(3/24・ペガサスJS)

【1着】 ランド
 外回りに出てから外を回って進出、3角から一気にまくっていき、直線で先頭に立つとあとは離す一方の楽勝で力の違いを見せつけた。これで6戦6勝。 昨年ニュージーランドから来日したメイビーラフもスピードがありそうなタイプだっただけに、日本のスピードレースに対応できそうな感じはあったが、それにしても強い内容だった。 中山GJは距離が伸び、高い障害もあり過酷なレースであるが、この実力ならばあっさり勝ってしまう可能性も十分考えられる。本番も楽しみだ。
【2着】 ミナミノゴージャス
 休み明けだが、最近のレースぶりからこの馬が日本馬の代表格としてレースぶりが注目された。勝ち馬には一気に抜けられてしまったが、きっちりと2着に突っ込み面目は保った。 昨夏から急激に力をつけてきており、中山GJでも有力候補の一頭として期待できる馬。順調に駒を進められそうなのは良い。
【3着】 スマイリングハント
 中位集団の先頭からレースを進め、自ら前を追わざるをえない苦しい展開の中、最後まで踏ん張って3着を確保。昨夏から大崩れがなくなってきたが、詰めが甘く勝ちきれない。 1年以上勝ち星から遠ざかっており、フルゲート以上になると除外対象だけに2勝目がどうしても欲しいところだ。
【4着】 ダイワデュール
 直線勝負。前崩れの展開を利して4着まで突っ込んできたが、勝ち切るまでは疑問の残る内容。今後も展開がカギとなりそう。
【5着】 コバノスコッチ
 前崩れの展開にはなったが、前走を見る限り、最後は直線に置き障害のないダートの方が持ち味が発揮できそうだ。
【7着】 チアズニューパワー
 この馬向きの展開になったように見えたが伸び切れなかった。休み明けもあったが、昨秋の不振から脱却していない感じに見える。
【7着】 グレートバッハ
 速いペースでの逃げだったが、直線に向くまでは頑張っていた。勝ち馬に交わされてからズルズル後退。 見せ場は十分で、もっとタメが利く展開になれば踏ん張りが違ってくるかも。
【10着】 ヨイドレテンシ
 積極的な先行策をとったが、ペースが速かったこともあり外回りの3角で一杯。この馬の違う一面が見られたような気がした。 じっくりためて、勝負どころからこの行きっぷりが見られればスタミナは豊富なので中山GJは面白いかも。
【12着】 マールボロ
 中団から内々をついて徐々に進出してきたが、ペースが上がった4コーナーあたりからはついていけなくなり後退。12着惨敗。 ゆったりレースが進む中山GJでの巻き返しを期待したい。
【14着】 ニコラスベル
 1周目は行きっぷりよく先手を奪っていたが、2周目に入ると早々に脱落。スタミナ不足か。

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(4/7・オープン)

【1着】 タイパラダイス
 前走と違ってうまく流れに乗れたことが勝因か。2着馬をマークしながら直線できっちりと抜け出したレースぶりは今後も期待させてくれそうに感じた。
【2着】 ヤマニンエスコート
 斤量を背負っていたが、行き脚もついて序盤から2、3番手の積極的な競馬。早目先頭から押し切りを狙うも、勝ち馬にマークされる形で抜け出されてしまう。 斤量差とレースぶりを考えれば一番強いレースをしたのはこの馬。
【3着】 ダイワデュール
 思ったよりも行き脚がついて中団からのレース。最後はまずまずの伸び脚を見せており、キャリアを積むごとにじわじわと力をつけているようだ。 東京になればチャンスは増えそうだ。
【4着】 スマイリングハント
 レースぶりは安定しているが、如何せん詰めが甘い。大崩れはないが、決め手不足で敗れるレースがほとんど。展開ひとつでチャンスはありそうだが。
【7着】 イッチョクセン
 昇級戦を考えればそんなに負けてはいないが、最後はやや一杯になってしまったようだ。

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(4/14・中山GJ)

【1着】 ゴーカイ
 これまでのような後方一辺倒ではなく、中団からの競馬。外回りに出て他馬の脚が鈍ってきたところで進出。4角で先頭に立つとあとは後続を離して押し切る強い内容で中山GJを連覇。 メンバー的にも日本馬にライバルとなりそうな馬はいなかっただけに、この結果は当然と言える。得意の舞台だけあって、間隔が開いても問題はなかったようだ。
【2着】 ミナミノゴージャス
 大生け垣あたりで先頭に押し出されるも、外回りに出てからも無理せず、最後まで脚を持たせたため2着を確保できた。得意の中山ということもあったが、 ここ最近の充実ぶりが現れた一戦と言えよう。
【3着】 ダンシングターナー
 最後はやや一杯となっていたが、最終障害まで見せ場は作ることができた。前2頭には大きく離されたが、この3着で前走の阪神SJ勝ちも決してフロックではないと証明できたように思う。
【4着】 ヨイドレテンシ
 見せ場たっぷりのレースを見せていたが、最後はさすがに平地力の差が出てしまったようだ。積極的なレースもできるようになっており、時計がかかるレース展開になれば今後もまだまだやれる。
【5着】 カンパネール
 終始最後方。最後はバテた馬を交わしての入着。勝負どころで置かれてしまいレースにならなかった。
【7着】 ランド
 大生垣障害へ向かう前の2号坂路で、落馬転倒した前の馬をよけようとして落馬。再度騎乗して完走を果たし、最後まで諦めずレースをしたことは素晴らしいことである。 今回は運がなかっただけで、来年リベンジを果たすべく、再び来日してもらいたいものだ。
【中止】 ヤスノテイオー
 積極的なレースを見せていたが、最後の障害では力尽きて飛越が雑になり、バランスを崩して落馬。距離が長かったようだ。植野騎手はまた完走を果たせなかった・・・。

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