泥がべっちょり付いた事は致し方なく・・・それよりひょうたんから駒だったなぁ・・・と苦笑しながらほっとして帰って来たのでした。


弾丸ツア〜(9/21)

 この連休、「さぬきうどんを食そう!」と先月の仙台・松島ツア〜のあと思い立った訳です。行けるもんだね・・・と言うのが思った事。じゃぁさぬきうどんを巡ろう!と言う事で、参加者を募ったのですが、行けるのは嫁さんと私・・・。まぁ考えてみれば子どもが生まれて、仕事の集まり以外で・・・要はプライベートで旅行なんてした事がなかったのです。きっと同じ境遇の皆さんも一緒だと思いますが・・・。

 あるお客さん(日本中を走るドライバー)に教えてもらった「旨い店」を目指して・・・四国に渡るには明石大橋ではなくて瀬戸大橋を渡って・・・のはずが・・・。ナビの設定では予定通り瀬戸大橋を通るはずでしたが・・・、地元の道をナビの指定通りのルートを通らなかった事がいけないのか・・・?「リル〜トします」と言う事で変わっちゃったようで・・・西宮近郊で高速を降ろされ、大渋滞に遭い、結局イライラの中、明石大橋をわたる事に成り・・・おまけに料金も多めに取られて・・・(ちなみに帰りは瀬戸大橋経由で¥2.500でした。)。

 昼過ぎに香川の某道の駅に出店している「さぬきうどん」の店に入り、早速軽めに食そうと「かまたま」の小を食べたのですが、食べ終わって個人的には満腹になってしまったのです・・・。これを繰り返し食べ歩くなんて正直嘘でしょ?と感じます。車に乗って隣人に「旨かったなぁ・・・でも腹いっぱいやわ・・・」と当然でしょ・・・と同意を求めたのですが、「私、まだいけそう・・・」「えっ!?」・・・沈黙。

 結局、夕食にまた・・・となったのですが、目的の教えてもらったお店は日曜休み・・・で、明日食べよう!と言う事になっていたので、
じゃぁ・・・と言う事で思い切って「高知へ行こう!120kmなら行ける。」と半ば強引に向かうことにしました。夕飯は、鰹のたたき・・・です。得意の行け行けどんどん!となったのです。

 高知市内に向かうなら桂浜へ行って、お決まりですが龍馬の銅像と記念館に行こう!となったのです。某国営放送のおかげで混みに混んでて。夕方だと言うのに駐車場まであと数キロ・・・と言うところから渋滞・・・。1時間くらいかけて駐車場に着き、日は西に傾き・・・なんとか龍馬像と桂浜を散策する事が出来ました。でも記念館は閉館時間を過ぎちゃいました・・・(涙)。

 宿泊は高知市内・・・某ビジネスホテル・・・シングル素泊まり・・・、夕飯は「ひろめ市場」へ繰り出したのですが、若者で混みに混んでる・・・結局入ったのは品の良い居酒屋・・・しかし、これが良かったのです。落ち着く座席に落ち着いた雰囲気で、目的のたたきの他に、鰹の鉄火巻、にぎり・・・を。他にイイダコのからあげ、ミンク鯨の筋肉の煮込みを頂き、これらが実に旨い!のです。来て良かったぁ〜・・・のです。

 さて、明けて、行けなかった記念館ですが、9時から・・・。8時過ぎに着いたら駐車場はすでに半分くらい埋まっています。開館までまた桂浜へ・・・2日続けて龍馬像に願掛けて(何でも人は皆、心の中でこの龍馬像に向かって何かを願うのだそうです)、9時から記念館を見学し、10時過ぎに「さぁさぬきうどんを食べに行こう!」と高知道を北へ・・・11時過ぎに予定していた店に着き、多少並んでかけうどんの中を注文。ガッツリ食べて帰路に着いた訳です。でも「中」の割りに適量で腹持ちも良い状態。でも高速に乗って早速SAにて「伯方の塩大福」を食べると・・・これまた旨い!

