(3/24・未勝利)

【1着】 ラプタス
 2走目の前走でうまく息を入れてレースをしていただけに、さらにペース慣れしたこの3走目でうまく流れに乗せて結果を出した。 平地時に見せていた直線入口で突き離してそのまま押し切る絶好の展開にさせた鞍上の好リードが生きた勝利と言えるだろう。
【2着】 バンブーサミー
 飛越が抜群に巧く、飛越ごとに自然に差が詰まっていくため全く無理せず進めることができた。そのため最後までしっかりと伸びたが、 勝負どころでの平地力の差が出たのか、直線入口で突き離されたのが痛かった。時計も速く、次は確勝級だ。
【3着】 ステップビート
 初障害だったが、スムーズな飛越を見せていた。平地力を味方に早めに動いて押し切りを狙ったが、ペースが速かったこともあり最後は伸び切れなかった。
【4着】 テイエムデュラブ
 中団で無理をせずじっくりと構えていたため、最後はバテることなく4着を確保。前とは差があったが、障害初戦でこの時計で駆けられれば上等。
【5着】 クリミナルライト
 いつもどおり離れた後方を追走からだったが、最後は上がりがかかったことが幸いし、なかなかの伸びを見せて入着。
【10着】 エイシンサクラコ
 かかり気味のやや暴走ペースで飛ばす。順まわりに入って2コーナーあたりで一杯に。息が入れれるようになれば期待できるが。
【中止】 テイエムパワフル
 2周目の4号障害で騎手が真上に跳び上がるような落馬だった。競走能力喪失は残念としか言いようがない。

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(3/31・未勝利)

【1着】 リンクゴールド
 休み明け、転厩緒戦と条件的には厳しかったが、展開もはまって見事な差しきり勝ちを演じた。休養前も未勝利では上位の存在だった馬で、 ややメンバーに恵まれた今回の好走の下地は十分あったと言えよう。
【2着】 オリジナルワン
 タスキで3番手まで浮上し、その後も前を見ながらの絶好の展開で、先に動いた1番人気のファイナルフォースを直線できっちりと捕らえたが、 外から出し抜けを食らってしまい2着に敗れた。1戦ごとに内容は良化しており、初勝利は目前か。
【3着】 ファイナルフォース
 前走のような積極的に競り合って先手を奪うこともなく、中団から徐々に進出するレースとなった。 それでも4角で先頭に立って押し切りを狙うレースぶりは目を引いた。最後は2頭に交わされたものの、これは目標にされてしまったための展開の綾。
【4着】 コスモクロス
 道中は後方からだったが、勝負どころから徐々に進出し、最後は内から鋭く追い込んできた。前崩れの展開になれば今少しは。
【5着】 サンエムグレン
 最後もジリジリと伸びてはいるが、やや詰めが甘い。ここ2走、わずかに届かなかった2着馬との差が開いたのは少々気がかり。
【6着】 タケイチショウリ
 逃げた馬が一杯となり3角で押し出されて先頭に立った後も安定した飛越を見せ、直線入口までしぶとく食い下がっていたが、 最後は一杯に。しかし、積極的なレースぶりには好感。
【中止】 ギフテッドクラウン
 まずまずの行き脚があり、飛越もスピードが落ちず上々のように見えたが、第2障害飛越後に騎手がバランスを崩し落馬。 1、2コーナーを逆走してきた時は驚いたが・・・。

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(4/1・オープン)

【1着】 ユーセイシュタイン
 前走の勝利がフロックでないことを存分し示すことができた。平地を使った効果か、オープンのスピードにもきっちりと対応できるようになり、 最後までしっかりとした伸びを見せるようになったことが2連勝の要因か。阪神コースに実績が集中しており、他のコースでも同じレースができれば本物。
【2着】 コンメンダトーレ
 スピードで圧倒した障害初戦の内容から、京都や阪神などスピードが要求されるコースで力が発揮そうで、中山コースのようなスタミナを要すコースは向かないようである。 オープン2走目で連対した実力は本物と見て良いだろう。平地オープンの実績から、今後も期待できそうな一頭だ。
【3着】 パープルランス
 前走よりもじっくりとレースが進められた分、最後までしっかりとした伸びを見せて3着を確保した。安定したレースぶりはオープンでも通用しそうだが、 詰めが甘いのも事実で、勝ち切るまでは時間がかかるかも。
【4着】 ブレーブテンダー
 巻き返しを期す一戦だったが、最後は伸び切れず4着に終わった。直線に置き障害がない方が持ち味が発揮されそうな感じもあり、 得意の京都で変わってくるかも。
【5着】 レガシーロック
 休み明けで63kgと条件的にはかなり厳しかったが、飛越はスムーズで、レースぶりは休養前同様やや速いペースで逃げることはできた。 最後やや一杯となったのはやはり、休み明け&63kgの影響だろうか。
【6着】 ユウフヨウホウ
 じっくり構えて、最後の直線勝負に徹する馬なので、直線の置き障害はマイナスと言えるだろう。差し脚は鋭いが、こういったレースぶりでは展開が向くかどうかの他力本願となり、 安定した成績を残すのは難しいかも。
【9着】 イブキマンパワー
 この馬にはピッタリの条件だったが、斤量がこたえたのか、持ち味の安定した先行力が影を潜めて見せ場なく惨敗してしまった。牛若丸JSの落馬以降、スランプに陥っている。

