(2/24・オープン)

【1着】 ビコーグッドマン
 序盤から行きっぷりが良く、2番手の集団内に取り付けられたことが大きな勝因であろう。早目に先頭に並びかけてゼンノペッパーを競り落とすと、 最後は平地力上位のブレーブテンダーの追撃をも退けて勝利を収めた。シンガリ人気を見事に見返したレースぶりだった。
【2着】 ブレーブテンダー
 2番手集団からレースを進め、勝負どころで上がって行き、直線では勝ち馬との叩き合いまで持ち込んだが捉え切れなかった。 勝ちに等しい内容ではあったが、メンバーにも恵まれ結果が問われる一戦だっただけに悔しい一戦だろう。
【3着】 ゼンノペッパー
 飛越が安定しており、楽に2番手追走。順まわりの1コーナーで先頭に立って主導権を掴んだが、勝ち馬に早めに来られて最後は競り負けてしまった。 こういったレース内容のレースが続けば、いずれチャンスはありそうだ。
【4着】 エポックメーキング
 地味に未勝利を勝ち上がっただけに人気になっていなかったが、中団から最後はなかなかの伸び脚を見せて4着まで突っ込んだ。 流れも向かなかっただけにオープン2戦目となる次走にも希望が持てる内容であった。
【5着】 ショウザンスカイ
 中団から行って最後も差は詰めてきたが、前3頭に抜けられて入着まで。相当展開が向かないと今のこの馬には苦しいようだ。
【9着】 セトコマンチラン
 オープンのペースではついて行くのがやっとのようだ。ペース慣れにまだ時間がかかりそう。
【12着】 マルブツオペラ
 中団から良い手応えで進んでいるように見えたが、最後バッタリ。障害戦が久々という影響が出たのかも?
【14着】 マンリーパースン
 これまで同様スピードの違いでハナへ。途中からは飛越も巧かったが1コーナーで吸い込まれて後退。昇級後の内容からオープンでは通用しないようだ。

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(2/25・未勝利)

【1着】 ヒミノコマンダー
 追い込み脚質のこの馬が先団でついて回れたことによって、最後は余裕を持って抜け出すレースぶりを見せ、着差以上に強い内容であった。 追い込み一辺倒では上のクラスでは通用しないが、こういったレースができれば今後も楽しみである。
【2着】 ギルデッドエージ
 道中の飛越はスムーズで、直線を向くと狭い中をまっすぐ抜け出してきて一瞬抜け出したように見えたが。展開が向いたこともあるが、 徐々に着順を上げてきているように、レースぶりが安定してきて確実な末脚を使えるようになってきた。未勝利勝ちは近い。
【3着】 ミルキーレオキス
 積極的なレースを見せ、早目先頭から押し切りを狙ったが、後ろからきた2頭の末脚に屈した。とは言え厳しい展開ながら3着に粘っているのだから、 好走と言えよう。
【4着】 サンライズミラクル
 前々の積極的なレースぶり。3角あたりで苦しくなったが、最後盛り返しているところから、しぶとさも出てきたようだ。
【5着】 トーホウファルコン
 まだ太めが残っているようで、もうひと伸びを欠いた。しかし、レースぶりは安定しており、相手次第で台頭は十分ありうる。
【7着】 テイエムパワフル
 徐々に進出して4角で先頭に並びかけたが、最後の脚はさっぱり。末脚の切れが持ち味の同馬の良さが全く出なかった。
【9着】 マークオー
 前走のように勝負どころで動けなかった。早め早めのレースだったが、3角で一杯に。展開が向かなかったのかも。
【12着】 ラプタス
 序盤はスピードを生かして先行していたが、勝負どころからはスタミナ不足を露呈してズルズル後退。

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(3/3・未勝利)

