・1/6

 2000年最初の騎乗は1月6日の8R、平地の古馬500万以下であった。誰もが年明けの初騎乗が障害戦だと思い込んでいただろう。 騎乗馬はエイシンツヨシ。新年早々驚かさせられた。そしてレース。スタートは平凡だったが、二の脚がついて3番手に取り付いた。 3、4コーナー中間では2番手にまで上がり、一瞬「もしかして!?」と思わせたが、ここまでだった。4角ではずるずる後退、後ろから来た外の馬を気遣いながら下がっていった。結局シンガリ負けの16着で今年の最初の騎乗は終わった。太目の影響もあったが、 叩かれて次は変わる可能性もありそうだ。しかし、鞍上は変わっているだろうなあ・・・。

・1/9

 毎度毎度のシードミンゴに騎乗。1周目は後方でまずまずの飛越を見せていたが、正面に戻ってきて揉まれ弱い同馬は外々を追走。2周目に入ってすぐの3号障害で何の不利も受けていなかったが飛越に失敗してシードミンゴが躓き、 この馬でのこれまでの落馬と同じように前からつんのめるように合谷騎手は落馬してしまった。落ちる際に合谷騎手の体が半回転し、大の字に地面に叩き付けられた。馬は無事だったが、喜壮さんは落馬の際に負傷。済生会滋賀県病院へ運ばれた。 検査の結果、右距骨剥離骨折及び右足靭帯損傷と診断され、全治6週間のケガを負ってしまった。新年早々、嫌なレースとなってしまった。

 早くも過去の記事の日付欄に「赤」を使うことになってしまうとは・・・。ところで、これから約2ヵ月あまり、どうしましょうかねえ・・・。

・4/15

 1月9日の落馬から3ヵ月。待ち望んでいた合谷騎手が4月15日、地味に復帰した。中山では初の障害の国際レースとなった中山GJが行われた記念すべき日であった。騎乗馬はこちらも久々に復帰したリッチトレンディー。11頭中11番人気という評価は当然。レース前は水濠障害を気にしていたが、レースではまったく問題なくクリア。 飛越自体はまずまず巧かったが、休み明けと太め残りのため9着に敗れた。徐々に上昇することを願うよりほかないだろうが、この馬で上位入線が果たせるかどうかは疑問である。まあ、今回は合谷騎手にとっても3ヵ月ぶりのレース。まずは無事完走でひと安心と言うことで。

・4/22

 シロキタガリバーも合谷騎手の復活を待っていた一頭だ。前走平地戦を叩かれ、今回は約1年ぶりの障害戦。昨年のこの別定SSオープンで11着惨敗して以来である。(ちなみにそのレースでは合谷騎手はカブトフドオに騎乗して勝利。)シロキタガリバーに騎乗するのは阪神SJ7着以来である。 平地未勝利、1年前の前走で10秒以上負けているこの馬は当然のように10頭中の10番人気だった。少しマシにはなったが、パドックでは休養前同様イレ込んでいた。しかしレースではこれまでと違う一面を覗かせた。 これまでは追い込み一辺倒のタイプだったが、何と今回は3〜5番手あたりの先団を追走。飛越もスムーズで流れに乗っていた。2周目でもまだ頑張っていたが、3コーナーあたりからついていけなくなり後退。結局6着に敗れたが、久しぶりの障害戦を考えれば頑張ったように思う。 何よりも先行できたのが収穫。また飛越も小柄な体をいっぱいに使った思い切ったフォームでバランスもほとんど崩れていなかったので、かなりの上達がうかがえた。久々の障害戦を使って次は息は持ちそうな気がしないでもなく、次走は密かに期待しても良さそうだ。間違いなく人気以上は走るだろう。 京都JSでも・・・何とかなるかも!?
合谷騎手のコメント
 イレ込みもあるし、道中で掛かった分も応えた。それでも飛越は安定していたから、折り合いさえつくようにになればもう少しやれるよ。


・4/23

 京都8R、平地5歳以上500万以下に騎乗予定のサッカーイヤーは無念の抽選除外・・・。

・4/29

 リッチトレンディーに騎乗。叩き2走目で期待はしていたが、平地G l 馬や障害で実績を残している馬も多く相手が強かったため全くついて行けず9着に敗れた。 時計が速すぎた感もあるが、それでも京都2910mで3分20秒台では先々通用はしないだろう。何とか打開策を見出してほしいものだが・・・。
合谷騎手のコメント
 流れが速くて追走に骨を折ったけど、前回よりは息が保ったからね。水濠に気をつけるぐらいで、飛越には注文がつかないから、次は更に前進が見込めそう。


・5/7

 福島10R、青葉城特別のユキダルマは賞金足りず除外・・・。

・5/13   シロキタガリバー日記

 京都JSに騎乗。騎乗馬はシロキタガリバー。1勝馬ということでハンデの57kgは異論なし。休み明け3走目で期待していたが、相変わらずパドックからイレ込みがきつく発汗が目立っており、昨年からの気性面での成長が見られずレース前から不安が大きかった。 レースでは前走とは違いうまく折り合いもついて後方から。1周目の向正面では飛越ごとに差を詰める巧さも見られた。最大の難関・ビッグスワンも完璧な飛越でうまく流れに乗っていた。しかし、2周目に入っての最初の障害でバランスを崩し、必死に合谷騎手がしがみついていたが馬が待ってくれず落馬。 京都の重賞3連続落馬という記録が残ってしまった。ただ落ちただけの落馬だったので幸い合谷騎手にケガはなく、翌日の騎乗には影響はなかった。2周目でさあこれから!というところでのあっけない幕切れだった。

・5/14

 未勝利・リッチトレンディーに騎乗。復帰後の内容から全く期待されていなかったが、これまでと違い追走がマシになり6、7番手を追走。飛越も安定しており、 まずまずのレースだったが平地力&スタミナ不足で上位まで食い込むことはできなかったが6着に頑張ったレースぶりは今後にほんのわずかチャンスが残されたようにも感じた。



GO! GO! 合 谷 !!へもどる