(1/6・府中新春JS)

【1着】 コバノスコッチ
 前が飛ばしてハイペースになったことで前崩れの展開になったのがこの馬に向いた。直線入口ではかなり後ろだったが、最後の伸びは強烈だった。 展開利も大きかったが、ここ近走の内容も上向きであり、中山大障害を見送ってここへ勝負をかけたのが良かったか。
【2着】 マグマライフ
 中団より前からじっくりと進めて、直線に入って一旦は抜け出したが最後は勝ち馬の強烈な末脚に屈した。しかし直線で早目先頭から押し切りを狙ったレース内容は勝ち馬を凌ぐもので、 前走の2着は決してフロックではないことを示した。素質の高さを見せてくれた。
【3着】 オンワードメテオ
 飛越が巧く、障害ごとで差を詰めてきたが、最終障害後の平地力勝負ではやや分が悪く、伸び切れなかった。しかしオープン3走目でようやく互角のレースができたことで、 今後は楽しみになった。
【4着】 メジロシュナイダー
 中団よりやや後ろから。前走の落馬の影響もなく、それなりにスムーズなレースができていた。最後はなかなかの脚を見せており、次走への期待が高まる。
【5着】 グレートバッハ
 ここ最近のように単騎で飛ばすレースはせず、離れた2番手でレースを進めた。3角で前を捕らえ、直線でもしぶとく食い下がっていたが、残り200mでやや一杯。 それでも5着に粘ったのは評価できるもので、もう少し先行有利の流れであれば違った結果が出ていたはず。
【6着】 ミナミノゴージャス
 最後の伸び脚は目を引いたが、ゆったりとした流れの前走から一転して速いペースで流れたことで追走が手一杯だった。コース実績のあまりない東京コースでしかも65kgの斤量、 条件的にきつかった。
【9着】 ストーミーサンディ
 離れた3番手からのレースとなったが、2周目の向正面で一杯となり、ずるずると後退。ペースが速く、息が入れられなかったことでのスタミナ切れのようだ。

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(1/14・牛若丸JS)

【1着】 サクセスリー
 行こうと思えば行ける馬が何頭かいる中、スピードの違いで押し出されてハナに立ち、そのまま押し切る強い競馬を見せてくれた。 勝負どころの2周目の向正面でも2番手以降の馬が必死に食らいつこうとしている時も、この馬は結構余裕を持っていたように見えた。 オープンでのこのレースぶりを見る限り、距離延長も大丈夫そうで、久々に重賞戦線を賑わしてくれそうな牝馬が出てきたように思う。期待したい。
【2着】 マキシマムプレイズ
 これまで先手を奪っていたのは決め脚の甘さを補うためのものであって、ハナにこだわるタイプではない。今回も先行勢で機をうかがっていたが、 3角でペースが上がったところで無理に動かなず一旦下がったが、そのため最後の脚が生きて2着に突っ込んだ。この斤量でこれぐらいの距離であれば力は上位。 最後はちょっと意外な展開だったが、力どおりの結果と言えよう。
【3着】 オンワードバーン
 前走の快勝は鮮やかで、今回が試金石のレースとなったが先行してから最後までしぶとく伸びて3着に踏ん張ったレースぶりは、前走が決してフロックではないことを示してくれるものだった。 最後は平地力の差もあり、詰めの甘いところが出てしまったか。今後はマキシマムプレイズのような馬になっていきそう(笑)。
【4着】 ブレーブテンダー
 オープンのレースで考えれば、京都3170m・直線ダートのこの条件こそが、この馬にとってのベスト条件であることは間違いない。4着に敗れはしたが、差のないレースをしており、 前走の敗因が距離というのを明らかに示した結果となった。
【5着】 ヤマニンエスコート
 昨年のこのレースでのこの馬に強さを考えるとやや寂しい結果となったが、ちょっと間が開いた影響もあったのかもしれない。 時計のかかる重馬場になっても問題なく力が発揮できる馬なので、その条件で一変を期待したい。
【8着】 ユーセイシュタイン
 昨年春の好調時の行きっぷりが影を潜め、未勝利時代のこの馬のレースぶりを見ているようだった。まだまだ良化途上のようだ。
【10着】 アドマイヤタッチ
 前走のような暴走ペースで飛ばすことなく中団から。結局最後まで見せ場なく敗れた。オープンの壁に当たった感じ。

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