 そのまま、瀬戸大橋を渡り、岡山に入り・・・一路美濃加茂に向かって帰ってきたのです・・・。でも神戸・大阪近郊は相変わらず、すげぇ渋滞・・・これには閉口しましたが、無事8時半頃帰宅となったのであります。1.126km・・・ずっと運転。



マスコミに操られている!?(9/12)

 こんなタイトルから始まると、何か国政とか何か社会問題に講釈をぬかすかと思われそうですが、さにあらん・・・。思うはスポーツ番組・・・ないしニュースのスポーツコーナーの対応です。

 プロ野球セ・パ両リーグとも優勝争いが激戦を繰り返す勝負の9月です。この一日の経過・結果を伝えるTV番組・・・。観ていていつも思うこと・・・何を今更・・・的な発言ですが、プロ野球はGを中心に成り立っていると言う事・・・。それゆえにセ・リーグがパ・リーグより中継も多く、必然的にニュースとして伝えられる時間も内容も多いのです。

 まぁ勝手言わせていただければ、ドラファンである自分にとってこれは結構な事で、不満はありません。ただ、更に勝手言わせてもらえれば、しらじらしいほど、Gのニュースが冴えに冴えて、ボン試合でも盛り上がったような報告を長い時間かけて伝えるマスコミのみっともなさ・・・です。「打ったぁぁぁぁぁぁ!!!!」と言ううるさいほどの実況!VTRを観てアフレコしたであろう感じの声・・・。何のことはないただのボンフライ。さらっと流せば終わってしまう試合でも、注目度満点!かっこいい人気球団を大げさに伝える、この浅ましい手法・・・。他セリーグの2試合には何となく経過・結果を伝えるだけ・・・。Gファンのための番組つくり・・・が色濃く出来ています。

 昨日終了時点でのGが優勝できる条件・・・を聞いて更に驚きました・・・。首位ドラゴンズに2.5ゲーム差の3位。ドラゴンズよりGは残り試合が5つ多い・・・。それゆえに2ゲームほどの差にしかならない・・・らしい。先発がリリーフに回りスクランブル体制をとって頑張れば優勝できる!!と言うGファンにはたまらない江川の解説だった・・・。おいおい・・・。

 この消化していない差を比べてみれば本当かよ?と疑いたくなるのです。ドラゴンズの消化した5試合は、Gの戦績と比較すれば、Gが単純にどうならなければいけない!と言う事が解る・・・。ドラゴンズ72勝56敗3引き分け G68勝57敗1引き分け 優勝するには負数が少ないほうが良い訳で、Gは1敗多い・・・。しかも4勝少ないのだ・・・。差である5試合をこの4勝1敗で頑張る事が出来る!と簡単に言っている事になる。しかも直接対決はもう無い・・・。ドラゴンズの残り試合13試合のうちに上げるであろう勝敗をかなり上回らなければならない事には変わりは無いのです。

 このGファンに都合の良い番組のあり方に、野球ファンは操られているんですよ・・・この中部圏のプロ野球ファンにそんな操作されたファン心理を脱却して、ドラゴンズの活躍に一喜一憂してみ〜ひん?どこを応援しようが勝手なことですけど・・・TVのあり方に不平等やG1番と言う思い上がりに「た〜け!!」と思い書いちゃったわけです(笑)。Gファンの皆さん、ごめんなさい・・・。

思いがけぬお祝い(9/5)

 先日、私は50歳になりました。50歳と言う節目・・・ではありますが、こんな自分が50歳と言う歳になるなんて、実年齢に精神が追いついていないなぁ・・・と思ったりします。やっている事は相変わらずですし、考えている事も若い頃と何も替わっていないのですからなお更です。

