(3/9・阪神SJ)

【1着】 マグマライフ
 早め早めの競馬。タスキ過ぎで2番手に取り付き、直線でレガシーロックを交わしてからはイブキマンパワーの追撃をきっちり抑えて重賞制覇を果たした。 中間一頓挫あったが、ここ2走の安定したレースぶりとコース経験から持っている実力を発揮でき、結果に結び付けられた。明け4歳とまだまだ若く、これからが楽しみな逸材だ。
【2着】 イブキマンパワー
 無理な競り合いを避けたため、道中は中団に控えるレースを見せたのが最後の粘りにつながった。昨年の三木HJSのレースぶりから、先行したときに最後まで脚がもつかという不安はあったが、 これを巧く補っていた。が、最後伸び切れなかったのは、いつもどおりの詰めの甘さが出た感じ。
【3着】 レガシーロック
 ほとんどの間主導権を握っていたことで、この馬本来のレースができていた。休み明け、距離に不安を残しつつも最後までしぶとく食い下がっていたのは、地力のある証明。 実績、実力では順調ならば抜けている存在でありながら、最低人気という屈辱に反発しての好走か?
【4着】 マキシマムプレイズ
 終始地味にレースを進め、勝負どころでもついて回るだけで、最後は前の馬と同じ脚色になって伸び切れなかった。結果的には「いつもどおり」詰めの甘さが出てしまった。 重賞では勝ち切るための実力がわずかに足りないように思うが、今回はやや距離も長かった。絶好の条件と言える京都JSが重賞制覇の最大のチャンスなのだが、果たして・・・。
【5着】 アドマイヤタッチ
 先頭集団について回って、最後はまずまずの伸びを見せたが、前との差は詰まらなかった。ただ、ここ2走の内容は良いので、オープンクラスならば勝ち負けできるように思う。
【6着】 コスモクロス
 追走手一杯だったが、最後の脚はなかなか見応えがあった。前走のようにスムーズに先行できれば、いつか一発も。
【7着】 ダルタニアン
 勝負どころで一気に仕掛けていったが、昇級戦ということもあり、最後は力尽きた。
【8着】 エイシンビンセンス
 馬体絞れず、追走手一杯。良い頃のデキにはまだ戻っていないようだ。
【9着】 サクセスリー
 厳しい展開となったため、4角でほぼ一杯。最終障害の飛越が悪く、直線では競馬になっていなかった。
【10着】 ユーセイシュタイン
 昨春の勢いが全く感じられない。全く見せ場はなかった。
【中止】 コウエイジャンボ
 外々のロスのあるコースどりをしていたが、それでも前の集団についていっていただけに、4号障害での落馬は残念。明らかに踏み切りが遠かった。
【中止】 ビッグハンター
 大きくバランスを崩したわけではないので、落馬の影響はなさそう。

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