【1着】 パープルランス
 前走から折り合いがつくようになり、今回もじっくり脚をためることができたのが最後の末脚につながったようだ。 自在性のある脚質を生かしてオープンでもソコソコやれるのではないか。
【2着】 テイエムライコウ
 逃げ馬に絡んでいき、3角先頭からそのまま押し切りを狙うも最後はやや一杯となって2着に敗れた。初障害を考えれば内容的に次はさらに期待できる。
【3着】 ファインイレブン
 飛越がひと息で追走に苦労したため、最後の伸び脚は目立っていたが前2頭には及ばなかった。飛越がしっかりしてくることがやはりポイントと言えよう。
【4着】 オリジナルワン
 終始離れた後方を進んでいた前走から一変、中団からなかなかのレースをした。最後は息切れしてややスタミナ不足を露呈したが、これぐらいは走れる。
【5着】 サンエムグレン
 兄・アワパラゴンのような絶対的なスピードはないが、飛越はまずまずで、平地力を考えればまずまず走っている。
【10着】 マーブルゼファー
 平地で短距離戦を使われていたこともあり、掛かり気味に先手を奪う。しかし、順まわりの向正面で息切れし脱落。スピードはあるが、スタミナに大きな不安を残した。

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(3/10・阪神SJ)

【1着】 ダンシングターナー
 タスキで外からまくり気味に上がっていき先頭に立つと、あとは他馬を寄せ付けずそのまま押し切った。有力馬がランドパワーの出方をうかがっていて牽制していたこともあるが、 それを考えても強い内容だった。熊沢騎手の好判断が光った。
【2着】 ランドパワー
 前走で中山を経験したためか、飛越が全体的に高くスピードに乗り切れなかった。勝負どころでの反応がイマイチだったのは、やはりレース中の故障によるところであろう。 これからの更なる活躍が大いに期待できる馬だっただけに、このような結果となってしまい残念である。
【3着】 ヤスノテイオー
 中団から徐々に追い上げるも、このレース独特の先行馬が残る展開となってしまい、3着までに終わった。休み明けと流れを考えれば、内容的には上々で次走が楽しみである。
【4着】 ヤマニンエスコート
 こちらも展開が向かなかった一頭。4角での手応えが良さそうだったが、連勝時ほどの伸びがなかったのは直線の置き障害と、わずかながら残る連戦の疲れもあったのだろうか。
【5着】 ユウフヨウホウ
 最後方からのレースとなり、この馬にとっても展開は向かなかった。最後の伸び脚は良かったが、こういったレースぶりでは前崩れの展開待ちという他力本願となってしまうので、 安定した成績が残せるかが不安。
【6着】 イブキマンパワー
 スンナリとレースは運べたが、最後の伸びは案外だった。この距離は勝ち鞍はあるものの、実質的にはやはり長く、このメンバーでは通用しなかった。京都JSでの巻き返しは可能だ。
【9着】 ヨイドレテンシ
 タスキあたりからついて行けなくなった。最後は持ち味のスタミナを生かして、バテた馬を交わしただけ。
【11着】 ファンドリロバリー
 予想通りハナを奪うも、昨年のスピードがわずかに影を潜め、ここ最近のスタミナ不足を露呈した内容となってしまった。ピークを過ぎてしまったように思う。
【中止】 コウエイジャンボ
 騎手がバランスを崩して3号障害で落馬。うまく折り合っていたようだったので、どういったレースをするのか興味を持っていただけに残念だった。

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(3/11・未勝利)

【1着】 コウエイテンカイチ
 メンバーにも恵まれ、しかも序盤はゆったりとしたペースに落として、後半ペースを上げるという「平地力上位馬有利」の展開もあって、着差以上に余裕の完勝であった。 順当勝ちではあるが、オープンで即通用するのかはやや疑問。
【2着】 ファイナルフォース
 勝ち馬に積極的に絡んで行ったが、レース経験、平地力の差で最後は競り負けてしまった。とは言え、初戦としては上々の内容で、こういったレースぶりができれば次は確勝だろう。
【3着】 バンブーサミー
 初障害だったが、飛越は巧かった。ペースが上がった勝負どころで置かれ気味になったが、最後までしっかりと伸びた末脚は将来性を感じさせるもの。血統的にもこれからが楽しみな馬で、結構期待できそうだ。
【4着】 ラプタス
 今回はスタミナを温存させるべくジックリ行ったため、勝負どころで置かれてしまったが、最後まで息が持ったために直線でまずまずの脚を使えたのは好材料。
【5着】 シェイクマイソウル
 集団の一番後ろからのレース。初障害ということもあり、じっくりレースをした分、最後は入着まで頑張れた感がある。
【7着】 サンライズミラクル
 途中から一気にペースが速くなった分、平地力のないこの馬には苦しい展開となった。
【中止】 スカイノアーミジャ
 積極的なレースを見せていたが、3角手前でやや一杯に。その影響もあって最後はスムーズな飛越ができなかったようだ。
【中止】 エリモシテンオー
 1つ目の障害で落馬。しかし前走惨敗ながら、なぜ2番人気になっていたのかは不可解。