 そんなとろい私ですから、若い人たちと接する事がとても楽しく、日々若者と話をする機会が仕事以外でも多いほうじゃないかな?と思います。今年は特に次女の友人たちと接する機会に恵まれ、とてもその溌剌とした明るさに包まれ、楽しい時間を過ごす事が多々あります。そんな事があって、そんな乙女たちから思わぬ誕生日のお祝いメッセージを貰っちゃったんですねぇ・・・(笑)。

 こんな感性で作られたプレゼントは、当たり前ですが貰った事がありません。私のために忙しい合間、これを一生懸命作っていた彼女たちを思うと感激いっぱい感謝の気持ちでいっぱいになりました。正直どんな反応をしていいのか戸惑いましたが、私なりにお礼の言葉を返しました。

 言葉は魂・・・と言います。相手を思って発した言葉は言霊となって相手に届きます。彼女たちからの言葉は私を元気にしてくれるメッセージでした。感謝です。

ばんそうこう(8/29)

 昨今巷に出回っている新種のばんそうこうの話です。子どもの頃、ケガをしたら赤チンを塗ってもらうのが定番でした。そこから傷用ばんそうこうの代名詞にもなっている感のあるバンドエイド。ずいぶんお世話になりました。仕事柄未だに切り傷、擦り傷などに使用しています。

 さて新型ばんそうこうのお話ですが、以前のばんそうこうが底を付いたおかげで、近所のドラッグストアーで買い求めた新型ばんそうこう・・・。名はバンドエイド・・・「キズパワーパッド」。従来のばんそうこうと異なり、これまで病院などの医療機関で床ずれ・やけど・外傷の治療に使われてきたハイドロコロイド素材を、家庭向け傷ケア製品として初めて応用したもの。ハイドロコロイド素材の使用により、傷口をピッタリ包み込んで、体から出る傷を治すための体液を保持しながら治した方が早く治る・・・と言う事らしい。

 実際、先日恥ずかしい話、飼い犬に指を咬まれ深い傷を負ったのです。動物に咬まれた場合の使用はお止めください・・・と言う注意書きもあるのですが、後の祭りで使用しました。すると見た目はピタッとフィットしていてなかなか不思議な感触です。しばらくすると、この体液が出てきて、傷周辺にゼリー状のような存在を確認できる訳です。これが傷口をクッションのような状態を作り、傷を守り出来るだけ早く治し中・・・と言う事で、使用期間は5日くらいだったか・・・。

 おかげで表面上はかさぶたが出来、傷跡が残る・・・と言う事も無く、ほぼ完治した・・・と言う感じです。ただ、咬まれた傷は、いわゆる刺し傷で、表面は治っていても深いキズのため、抑えたりするとまだまだ痛い・・・訳です。傷は指先ですので何かを握ったりつかんだり強く押したりすると内部に痛みを覚えますから、本当の完治には至っていないようですが・・・。

 靴擦れなどのケアにも良いとの事、決してこの手の回し者ではありません。従来のばんそうこう・・・より使用上の注意を守り、製品の特徴を認識して使用すれば、十分すぎるほどの治癒力の向上を覚えると思います。遅すぎる関心なのかもしれませんが、おかげさまで・・・助かりました・・・と言うお話です。

否めないなぁ(8/22)

 無事昨日、羽島市にて行われたEボート大会。私たち「漕いじゃって、どんどん!!」も4回目の出場になりました。でもいつも一緒の友人Mが体調不良のため不参加・・・。大きな痛手です・・・が、彼の長男(海保勤務)が急遽帰省をしてくれ参加・・・してくれました。そして初参加の者を5人加え、なんと!初の決勝進出!となったのです。

 私自身は、いつものように、予選2レースで終わって帰ってBBQの準備だぁ〜と考えていたので、目標にしてはいましたが、まさか決勝に残れるとは思いませんでした。嬉しい誤算です。せっかくなので私の代わりに文ちゃんに出てもらい、更に良いタイムを挙げて優勝を狙ったのですが、さすがに決勝に残るツワモノばかり・・・、最終的には4位敢闘賞を頂きました。でもこれは本当に快挙です。まさかまさか・・・の出来事でした。もう1チームの娘たちを中心にした、漕いじゃってBobbyはわずかにおよばず、ブロック7位くらいでした(たぶん)。楽しい楽しい暑い熱い1日でした。

