・5/8

 フジヤマチズルに騎乗。ややペースが速くてついて行けず後方から。4角では5番手集団まで押し上げたが平地力で見劣り7着に終わった。12番人気を考えればよく走っている。 もう少し時計がかかれば何とかなりそうな気はするが・・・。
合谷騎手のコメント
 いつもよりコズんでいたけど、よく走ってくれたと思うよ。


・5/9

 平地・4歳未勝利戦、ムテキオーに騎乗。予想通りの最低人気であった。スタートからおっつけ通しでも前へ行けず、最後は伸び切れずのシンガリ負けに終わった。 次走は障害戦を予定しているそうで、引き続き合谷騎手騎乗の可能性もある。

・5/15

 フジヤマチズルに騎乗。いつもどおり追走に戸惑い、最後差を詰めるも6着まで。13秒台の決着では出番はないだろう。9、8、7、 そして6着と来ているので、5走後にはチャンスがやってきそうだ(笑)。

・5/16

 京都ジャンプS(J・G lll)。このレースでの騎乗馬は、前走、障害オープンを勝ち勢いに乗るカブトフドオ。喜壮さんにとって、重賞制覇を狙えそうな大チャンスが巡ってきた。 ハンデも据え置きの59kgなら全く問題ない。専門紙を見ても、ズラリと印が並んでいる。初のバンケット(ビッグスワン)もまったく問題ないとなれば、期待せずにはいられない。 人気もレースが近づくに連れて上がっていき、結局は2番人気に支持されていた。いよいよレース。スタートはまずまずで、正面の3つの連続障害を無難にこなした。向正面に向くと、 いつも以上の素晴らしい飛越でカブトフドオは飛越ごとに前に差を詰めていった。大生け垣もうまく飛越し、いよいよビッグスワン。やや不安を抱いていたが、問題なかった。 ややバランスを崩したが大丈夫だった。そして2周目に入ると、早くも先頭に並びかけた。2周目の1コーナーからは逃げるファイブポインターの内側をぴったりと並走してレースを進めていた。 この2頭の飛越はともにスピードが落ちず、後続は差を詰めることができなかった。一騎打ちムードが続いていたが、2周目の第7号障害、残す障害が2つというところで惨事は起こった。 カブトフドオは踏み切らずそのまま障害に入ってしまった。そこでバランスを崩し落馬・・・・・・。となりを並走していたファイブポインターとともに。

 もう目前に迫っていた重賞制覇が消えてしまった瞬間、目の前が真っ暗になってしまったが、最後カブトフドオがゴール前を元気よく疾走していった姿を見て少し安心した。馬は無事だった。 合谷騎手も無事だった。やはり、あっさりと勝てるほど重賞競走は甘くないということを目の当たりにして痛感したレースだった。しかし、これで終わりではない。このレースを糧に再び0からの出発を期待したい。 カブトフドオ&合谷騎手、このコンビならいつかはやってくれると信じている!

観 戦 記
合谷騎手のコメント(1)
 手応えが十分あったから、早目に動いていったんです。 あとハードル2つという時に踏み切らないで飛んでしまいましたから。何とかなりそうな感じだっただけに残念です。    (by 競馬ブック)

合谷騎手のコメント(2)
 いつもより早めに動いて行った分、手応えは悪くなっていたけど、10番よりはずっと手応えはあった。踏み切らずに飛んでしまった。    (by 競馬ニホン)
 (注) 10番 = ファイブポインター


・5/22

 中京5R・障害未勝利戦で初障害馬エーピーパッションに騎乗。吉岡厩舎からの依頼は障害騎乗後では初めてである。半兄にビッグサンデーという良血馬であるが、ここまで平地では1勝にとどまっていた。 レースでは6番人気とまずまず人気になったが、初障害ということもあり前半はややもたつき気味、ペースが上がったところで追走に戸惑い置かれてしまったが、最後の障害をうまく飛越して最後伸びて5着に入線、掲示板を確保した。 初障害としてはまずまずの内容で、この馬に次も乗せてもらえるようならチャンスは十分だ。

観 戦 記
合谷騎手のコメント
 初めての実戦で飛びに少し気を遣っていた。 ただ、最後の障害はスムーズだったし、いい脚を使っている。緒戦としては上等。いい馬だね。


・5/29

 京都ジャンプSの落馬から中一週のオープンにカブトフドオが出走してきた。今回は斤量が61kg、相手もなかなか揃っていた。 落馬明けに加え、距離のわりには障害数の少ない中京の3330m。不安材料ばかりが目立ったが、それでも障害3勝の実績はここでは輝いており、2番人気に支持されていた。 レースでは、スタート後の1つ目の障害と2つ目の障害の間隔がありすぎて、しかもハイペースとなっては平地力のないカブトフドオにとって、追走にてこずるのは仕方ないことである。 飛越自体は安定していて全く問題がなかったが、コースが向かなかったようで、ついていくのがやっとだった。最終障害後に差を詰めたのはスタミナをあまり消耗していないことを示しており、 障害数が増え、距離が伸びればもっと力が発揮できることを再確認させられたレースだった。何にしても、落馬の影響があまりなかったようで、今後もこの馬に期待できそうだというメドが立ったという意味で、 今回の結果にはあまり悲観していない。次に期待することとしましょう。

観 戦 記
合谷騎手のコメント
 ペースが速くて前半の飛越が少し雑になっていた。 それにいつもよりモタついて行きっぷりも悪かった。61キロという斤量も応えていたのかも。


・5/30

 前回合谷騎手とともに初めての府中の障害コースを経験したシードミンゴ。前日のカブトフドオ同様今回が落馬明けである。 飛越センスはまずまずで、あまり落馬の影響もなさそうだ。いきなりの緒戦落馬で13頭中11番人気となっていたが、レースではそれほど遜色はなかった。 最後は平地力の差が出て5着に敗れたが、内容もよく、今年中には1勝ぐらいならできそうな感じはした。とりあえず、次走は軽視は禁物で要注意。 必ずや入着以上の成績を果たしてくれるだろう。

観 戦 記
合谷騎手のコメント
 落馬後だったので、無理せず後ろからジックリ行った。 今日は全部きれいに飛んでいたよ。レース慣れすれば、ソコソコやれそうな感じは掴んだ。




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