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(4/7・未勝利)

【1着】 トーワアクター
 道中は後方から進み、3角から一気にまくって行って4角で先団に取り付くと、最後は早目に抜け出したスリルファイターをゴール寸前で差し切る豪快なレースを披露。 好タイムで勝利を挙げた。上がりがかかったのも良かったが、勝負どころで行き脚がついたのが勝因であろう。展開もはまった。
【2着】 スリルファイター
 初障害だったものの、飛越はまずまず巧く前を見ながらの追走だったが、8号障害で前の馬が落馬して押し出される形で先頭に立った後は早目に突き離して押し切る作戦に出た。 結局ゴール前で交わされて2着に敗れたものの、自ら動いて最後までしっかりとした伸びを見せており、次走はさらに期待できそうな内容だった。
【3着】 ステップビート
 道中で激しく手が動いてように、あまり反応よく上がって行けるタイプではなさそう。最後は平地力の差で何とか3着といった感じ。
【4着】 バンブーサミー
 今回も飛越は巧かったが、勝負どころでの反応がひと息で、3角で置かれ気味になってしまい伸び切れなかった。結果的に言えば、もっとじっくり行った方が良かったかも。
【5着】 ハッピールドルフ
 最後の伸び脚は目立っており、3着争いまで突っ込んできた。上がりがかかったのも良かったか。
【6着】 シマノショウグン
 踏み切り近く軽快に飛んでいたのが逆に良くなかったのかも。勝負どころの反応、直線の伸び脚ともに今一つだった。
【中止】 ラガーテイオー
 2番手以下を少し離すレースぶりで見せ場を作ってくれたが、第8障害飛越後に騎手がバランスを崩し落馬。 1、2コーナーを逆走してきた時は驚いたが・・・。

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(4/15・未勝利)

【1着】 シェイクマイソウル
 飛越は目立つほど良いとは思えなかったが、前を射程圏に捕らえての先団でレースができたことによって、最後の平地力が生きたようだ。 早目抜け出しからの快勝で、川合騎手に21ヵ月ぶりの勝利を呼び込んだ。
【2着】 オリジナルワン
 前走のような行きっぷりはなかったが、タスキあたりから徐々に進出。向正面で差が詰まらず前との差があって直線に向いたが、 最後は平地未勝利とは思えない伸び脚で突っ込んで2着を確保。これまでは最後にきて伸び切れないレースが続いていたが、こういったレースができればスタミナ面も大丈夫。 合谷騎手は22ヵ月ぶりの勝利に見離された。
【3着】 シージョーカー
 初障害だったが、積極的なレースを見せていた。最後はやや一杯だったものの、経験を積んでいけば息も持つようになるはず。実力は見せてくれた。
【4着】 グッドパーラライス
 うまく流れに乗って、あわやのシーンは作ってくれたが最後伸び切れなかった。初障害でこれだけ走れれば十分で、レース慣れしてくればもっと走りそうだ。
【5着】 タケイチショウリ
 前走同様、先行して良いレースを見せてくれたが、最後は伸び切れなかった。もう少しスタミナが強化されれば。
【6着】 サマーインザシチー
 ちょっと飛越にバラつきがあったように見えたが、全体的には問題なかった。最後は初障害の分の息切れ。2走目で変わり身ありそう。
【7着】 コウヨウブライト
 終始流れに乗れずじまい。勝ち馬との差は着順ほどないだけに、この一戦で見限るのはどうかとも思う。

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