 でもまったくもって行政の行事だなぁ・・・と感じさせる事があります。飛騨川・木曽川流域の地域の主催なのですが、参加者の大半が行政関係者かそんな団体です。市民等に周知し川を開放し交流を深める・・・と言うイベントのはずが、どこでどう間違ったのか・・・わかっていても変えない体質なのか・・・市民は知らないイベントなのです。広報活動が十分されていない事が参加者の不足を招き、結局開催しなければいけない責務から行政関係者がこぞって参加する・・・と言う形になるのです。いけませんなぁ〜・・・。

 更に大会中に、いろんな行政関係者のチームの中に、その街の長や副長が乗ってたりするのです。乗ることはかまいません。どうかと思うのは場内アナウンスで頻繁にどこそこの副市長が自ら乗って降ります!と内輪受けする実況の多い事・・・。どうでも良いジャンそんな事・・・とはっきり思います。それより各参加チームの紹介が刷り物だけでアナウンス的に何もされなかった事のほうがいけないじゃん!と感じます。

 話題性はそちらのほうが受けがいいのでしょうが、市民参加のイベントでしょう?体質のまずさが出てますよ・・・。

今年もやって来る(8/16)

 毎年この時期になると、やって来るのが飛騨・木曽川Eボート交流会と言うイベント。流域の地域間の交流を目指そう!と言ういかにも行政主導で始まったこの行事です。たまたま美濃加茂で行われる事を知ってエントリーしたのが始まりです。今年で4回目。

 実際には、他地域の方と交流を持つかと言えば「No!」です。そのつもりでいれば多少の進展はあるのでしょうが、まず自分たち気の合った仲間でワイワイやっておしまいです。ただ、そこに我々の場合、世代間の違う人間関係・・・それが親子だったりスポーツを通じて知り合った仲間と同じ事をする・・・事に意義を感じます。老若男女がいる我々にはちょっと窮屈な不思議な人間関係を築く上でとても大切なイベントだったりします。

 今年は羽島市・・・、毎回感じるのは、参加チームが行政主体のチームが多い事、開催が土曜日・・・と言う事、主催する地域の参加者が目だって多い事・・・。言い換えれば、他地域の一般参加者が少ないと言う事です。本来、この一般参加者が大勢いてこそ大会の趣旨が果たされると感じるのですが・・・。昨今の刷新会議に諮れば、「無し!」となるかもしれないなぁ・・・と思ったりもします。原因は市民に周知する事が出来ていないからだと感じます。計画を予算内で無事に遂行できればOK・・・的な発想が主催者側にはあるのだと思います。営利目的なイベントではないですから、参加者が多いとご苦労が増えるわけです。ですからそこそこに・・・となる訳です。

 でもその趣旨の半分でも自分たちの役に立てよう!と毎回一般の参加を繰り返している数少ないチームが我々だったりします。漕いじゃって、どんどん!!・・・今年も漕ぎまくります。


何を優先すべきか・・・親の葛藤(8/11)

 先日、次女の部活動の大会が終わりました。結果は満足の行くものであり、残念なものでした。これでとりあえず、技量を競う大会・・・と言うものは終了となりました。

 で、春にあった保護者会・・・にて顧問の先生から、「この大会が終了・・・の時点で3年生はいったん区切りになります」と言う説明を受けました。私としては、あとは部活として暮れの催しまでしばらくインターバルが開く・・・と言う説明に感じ取りました。