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(3/17・未勝利)

【1着】 テイエムライコウ
 出はあまり良くなかったが、逆回りの4角で先頭に立つと、あとはハナを最後まで譲らず、最後はシマノショウグンとの壮絶な叩き合いをハナ差凌いだ。 メンバーに恵まれたのもあるが、2戦目できっちりと勝ってきたのは実力の証か。
【2着】 シマノショウグン
 勝負どころからは2番手から勝ち馬をマークする形で進む。4角で3番手に後退したが、最後は平地の脚もあり勝ち馬に急追。 競り合いにハナ差敗れたが、力は十分出し切れた。今回のレースで阪神の方が向くことを再認識させられた。
【3着】 オリジナルワン
 最後方から徐々に押し上げるレース。順まわりになってからもついて行くことができ、3角で2番手、最終障害で先頭に並びかける積極的なレースぶり。 最後は平地力に屈したが、見せ場は十分。ロスなく運べればもっとやれそうだ。
【4着】 サンエムグレン
 最後はなかなかの脚で伸びてきたが、3着馬に並びかけるまでに終わった。とは言え、レース内容は良化中で前崩れになれば台頭あるかも。
【5着】 ハッピールドルフ
 ペースの上がった向正面で無理しなかった分、バテた馬を交わして入着を果たした。
【6着】 ミルキーレオキス
 ペースが上がったところでも積極的について行った分、最後はスタミナ不足を露呈する形に。
【7着】 バロンシーダー
 積極的なレースを見せていたが、3角手前でやや一杯。初障害にしては飛越は上々で、うまく息を入れられれば今後が楽しみだが。

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(3/18・オープン)

【1着】 ユーセイシュタイン
 正面の連続障害でガラっと空いた内から徐々に進出、タスキで2番手に浮上し、最終障害でパープルランスを捕らえて先頭、最後は追ってくる馬もおらず、 そのまま押し切る強い内容で障害2勝目を挙げた。今回は平地から障害に戻っての一戦だったが、中間の気分転換が成功したようだ。阪神が合っている。
【2着】 オーミマツカゼ
 昇級戦、関西の障害戦初見参とあって、ペースについていけるかがポイントであったが、何とか中団で追走できていた。 上がりがかかったのもこの馬に向いたようで、最後はなかなかの伸び脚を見せて突っ込んだ。
【3着】 パープルランス
 押し出されるように単騎で逃げる形となったが、最後までしっかりとしたレースはできていた。勝ち馬にマークされる苦しい展開で最後は息切れしたが、 昇級初戦にしては上々の内容で、メンバー次第で何とかなる手応えは掴めたようだ。逃げに拘るタイプでもなさそうで、レースぶりに自在性があるのは強み。
【4着】 ヒミノコマンダー
 中団よりやや後方から進め、最後は内から鋭い伸び脚を見せて4着まで突っ込んだ。前崩れの展開も向いたが、昇級初戦でこの内容ならば文句はない。 オープン2戦目となる次走にも希望が持てる内容で、展開次第ではチャンスもやってくるだろう。
【5着】 ビコーグッドマン
 斤量も影響したのか、前走のような積極的なレースができなかった。それでも掲示板は確保しており、阪神コースならばチャンスは十分ありそうだ。
【9着】 ブレーブテンダー
 1号障害手前の不利によって流れに乗れなかった。そのため最後は息切れ。
【10着】 ヒカリロバリー
 1号障害手前で内によれ、外に立て直して飛越するもバランスを崩して後退。圧勝した未勝利戦のように、 気分良くハナを奪ってレースができなければダメなタイプかもしれない。

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