(2/2・春麗JS)

【1着】 ゴーカイ
 12月に復帰以後の3戦ともに中団につけるレースができてきたことで、安定感が更に増してきた。 今回も前が残るかに思われたが、直線での伸び脚はさすがとも思えるもので、3kg増の斤量はこのメンバーでは苦にならなかったようだ。 明け9歳の今もなお、現役最強馬の存在を十分アピールし、中山GJ3連覇へ向けて視界良好といえよう。
【2着】 ダイワウインダム
 2番手から終始サクセスリーをマークする形で進め、直線入口で先頭に立つ理想的なレースができたが、最後はゴーカイの末脚に屈した。 勝ちに行くレースをして最後やや甘くなったが、内容的には上々でオープンでも通用することが証明された。
【3着】 コバノスコッチ
 前走同様、最後の伸び脚は目立ったが、わずかに届かなかった。ここ2戦を見る限り、ようやくレースぶりが安定してきて、持ち味の末脚が生きるようになってきた。 これからも展開に左右されそうだが、前崩れになったときはこの馬の出番だろう。
【4着】 サクセスリー
 終始ダイワウインダムにつつかれる展開で、4角で並ばれてからもしぶとく食い下がっていたが最後は力尽きた。 とは言え上位との差はわずか。スピードの違いで3戦ともハナに行っているが、2番手あたりからのレースができるようであればこれからの活躍が大いに期待できる。
【5着】 ロードケンユー
 直線で後方から一気に伸びて入着。もう少し楽に追走できれば上位も。
【7着】 ヤマニンエスコート
 好位をスムーズに追走していたが、勝負どころで不利を受けて後退。敗因はこれに尽きる。
【8着】 ユーセイシュタイン
 勝負どころからズルズル後退。良い頃のデキに戻っていないようだ。

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(2/9・淀JS)

【1着】 ヒカリロバリー
 スンナリとハナを奪ってからはスピードの違いで全く他馬を寄せ付けず、最後まで脚色が衰えることなく圧勝。前走比3kg増の斤量も全く問題なかった。 あとは距離伸びてどうかというところだが、うまく息を入れられればこなせるようには思う。メンバーにも恵まれた今日のところは楽勝だった。
【2着】 マキシマムプレイズ
 62kgの斤量がどうかと思われたが、メンバーに恵まれていることもあり全く問題なかった。勝ち馬を追い詰めることはできなかったが、 ハッピールドルフとの競り合いを制して2着に粘ったのは地力の差か。安定性はピカ一だが、勝ち切れないところは相変わらずで・・・。
【3着】 ハッピールドルフ
 2番手集団の真ん中あたりの位置でレースを進め、直線では一瞬抜け出せるかに思えたがもうひと伸び利かず3着に敗れた。 オープンでは力不足かに思えたが、こういったレースができれば上位争いにも食い込めそうだ。決め手がないのは課題だが。
【4着】 アドマイヤタッチ
 2番手集団から勝負どころでやや置かれ気味になったが、最後は鋭い脚を見せて2着争いにまで食い込んできた。 自在に動けるようになってきたことで脚質に幅が出てきたのは良い傾向だろう。
【5着】 スカイファラオ
 早め早めの積極的なレースはできたが、最後伸び切れないのはオープンの壁か。ただ、入障時より格段に力をつけてきているのは違いないが・・・。
【6着】 ブレーブテンダー
 得意のこの舞台で最後まで脚が持たなくなってきているのは年齢的な衰えが否めない。
【7着】 コウエイジャンボ
 昨年ほどの勢いが感じられず、追走が手一杯の現状。ベスト条件でこういったレースぶりでは今後も苦戦が強いられそうだ。
【8着】 ビッグハンター
 飛越は安定しているが、平地力でやや見劣り、最後の伸びがひと息。
【10着】 コスモクロス
 飛越が雑で置かれてしまうのが痛い。最後の伸びはまずまずだが・・・。
【12着】 ギルデッドエージ
 スピード優先の京都コースでは追走手一杯で何もできない。阪神で一縷の望みを。
【14着】 グレイトキャリバー
 未勝利勝ちの強さを考えるとまだ本調子ではない。

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