 私が、毎年(今年で4回目)参加している行政主催のEボート交流会があります。そこに「じゃぁ次女の友達を誘おう!」と考えたわけです。毎回友人家族やバスケで一緒の世代を超えた仲間と楽しむ・・・交流を持つ・・・と言う趣旨のもと、参加しているのですが、ここに彼女たちを誘ったわけです。

 しかし、大会が終わり、次女たちの部活の状況は、区切り・・・ではあったものの、暮れの催しに向けての内容に替わり、目標が変わった状況で、一息つく暇など無い・・・と言う顧問の説明でした。そのために、この私の誘いは、大勢の部員の中で、部活を休む事になる彼女たちの行いは決して良いものでは無い!と言う説明もありました。

 高校生である以上、ここでの環境を最優先で考えなくてはいけない事を改めて考えさせられました。その判断は親である私にゆだねられましたが、彼女たちの優先すべき事や他の方に迷惑をかける事はやっぱり避けなくては行けません。断念せざるを得ませんでした。彼女たちにも逆に悪い事をしました。

 ただ・・・感じる事は、絶対的なことではあってはならない・・・とも思います。当初の予定が部活を優先するあまり、突如変更される事もしばしばありました。それに合わせて、それぞれの家庭では予定が変更や、断念せざるを得ない事もあったと思います。そう言った事実の上に、活動が行われていた事を学校側は知って欲しい・・・とも感じます。予定はあくまで予定で変更もありうる・・・と言うことなのでしょうが、もう少し思慮深く考える事も知って欲しいと思います。いろんな考えを聞く耳を持つ必要が少しだけ欠けていないかな?と感じるそんな些細な事でした。

どちらが正しいか?・・・と言う事ではないのが難しい選択なんですね。お互いの立場で思えるか?と言う事だとは思いますが・・・。

 私って人間・・・ちっちゃいなぁ〜・・・。

鉄火巻とチョコレートパフェ(8/2)

 子どもの頃、母と祖母が岐阜へ行く際にお供する事がたまにありました。国鉄美濃太田駅から高山線に乗ってそれも蒸気機関車だったりしました。途中坂祝〜鵜沼間には3つのトンネルがありますが、その間は窓を閉めなければいけないのです。モクモクと黒煙を吐きながら走る蒸気機関車です。トンネル内は煙で充満し、開けていた窓からモクモクが侵入し、客車内はそりゃぁえらい事になるのです・・・。そうでなくても、どうかすると車内はススで汚れているので、よそ行きの服を着せられた私は、時折そのススで服を汚して怒られちゃったあかん子・・・となる事もしばしば・・・。

 岐阜について向かうは柳ヶ瀬・・・、アーケード街は大勢の人でごった返しています。そんな中、手を繋がれて私は見るもの見るもの・・・に興味をそそられながら、半ば強引に引きずられながら、母たちの目的のデパートの売り場へ連れて行かれるのです。だいたいの売り場はお子様である私には、退屈以外の何物でもない場所であり、何を母たちが買い求めていたのか・・・?何も覚えていません。

 そんなたまらなくなが〜い時間もやがて終焉を向かえ、時はお昼となります。年に何回と無いこのお昼ご飯は、お寿司屋さんへと入るのが定番でした。この頃は、寿司と言っても巻き物・・・が定番で、大好きだったのが鉄火巻でした。海苔の風味(子どものころに風味なんていう物がわかるはずもないのです)が、とても良く、3つ4つ食べるのがたまらなくご馳走で、三つ子の魂・・・未だに好物だったりします。

