(6/2・桶狭間JS)

【1着】 ロングランニング
 終始安定した飛越で2、3番手を余裕を持って追走し、3角からはブレーブテンダーとの一騎打ち。斤量が1kg重かった不利がありながらも、 最終障害で1馬身のリードをつけ、そのままそのリードを守って押し切った。これで復帰後3連勝。休み前は詰めが甘かったが、 しぶとさが増したようで、レースぶりからも大崩れしないタイプ。重賞でも勝負になりそうで、夏以降の活躍が非常に楽しみだ。
【2着】 ブレーブテンダー
 前走は追走手一杯で全く伸びなかったが、今回はうまく流れに乗って向正面で先頭に立つ積極的なレースができた。最後はロングランニングとの一騎打ちとなったが、 最終障害の飛越で差をつけられてそのまま敗れたが内容的には悪くなかった。力のあるところを見せた。
【3着】 サンレオン
 ロンシャンエースを交わして押し出されるように先頭に立ったが、向正面で1、2着馬に突き離されてしまった。最後までしぶとく粘って3着を確保したのは収穫で、 安定して先行できるので、展開次第では何とかなるのでは。
【4着】 ゼンノブレイブ
 勝負どころで前2頭とは離されたが、3着馬とはクビ差。レースぶりが安定してきたが、勝ち切るための決め手にやや欠ける。
【5着】 ビッグハンター
 昇級戦ということもあり、前走のようには行かずペースに戸惑ったようだ。入着が精一杯の内容。
【6着】 メジロブレット
 スタートで大きくで遅れて流れに乗れず。それでも最後の伸び脚は光った。

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(6/9・東京HJ)

【1着】 カネトシガバナー
 障害2戦目であったが、前走時見せたスピードは健在で、ここでもそのスピードをいかんなく発揮し先頭を譲らなかった。 最後は平地重賞2勝の脚力を利してもうひと伸びし、堂々と押し切った。障害重賞馬4頭を完封しての2戦目での重賞制覇には脱帽した。 距離延長や同型に競り込まれた時などの課題は残るが、それ以上にこの快勝劇でこの馬に対する期待はさらに膨らんだ。
【2着】 ユーセイシュタイン
 やや掛かり気味だったが、それでも最後までしぶとく勝ち馬に食い下がり2着に粘り込んだ。連勝は止まったが、再入障後の快進撃は本物であることを再度見せつけてくれた内容で、 この相手でここまでやれれば一流の障害馬として十分認められる。今後のこの馬の動向から目が離せない。
【3着】 ヤマニンエスコート
 ここ最近は前々でレースができるようになっており、昨年秋のような追い込み一辺倒から自在性が出てきて、安定感が増してきた。 ローテーション的にはきつかったが、しぶとく3着に頑張ったレースぶりは評価できる。
【4着】 ゴーカイ
 位置的にはいつもより前で、仕掛けるタイミングも早目だったが前が止まらず4着どまりに終わった。 斤量差もあったが、やはり展開が向かなかったのが敗因であろう。
【5着】 マキハタコンコルド
 春麗JS快勝後、一頓挫あって春の重賞最終戦のここにようやく間に合ったという感じ。勝負どころで上がっていけず、 最後はさすがの伸びを見せたが前残りの展開となって5着が一杯だった。使われたことで次走の変わり身は見込めそうだ。
【10着】 レガシーロック
 序盤から行き脚がなく、最初の障害でミス。結局そのまま流れに乗り切れなかった。
【11着】 ミナミノゴージャス
 敗因はよく分からないが、中山向きの同馬にとって、速い流れでのレコード決着は向かなかったのだろうか?

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(6/23・福島JS)

【1着】 ロングランニング
 向正面で先頭に立ち、3連続障害で一気に後続を突き離し勝負をつけた。最後は斤量を背負っていたこととやや早仕掛けだったこともあり失速したが何とか踏ん張って4連勝を達成した。 飛越が抜群にうまく安定しており、さらに早い時計での決着にも対応しているので、重賞戦線でも通用するのは間違いないだろう。
【2着】 ジュピテリアン
 ペースが速くなってスタミナ勝負になったことでこの馬の持ち味が生きた。向正面で一気に上がっていきそのまま2着に頑張った。 平地勝負になると分が悪いが、こういったレースになればオープンでもやれそうだ。
【3着】 ヤマニンエスコート
 中団からのレースとなって、向正面からうまく流れに乗って前に上がってきたが、最後は伸び切れなかった。2着馬とは斤量差もあったが、 本来の伸び脚がなく、やや連戦の疲れが出たのかも。
【4着】 ロードケンユー
 後方待機から前崩れの展開に乗って4着まで突っ込んだ。が、上位との差は大きい。
【5着】 メイショウダリウス
 京都JS同様、直線の伸び脚は良かったが、展開利があったことも否めない。
【8着】 ヒシバベル
 ペースが速く、昇級戦の同馬にとってはきつかったか。
【10着】 ゼンノブレイブ
 勝負どころで後退。速い流れで先行していたところへ早目に勝ち馬に潰されては仕方ない。でも、負け過ぎ。

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(6/30・阪神オープン)

【1着】 ウイングハゼオー
 キャリアを積むごとに徐々にではあるが力をつけてきていたが、ここでその力を発揮した。先行集団を見ながらの競馬で、 4角で2番手、直線では粘るブレーブテンダーを最後競り落としての勝利は展開に恵まれただけのものではないはず。次走が試金石だ。
【2着】 ブレーブテンダー
 序盤から飛越は安定しており、押し出されるように先頭に出たためにカラ馬に絡まれっぱなしの苦しい展開。にもかかわらずスムーズな飛越を見せていたが、 最後の直線でその競り込まれたのが影響したか、最後踏ん張れきれなかった。内容的にはこの馬が一番強いレースをしていたが・・・。
【3着】 コウヨウブライト
 カラ馬にペースを乱されていた前の集団から離れて追走。昇級戦ということでジックリと行ったのが功を奏し、4角で一気に先団に取り付き3着まで押し上げた。 展開も向いたが、昇級戦でこれだけやれれば立派。
【4着】 パープルランス
 うまくタメを利かせるレースはできたが、休み明けのため反応はやや鈍く、勝負どころで置かれてしまったのが敗因か。
【5着】 コウエイジャンボ
 道中は好位からなかなかの手応えで進んでいたが、ペースが上がった2周目の向正面で追走に苦しみ、最後も伸び切れなかった。 落馬の影響よりも休み明けの影響の方が大きかったようだ。
【6着】 サンレオン
 終始カラ馬に絡まれる苦しい展開。カラ馬を振り切ったところでスタミナ切れ。
【中止】 ゼンノペッパー
 1号障害でやや踏み切りが遠く、前に崩れるように転倒。無事だったのが何より。
【中止】 ハクサンラッキー
 馬が躓いて騎手が落馬。カラ馬になってからは先行馬に絡んで行き、最後までしぶとく食い下がっていた。ある意味、見せ場十分の内容。

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