 それとついでに申し上げれば、喫茶店に入れば、必ず頼んでいたものが、チョコレートパフェ・・・なのです。フルーツパフェではいけないのです。プリンアラモードでもいけないのです。他に知らなかった・・・と言ったほうが当たっていますが(笑)。とにかく喫茶店に入ればチョコレートパフェ・・・と言う図式でした。アイスクリームと生クリームが6:4くらいの比率で入れられ、その中にチョコレートのシロップがかけられて・・・、普段口にしない果物がてんこ盛りにされて、「どこから食べればいいのかな?」と存在が子どもの私にはわくわく感に包まれながらも手にしたスプーンで恐る恐る夢中になりながら食べて行くのです。子どもにはとても座って食べられない高さを伴うチョコレートパフェは、時折、「ボテッ」と何かの果物をテーブルに落とし、慌てて手で拾い口に運んだりします。チョコレートパフェは、細長いガラスの入れ物で作られている事が多く、ほじくって食べる・・・と言う表現が合うと思います。そんな事は文字にして明確にする必要もないのですが、ほじくって食べるうちにガラス越しに見える中は、グチャグチャになって行きます。それでも一心不乱に食べ続けるわけです。

 まさに、鉄火巻とチョコレートパフェには夢がある・・・と50になる今でも、こよなく愛する食べ物だったりするのです。

キャプテン尚にぃ〜(7/26)

 昨日、沖縄にいるバスケットサークルBOB(ボブ)のキャプテン尚にぃ〜からメールと電話がありました。不在着信になっていたので、早速電話を入れてみるとコール数回で彼は出てくれました。彼曰く、何でも今年のインターハイ(全国高校総体だったか?)は沖縄で行われるのです。新聞に目を通してみると、バスケットボールチームの沖縄県入りの記事が・・・。よく見ると、岐阜代表・・・男子バスケットボール、美濃加茂高校とありました・・・と。大会会場もすぐ近くらしく、チャンスがあれば観戦に行こうと思っている・・・との事。是非、応援に行ってやってください。東白川出身のT君という2年生がいるはずです。一昨年一緒にゲームをした事があるんで、見覚えがあるんじゃないかな?

 更に、蕎麦屋さんで働いている彼・・・、岐阜から来たと言うおば様方がご来店されたそうです。「どこからですか?」と訪ねると「川辺・・・」と言うなんとも近い地名が出て、大いに盛り上がったそうです。それから、今年の秋から冬にかけて、こちらの高校2年生たちが修学旅行で続々沖縄へ行くのです。BOBのKやKやFや・・・、少しでも会えると良いのですが・・・。

 そうそう、あと1ヶ月足らずで、今年もEボートに参加するために尚にぃ〜たちがやって来ます。是非、皆に会いに来て欲しいと思います。彼がいるとチームの雰囲気がぱっと明るくなります。彼には不思議な包容力があります。それに触れたいとメンバーは彼を慕っています。今年の夏も彼の甲高い笑い声と口笛が聞こえる・・・会える日が楽しみです。

脅威(7/18)

 先週この地域を襲った記録的な豪雨。それにより被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。一刻も早く回復される事を心より祈念いたします。また、亡くなられた方々にご冥福を申し上げます。

 何なんだろう・・・自然の驚異を感じたこの災害。誰がどんな形でいつどこで遭うとも限らない。まさか・・・と一言では片付けられないほどの事態だ・・・。災いは遭ってほしくない。でもこうなった時、関わりあう人であるならば、何か助けになれば・・・と思う事も懸命な事だ。昨年多くの方に助けていただいた・・・よけいにそう感じてしまう。

 こんなときこそ忘れてならないのが「元気を失わない事」、元気があれば何でも出来る。本当にそう思う。

知っていますか!?(7/10)

 次女に教えられたあるTV番組です。国営放送の教育チャンネルでやっている「0655(ゼロロクゴーゴー)」「2355(ニーサンゴーゴー)」という番組です。5分だけのサラ〜ッと流れる番組です。朝の6時55分から7時までの0655は、寝ぼけた頭に考える血流を促すかのような・・・そんな作用がある内容です。2355はこれから就寝するする頭の血流を緩やかにする作用が盛り込まれている番組です。

 残念ながら朝はその5分でさえ観る事ができないほど慌しく、その作用をリアルタイムで感じる事はできませんが、夜の2355はまさに番組の意図するであろう作用にどっぷり浸かる事ができます。ですので0655はもっぱら録画で観ます。観た事の内容を他の人に伝えようと試みた事があるのですが、これは観ないと解りませんね。そんな番組です。お気に召すか否かはご自分でご判断ください。0655と2355は月〜木曜、NHKの教育テレビです。


知らずに入ったら!?(7/3)

 一昨日の事、福井県へ行ってきました。機械工具を観るためです。タイヤの世界も例外なくどんどん変化の一途をたどっています。先のコラムで書いた作業の機械化・・・に頼らざるを得ない・・・証明のような事になりますが、機械がないと組めないタイヤ・・・ばかりです。その最たるタイヤ(作業が非常に困難)でも出来る優れもの・・・を見定める事が目的でした。メーカーの方々に丁重にお招きを受け、いろいろ説明をして頂きました。凄い!と言う感想を抱かざるを得ません。

 さて、本題は福井市内のある施設を来るときに見つけた事、帰路に立ち寄る事にしました。今回ご同行いただいたのは、郡上のMさん・・・いつも本当に感謝しています。往復の運転もしていただいて申し訳ありません。ある施設と言うのは、なんやら結婚式場?のような門構え・・・の建物に、いろんなスポーツ選手の写真が塀一面に貼ってあるのです。「何?ここ・・・?」私たちはその正体を知るべくこの建物・・・名前を「スポーツミュージアム 山田コレクション」に入って行ったのです。

 平日の夕方と言う事もあってか、館内に入ると・・・誰もいません・・・。でも玄関?に入るとすぐに仰々しいスポーツ選手やそれにまつわる品々が所狭しと並んでいます。特に入ってすぐで迎えてくれるのは、ミスタージャイアンツ長嶋茂雄の蝋人形・・・その隣りには阪神金本の蝋人形・・・。玄関左隣にはW杯のまさしく優勝カップの世界に3つしかない・・・と言われるレプリカが飾ってあります。イチローがオリックス時代に使っていたグローブだとか・・・。とにかく長嶋茂雄にまつわる品々がその大半を占めています。そしてここの館長?と思しき方と長嶋茂雄が親しげに写っている写真もたくさんあります。他有名スポーツ選手の記念の品々が数え切れないくらいやたらめたら展示されているのです。ビックリ・・・のオンパレードなのです。

 観れば見るほど・・・「何なんだここは?」と言う疑問がどんどん膨れていきます。もしこれらが偽物・・・だったとしても作るだけでも相当の時間とお金がかかります・・・。そう思うとこれらの数え切れない品々は本物なんでしょう・・・。だったらこの誰もいない・・・言い換えれば、盗難に遭いやすい・・・管理体制は・・・何なの?と更に疑問は膨らんで行きました。

 そんな時間が10分ほど続いた頃、不意に現れた一人のお方・・・写真に写っていた館長さんらしい方です。「あぁ・・・いらっしゃい」と慌てる風でもなく、われわれ二人から入場料を取り(ちなみに一人¥1.000)、品々について解説をしてくださるのです。「触っていいよ、写真撮っていいよ」と不思議な雰囲気を持ったこのお方にいろいろ説明をしていただくのです。いろいろ聞かされて行けば行くほど、こちらから聞きたい事がどんどん膨らんでいきます。まずは「これらの品々はどうしたのですか?」と聞けば「買った。」と一言。「買った!?どうやって?」と更に「いくらで?」と言う下世話な疑問が次から次へとわいてくるのです。

 思い出しました・・・ミスターが脳梗塞で倒れた後、息子である一茂がミスターの品々を売却してもめているとか?いないとか?と言ううわさ・・・です。この買った人こそこの方なのです。あとで判ったのですが、地元では不動産王と呼ばれ、セブンイレブンの筆頭株主である方なのでした・・・。

 最後にこの方と記念写真をして帰ってきたのですが、事のスケールの大きさにしばらく心奪われた私たちでした・・・。